看護学校の面接で重要なポイント
一般入試は科目試験+面接、社会人入試は小論文or一般教養+面接と受験内容は異なりますが、どちらも「面接」が重要視される傾向があります。
看護学校の面接で見られるポイントは、次の3つです。
受験者の人間性(長所)・志望動機・看護への理解度。
それぞれの概要をあげておきます。
人間性
看護の現場において、看護師同士の助け合いは非常に大切です。
この項目では、受験者に協調性があるのかを見極めています。
また、看護の現場には予想できない事態がつきものです。
そのため、困難な状況を乗り越えられる資質があるかどうかも判断されています。
志望動機
「なぜ看護学校に入学するのか?」「なぜこの学校なのか?」は必ず聞かれます。
志望動機を話す際は、その学校独自の特徴を交えて話すのが賢明です。
例えば、独自の教育制度を取り上げたりしながら、看護師になりたい意欲と学校への志望理由の両方を面接官に伝えることが大切です。
仕事理解
先輩看護師に話を聞いたり、説明会へ参加したり、インターネットで調べたりなどして、看護の仕事についての理解を深めておくことは非常に大切です。
看護に関心があるというだけでは、看護学校に入学することはできません。
看護の魅力ややりがい、難しさを知った上で話すことで説得力のある回答になります。
上述したように、面接の回答にはできるだけ「具体的な内容」や「エピソードトーク」が必要です。
なぜなら、パターン化した受け答えはすぐ分かってしまうからです。
面接官は何よりも「受験者らしく」話すことを求めています。
それは、看護師が人の身体と命を支える責任感が問われる仕事だからです。
面接の受け答えは、受験者が看護師としての資格を持っているかどうかの判断材料です。
面接が上手くいかなかった場合、総合点で不合格となる可能性も大いにあります。
社会人ならどう言ったスケジュールで対策するべき?
上述したように、社会人の看護学校受験には2通りがあります。
一般的に社会人入試は11~12月、一般入試は1~3月くらいに行われます。
社会人入試は倍率が非常に高いため、合格するのは狭き門です。
そのため、社会人入試と一般入試の準備を並行して行う受検者が多いです。
なぜなら一般入試には英・数・国・社・理といった科目試験があるからです。
長い間勉強から遠ざかっていた社会人は、早めに対策を取った方が賢明です。
また、看護学校受験においては「面接」も非常に重要視されます。
練習相手のいない社会人にとっては、面接対策を実施している外部サービスが有効です。
面接のマナーはここだけ抑えておこう
看護学校のみならず、面接には基本的なマナーが存在します。
ここでは、押さえておきたいマナーを3つご紹介します。
入退室のマナー
入室の際の3回ノックをし、面接官から声をかけられてからドアを開けます。
ドアを閉めてから、元気よく「失礼します」と挨拶しましょう。
椅子の横に立ち、所属・名前を言います。
「お掛けください」と言われてから、座ります。
Q&Aの仕方
質問をされたら、必ず「はい」と言ってから質問に答えましょう。
また面接官が話している時は、時折頷くといいでしょう。
「しっかり話を聞いている」という好印象を面接官に与えることができます。
態度・身だしなみ
椅子の背もたれによりかからず、背筋を伸ばして座りましょう。
手は軽く重ねて、そっと膝に置いておきます。
肩につく程度の髪はきちんと後ろでまとめ、濃すぎるメイクはNGです。
スーツもシワの無いように、事前にきちんと点検しておきましょう。
どれも基本的なことですが、心がけているかどうかで、結果に大きな差が生まれます。
看護学校の面接で言ってはいけないこと
ここでは、やりがちなNG回答例について見てみましょう。
条件やメリット重視の回答
やる気や熱意を確認するために必ず聞かれるのが、「志望動機」です。
「自宅から近かったから」「夜勤が無かったから」といった、自分にとってのメリットだけを伝える内容はNG回答となります。
「仕事内容ではなく、条件しか考えていない」と思われてしまうからです。
また面接官は同時に、病院や施設のことを事前に確認しているかをチェックしています。
そのため、事前に応募先のことをホームページなどで調べ、経営理念・医療・看護の考え方などをよく理解しておきましょう。
ネガティブな転職理由
転職理由も、よく聞かれる質問の一つです。
面接官は、採用してもまた同じ理由で辞めてしまわないか、現在何かトラブルを抱えていないかなどを入念にチェックしたいと思っているからです。
もし転職理由がネガティブなものだったとしても、発想をポジティブに切り替えることが大切です。
例えば「人間関係のトラブル」や「賃金の低さ」など、前の職場への不満を訴えるような回答はNGです。
なぜなら、受検者に「問題解決能力が無い」ことや「同様の退職理由」のイメージをつけてしまうからです。
看護学校対策ならオンライン家庭教師がオススメ!
伴走してくれる存在がいない社会人にとって、看護学校受験は孤独な闘いです。
自分の対策が適正なのかどうかも、第3者がいないと判断がつきずらいと言えます。
また、面接対策はやはり対面できる想定面接官がいた方がスムーズに進められます。
オンライン家庭教師であれば、社会人の変動的なスケジュールにも対応しやすく、ピンポイントな対策コースを受けられるため、効率のいい受験対策ができます。
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山崎 陽子 オンライン家庭教師
山崎陽子先生は、医療系大学や看護学校への合格実績が多数の、「看護系」家庭教師です。
東京の看護医療系予備校の講師として勤務されたご経験があり、指導歴は約20年のベテランです。
小学校の教員免許もお持ちで、学習障害、ADHD、自閉症などの生徒にも対応可能です。
先生ご自身が数学を大の苦手としていた経緯から、どんなに数学に苦手意識を持つ生徒にも、分かりやすく指導することができるという特技をお持ちです
志望動機添削、面接、科目受験とマルチな看護学校対策コースを、ぜひ体験してください!
山田オンライン家庭教師
山田先生は英語の教員免許を取得後、約20年にわたって塾講師・非常勤講師・家庭教師をしながら、高校・大学受験指導にあたってきました。
これまで指導した生徒は500人以上で、数々のドラマチックな大逆転劇を目の当たりにしてきたそうです。
現在のひっ迫した医療現場を救いたいという熱い思いを持っている学生・社会人のために、看護系学校対策コース(英語)を設けています。
「作曲」も仕事として活躍しており、乃木坂46への楽曲提供を果たしたという、貴重な人生経験をお持ちの先生です!
まとめ
社会人の看護学校受験には、オンライン家庭教師の伴走が最適です。
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