男子校の御三家ってなに?各校の大学進学実績は?
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小学生が中学受験をする際には進学塾に毎日のように通って勉強するというのが一般的でしたが、
近年オンライン授業を行う塾や家庭教師が増加してきています。
今回は中学受験の対策を、オンライン授業でおこなう方法を紹介していきたいと思います。
まず前提として、中学受験は非常に難しいとされています。
大学受験は本人の希望による要素が強く、高校受験は義務教育ではないので、受験に合格しなければ高校生になることができません。
それに対して中学は義務教育です。
厳しい受験勉強をして合格しなくても中学生にはなれます。
つまり受験勉強をしなくても中学生になることができる。
それなのに受験勉強をする必要がある、これが中学受験なのです。
そのため、本人が強い意志を持っていなければ、苦痛を伴う勉強をすることになります。
地元の公立中学校に進学する小学校の友達は、
それほど勉強をしていないことが多く、日々ゲームをしたり、休みには旅行に行ったりしています。
その中で自分だけが塾に行って勉強したり、家では宿題をしなければならないのです。
そのストレスに打ち勝っていかなければいけないため、「中学受験は難しい」と言われているのです。
そんな中学受験対策ですが、オンライン授業が適していると言われています。
それはオンライン塾、オンライン家庭教師のメリットが関係しています。
まず大きなメリットとして、通塾しなくてもよいことが挙げられます。
家のすぐ近くに通う塾があれば良いのですが、ない場合は電車やバスに乗って通うことになります。
この往復の時間を気にしなくてもよくなるのです。
また、授業の終了時間が遅い場合などは暗くなった後で帰宅しなければいけません。
本来そういった場合には保護者が迎えに行ったりすることもあるのですが、オンラインであればその必要はありません。
費用が安くなることもメリットしてあげられます。
進学塾で複数の科目を受講していると非常に高額な授業料となります。
電車などで通う場合はこれに交通費がかかりますし、長時間の授業がある日は弁当を持たせる必要もありますよね。
オンラインで学習する場合は、授業料も安く設定されていますし、交通費や弁当代などもかかりません。
そして保護者が勉強の様子を見ることができるというメリットもあります。
塾に通っている場合は、授業の風景を常に保護者が見ることはできません。
しかしオンラインで学習をする場合は自宅で勉強していますので、その様子を保護者が確認できるのです。
どのように勉強をしているのか、それを保護者が確認できるのは非常に大きなメリットだと言えます。
こうしたメリットがあるので、中学受験の対策にはオンライン授業が適していると言えるのです。
オンライン授業と対面授業にはそれぞれに特徴がありますので、その違いを理解しておくことも重要となります。
オンライン授業と対面授業の違いで大きなものとしては「緊張感」「臨場感」「競争意識」「気持ちの切り替え」というものがあります。
オンライン授業であれば、すぐ近くに先生が居るわけではなく、しかも場所が自宅です。
そのため、塾で目の前に先生が授業をしているという環境と比べるとどうしても緊張感は薄れます。
これはメリットになる場合もあるのですが、緊張感がないまま勉強をするというのはデメリットになることもあります。
そして目の前で授業が展開されているわけではないので、「臨場感」「ライブ感」というものがオンライン授業にはありません。
そういった状況の方が勉強がはかどるという生徒には少し物足りなく感じてしまうことがあるでしょう。
また、「競争意識」というものがあります。
塾では小テストなどの結果が教室や廊下に貼りだされていたり、小テストの点数をその場で他の生徒と言いあったりすることがあります。
一緒に勉強をしている生徒たちとの競争によってさらに自分もやる気を出していくことがあるのです。
もともと中学受験は競争という要素が強いものでもあります。
決められた定員の枠を取り合うという形になりますので、競争意識が低い子どもはやはり不利になってしまうのは否めません。
オンライン授業では自分のペースで学習できるという利点があるのですが、競争意識を育てるという点では弱い部分があります。
「気持ちの切り替え」も重要です。
それまでゲームをしていたり、テレビを見ていたりしていても塾に行けば勉強モードになるという子どもは多くいます。
これがスイッチのオンとオフなのですが、自宅でオンライン授業を受ける場合はこの気持ちの切り替えがうまくいかないという子どももいるのです。
対面授業とオンライン授業にはそれぞれに特徴があり、それらは子どもによって長所にも短所にもなります。
どちらが合っているのかは子どもの性格が関係していると言えるでしょう。
オンライン授業には多くのメリットがあるのですが、中には注意しなければならない点もあります。
まず画面越しに授業を受けることになりますので、わからないところがあっても質問がしにくいことがあります。
対面であれば、先生も雰囲気を感じ取りやすいのですが、画面越しだとそれも難しいのです。
ある程度慣れていけば、質問のタイミングなどをつかんできますので徐々に解消していくこともあります。
注意しなければならない点に「手書きをしない」ことがあげられます。
オンライン授業ではマウスやキーボードの操作をすることが増えるのですが、手書きをすることが減ってしまいます。
しかし模試や入試では手書きで試験を行うことがありますので、正しく書く、速く書くことが鈍くなってしまうのです。
オンライン授業においてもメモを取るときや、ノートを取るときは手書きでおこなうのが良いでしょう。
スムーズにオンライン授業を受けるためにはオンラインの環境を整えることも重要です。
通信速度が遅いと授業が途切れてしまったり、遅れて音声が入ることがあります。
インターネット環境を事前に整えておくことも注意しておきましょう。
中学受験対策が可能なオンライン家庭教師の中でも特におすすめできる講師を紹介していきます。
小学生、中学生を中心に指導している先生です。
「自主学習をできるように指導する」を目指せるので、オンライン授業との相性が非常に良いという特徴があります。
英語、数学、理科など幅広い教科を指導できる強みがあります。
また、不登校の生徒やADHDの生徒への指導などの経験もあり、相手を選ばない指導力が人気です。
まだまだ課題点はあるものの、オンライン授業には大きなメリットがあります。
小学生が行う中学受験対策だからこそ、その利点を活かすことができる部分も大きいのです。
これから中学受験を考えている人はぜひオンライン授業も考えてみると良いでしょう。