電験三種が取得できる専門学校とは?資格対策にオススメの学習法も紹介!

電験三種が取得できる専門学校とは?資格対策にオススメの学習法も紹介!

電験=電気主任技術者試験の資格は、保有することで様々なメリットを生み出します。
会社によっては電気主任技術者に選任され手当てがついたり、将来的に独立できたり、また定年後も仕事を確保できるといった付加価値があります。
では、専門学校について見ていきましょう。

電験三種が学べる専門学校一覧


学校前の庭

1.日本電子専門学校(東京)

多くの卒業生が著名作品への参加実績を持つ、東京・新宿にある専門学校。
電気・電子分野以外にはアニメ、ゲーム、CG・映像学科などを設けており、ゲーム『スマブラ』や『ドラクエ』、映画『君の名は。』、アニメ『名探偵コナン』などの制作に携わった卒業生を輩出しています。
毎年数多くの学生が難関資格へ合格している理由は、業界トップ企業と連携したカリキュラム&各企業認定の授業が受講できるから。
併設のキャリアセンターは在校生のみならず、卒業生の就職サポートも行うというリクルートの手厚さも魅力です。

2.日本工学院専門学校(東京)

最先端の実習教材を導入した、地上20階地下1階建ての大型キャンパス。
インターネットラウンジや約550名収容可能な大講義室などが揃う、魅力的な校舎です。
2019年度の求人倍率は約30倍の、圧倒的な就職力を誇ります。
最大50万円を計700名に給付する奨学金や、免除制度などが利用可能。
蒲田駅から徒歩2分の立地で、一歩先行く学生生活が可能です。

3.名古屋工学院専門学校(名古屋)

2022年に70周年を迎えます。伝統と実績が自慢の本校。第三種電気主任技術者試験の合格者数は累計1,300名以上!
経済産業省認定校のため、卒業後、所定の実務試験(2年)を積むことで第三種電気主任技術者が認定されます。
もちろん、就職率も抜群!中部電力(株)、(一財)電気保安協会(北海道・関東・中部・北陸・中国・四国・九州・沖縄)をはじめ優良企業へ多数就職しています。
家具・家電完備の学生寮もあるため一人暮らしでも安心です。
全学科担任制です。授業後の試験対策授業や課題制作も対応。分らないことがあってもすぐに解決することができます。
参照元:名古屋工学院専門学校

4.札幌科学技術専門学校

25年連続、90%以上の就職率を誇る専門学校です。
札幌中心部にあり、利便性の高い立地も魅力。
難関国家資格の取得率は全国トップクラスを誇り、電気技術学科は資格取得を第一に編成された、独自のカリキュラムを採用しています。
卒業後は北海道電力や札幌市職員(電気職)などに勤務し、活躍するOB・OGが多数!
北海道唯一の理工系総合専門学校として、多くの技術者を輩出しています。

5.OCT 大阪工業技術専門学校

輩出した卒業生は3万人以上、創立125年の歴史を持つ専門学校です。
現役の職人として働く教員による、様々な実践教育を行っています。
1人あたりの求人件数は平均14件、業界就職率は100%の実績を誇ります。
機械・電気に関する基礎実習に加えて、ロボット競技会など、ものづくりプロジェクトに積極的に参加する方針が魅力です。
企業の寮に入り、働きながら通学できるアルバイト入寮制度や、特別学費支援制度もあり、学びやすい環境が整っています。

6. 九州電気専門学校

電気技術者の養成を目的とし、九州大学と九州電力及び安川電機など地元電機業界の協力によって設立された専門学校です。
7,000人を超える卒業生が電気技術者として、多種多様な業界で活躍。
毎年就職希望者を大幅に上回る求人件数が魅力です。
カリキュラムが同じ昼間部・夜間部を併設しているため、希望に合わせて学習できます。
兄弟姉妹・親子入学特典制度や、優待入学制度、表彰制度などの学費支援制度あり。

電験三種が無試験で取得できる専門学校はある?


無試験で電験三種は取得可能

電験三種は、経済産業省の認定校で学習すれば、無試験でも取得できます。
専門学校だけでなく、大学でも高校でも認定校であれば大丈夫です。

認定校かどうかは、全国にある産業保安監督部のHPで確認できます。
ただし、認定校をただ卒業すればいいというワケではありません。
電気三種の試験科目に相当する単位を在学中に取得する必要があります。

また、認定校を卒業後は学歴ごとに実務経験を積むことになります。
専門学校の場合は2年間、高校は3年間、大学は1年間の実務経験が必要です。

電験三種の試験は、一般的にかなり難しいとされています。
毎年6万5,000人を超える受験申し込みがありますが、合格率は8%程度です。
そのため、無試験でも取得可能な専門学校は、電験三種合格への近道と言えます。

専門学校で電験三種を学ぶメリット・デメリット


黒板の公式をチョークで差す人

専門学校で電験三種を学ぶメリットは、大きく分けて3つあります。

1.講師陣の充実

専門学校の講師には、各業界の第一線で活躍している方も多いです。
実務経験のある講師から仕事に役立つ専門的なスキルを学べることは、専門学校ならではのメリットです。
業界の現状や裏話なども教えてもらえるので、就職の際の選択肢を増やせます。

2.資格サポート

専門学校では、専門的なスキルが身に付くカリキュラムに則って授業を行います。
よって、各分野における実用的な資格の取得を目指すこととなります。
資格取得に向けたサポートが充実しているため、最短距離での取得を目指せます。

3.専用道具・設備

専門学校では、専門的な機器を実際に扱いながら学べます。
電気・電子系の学科においては、ケーブル工事や電線管を使った工事などから様々な知識や技術を学ぶことができます。
個人では準備することの難しい実習が体験でき、卒業後の実務経験にも役立ちます。
電気系のみならず、専門学校で学ぶことのデメリットは次の2つです。

1.異業種へ就職・転職しづらい

専門知識を学ぶ学習機関ですので、専門外への就職・転職は難しくなります。
転職する場合は、事前に現在の会社でやってきたことを洗い出して関連する会社への転職を考えて方が無難です。

2.スケジュールが過密

専門学校では、入学~卒業までの3年間で徹底的に専門知識を詰め込みます。
そのため課題や実習などを座学をしつつ、こなさなければなりません。
生半可な気持ちで入学してしまうと、ついていけなくなる場合もあります。

電験三種が学べる専門学校の料金相場


費用を計算中

専門学校の料金相場は大学・短大と比較するとやや安めです。
しかし、実習の多い学科(美容学科、調理学科など)は総額が高い傾向にあります。
電気系の学科はそこまで実習費がかからず、専門学校の中ではリーズナブルです。
電気系の初年度納付金は、一般的に約120~130万円となっています。

1年目は授業料や設備費の他、入学金(約20万円)や受験料(約2万円)がかかります。
2年目以降はかかりませんので、年間100万円程度の納付となります。

そのため、トータルで330万円程度の学費を見ておけばいいでしょう。

電験三種対策を自宅で行う方法


電験三種は理論・電力・機械・法規の4科目で構成されています。
出題範囲が広く、高い専門知識が必要なため合格率が低く、難しい試験です。

しかし、実は各科目が合格基準(60点)に到達すれば合格できる資格です。
また、計算問題の割合が高く、特に「理論」は8割が計算問題です。
そのため数学・物理の学力を伸ばしておくことが大切になります。

まとめ


今後ますます需要が拡大する人気職種、電気業界には電験三種の資格が有用です。
ぜひオンライン家庭教師の授業を、自分への自己投資に充ててください!