タイプ別の英検対策方法
はじめて英検を受ける人
英検には7つの級があります。
5級、4級、3級は中学生レベル、準2級と2級が高校生レベル、準1級と1級は大学レベルとなっています。
はじめて英検を受けるときには、まず、自分がどのレベルに相当するのかを知るところからはじめましょう。
そのためには、英検のウェブサイトで公開されている過去問を解いてみるのがオススメです。
自分の受検する級が決まったら、市販されている英検対策用の問題集を使って準備を進めましょう。
ライティングが苦手な人
英作文が苦手だという人は、意識して英語のアウトプットを増やしていきましょう。
対策問題集をしっかりと解くのはもちろん、英語で日記を書く、英語でツイッターやインスタグラムに投稿する、などもオススメです。
リスニングとスピーキングが苦手な人
身近に英語のネイティブスピーカーがいれば、その人と会話するのが一番の勉強方法です。
残念ながらそんな機会はないという人には「シャドーイング」をオススメします。
シャドーイングとは、英語を聞いてすぐに復唱する練習方法で、同時通訳者の訓練法補として取り入れられてきたものです。
聞こえてくる英語のすぐ後を、影(シャドー)のように追いかけて声を出すのがポイントです。
「聞く」と「話す」を同時にしなければならないため、慣れるまではかなり難しいのですが、繰り返し練習するうちにだんだんと聞き取れるようになり、話せるようになっていきます。
英検対策問題集のリスニングCDなどを使って、何度も何度も練習してみましょう。
ネイティブスピーカーの発音とリズム、音の強弱、イントネーションなどをそのまま真似する練習方法で、相手に伝わる英語の話し方とたくさんの語彙がするりと頭に入ってきます。
英検の対策には普段から英語に触れていることが大切
英語は人が使う言葉なのですから、普段から英語に触れることで英語の能力をどんどん伸ばすことができます。
次のような工夫で、英語に触れる機会を増やしていきましょう。
スマホやPCの設定を英語にする
使い慣れたスマホやパソコンの言語設定を、英語に変えてみてください。
そんなことをしたら意味が分からなくなって使えない!と思うかもしれませんが、使い慣れたスマホならメニュー配置やアイコンなどからだいたい推測して使えるので、それほど不便は感じません。
もしわからない単語が出てきたら、その場ですぐに調べるようにすれば、語彙力アップにもつながります。
英語ニュースを読む
ニュースは良質の英語の宝庫です。
初心者向けには「ジャパンタイムス」や「NHKニュースで英会話」、中級者向けには「Time for KIDS」「BuzzFeed」などが読みやすいでしょう。
英語学習をしながら時事やトレンドにも強くなれます。
海外の人のインスタグラムやツイッターをフォローする
スポーツ選手や俳優、政治家など、気になる人のアカウントをフォローしてみましょう。
その人のことを知りたいという思いから、一生懸命に英文を読むようになります。
教科書に出てくる英文だけでなく、実際に今使われている英語に触れることで、使える英語が身についてきます。
海外ドラマやアニメ、YouTubeを見る
映画が好きな方には洋画もオススメです。
しかし、長い映画を見るのは時間的になかなか大変という方もおられるでしょう。
20~40分ぐらいのドラマやアニメ、あるいはもっと短いYouTubeなど、ちょっとした時間に気軽に見られるコンテンツがたくさんあります。
集中できる時間の短い小学生や中学生のお子さんにもよいですね。
このとき、英語を聞くだけではなく、英語の字幕もあわせて読むようにすると、さらに理解が深まります。
ネイティブスピーカーが日常的に使う生の英語が満載なので、ドラマや動画を楽しみながら自然に英語力を高めましょう。
洋楽を聞く
洋楽好きな人は、英語が得意です。
洋楽のメロディーやリズムとともに歌詞を体で感じましょう。
何度も聞いて、一緒に歌っているうちに、英語の世界が広がってきます。
分からない単語は英英辞典で調べる
英英辞典で単語を調べる習慣をつけると、英語を英語のまま理解する力が身についていきます。
また、英英辞典では英語のニュアンスを理解しやすくなることや、調べたい単語だけではなくそれを説明するための言い回しや、似た言葉、反対の言葉などを一緒に学べるのも、大きなメリットです。
英検対策をオンラインでできる?
英検対策をオンラインでする方も増えてきています。
オンラインでできる英検対策
日本英語検定協会のHPでは、オンラインで学べる学習支援教材がいくつか紹介されています。
オンライン学習サービスのほか、オンライン辞書やお子さん向けのゲーム感覚で取り組める英語学習、英作文を自動添削してくれるシステムなどもあります。
そのほか、二次試験のスピーキングの対策のために、オンライン英会話スクールを利用するのもよいでしょう。
オンラインの英検対策ならオンライン家庭教師がオススメ
英検対策にはオンライン家庭教師を使うのもオススメです。
オンライン家庭教師とは、インターネットを介して、あなただけに向けた1対1の授業をしてくれる先生のことです。
とくにスピーキングやライティングは、自分の英語が「これで伝わるのか?」という確認が欲しいですよね。
オンライン家庭教師を相手に、スピーキングやライティングを重点的に勉強すると、使える英語力がメキメキとついてきます。
オンライン家庭教師のマナリンクには、英検対策のお手伝いができる、実力派の家庭教師がそろっています!
■岡戸先生
https://manalink.jp/teacher/12875?course_feature_id=8
■バックスター先生
https://manalink.jp/teacher/12877?course_feature_id=8
■なおみ先生
https://manalink.jp/teacher/12618?course_feature_id=8
■下村先生
https://manalink.jp/teacher/12520?course_feature_id=8
まとめ
英検の対策には、英語の4つの技能である「リスニング」と「リーディング」、「ライティング」、「スピーキング」のバランスよい習得が必要です。
普段からたくさんの英語に触れて、英語の能力を磨くことはもちろん、必要に応じてオンライン家庭教師のサポートを利用し、英検合格を手にしてください。