まずは自分がやりたいことについて考えてみよう
将来あなたは何をやりたいですか?
夢やあこがれの職業はありますか?
まずは自分が何をしたいのかを、しっかりと考えてみてください。
あるいは、どこでどんなふうに暮らしたいか、どんなことは嫌なのか、自分の人生で譲れないものは何か、といったことも重要かもしれません。
今の時点でそれがはっきりと見えている人も、まるで霧の中にいるような気分の人もいるでしょう。
自分が就きたい仕事があり、その仕事に必要な技術を身につけるために専門学校を目指す人もいれば、自分が何をしたいのかを探すために大学に行く人もいます。
社会人を経験してから大学に入る人や、大学卒業後に専門学校に行く人もいます。
進路はいつだって変更が可能です。
焦らずに、自分が何をしたいのか、自分に何ができるのかを、探っていきましょう。
進路を選ぶコツ
たとえば「小学校の先生になりたい」という目標を叶えるためには、教員免許状を取得しなければなりません。
そのための進学先としては真っ先に教育学部が思い浮かぶかもしれませんが、そのほかに理学部や体育学部などで学びながら教職課程を履修して単位を取る、通信制大学や短大、あるいは予備校、というルートもあります。
また、「子どもと触れ合える仕事」は小学校教諭だけに限りません。
司書教諭、養護教諭、あるいは塾講師、看護師、スクールカウンセラー、スポーツインストラクター、児童福祉士など、子どもに関わる職業には多種多様なものがあります。
少し視野を広げ、違う方向から自分のやりたいことを眺めてみると、いろいろな可能性が見つかることに気づくでしょう。
視野を広げるには、新聞や本を読んだり、テレビや映画を見たり、アルバイトを経験するなど、いろいろな刺激を受けることがおすすめです。
その中から、あなたの未来を見つけていきましょう。
大学?短大?専門学校?それとも就職?
どんな人にどの進路が向いているのか、簡単に紹介しましょう。
大学はこんな人におすすめ
深く学びたいことがある人や、就きたい職業のために専門的な知識を身につける必要がある人、逆にまだ進路を決められずにいる人には、大学への進学をおすすめします。
医歯薬系の学部では6年間、それ以外の学部では4年間の学びを通して得られるのは、「大卒の学歴」「就職先の広がり」「幅広い教養と専門的な知識」、そして「自由な時間」です。
大学は教育機関であるだけでなく、学術的な研究を行う機関です。
高校までの授業とは違い、自分の学びたいことを深く掘り下げていく大学での学びは、とてもエキサイティングで感動に満ちています。
また、専門科目だけでなく幅広く語学や一般教養なども履修するため、広い視野から物事をとらえられるようになるのが大学の学びの特徴です。
医師や薬剤師、弁護士や教員のような職業に就くには、大学で専門的な内容を学ぶことが必須です。
また、一般企業への就職でも大卒が応募の条件となっていたり、採用人数や雇用条件で大卒の方が優遇されていたりするケースが多くあります。
大卒の学歴は、職業の選択肢を広げるという大きなメリットがあるのです。
加えて、大学生には長期の休みや講義の合間の、自由な時間があります。
この時間を利用して、さまざまなアルバイトやインターン、海外旅行や留学など、大学生のうちにしかできないことをたくさん経験してください。
今はまだ自分のやりたいことが見つかっていない人も、社会や自分を知っていくことで、進むべき道が見えてくるでしょう。
短大はこんな人におすすめ
将来の目標がはっきりしている人、教養と技術を身につけながら早めに社会に出たい人には、短大がおすすめです。
研究の要素が強い大学に比べ、短大は大学と専門学校の中間的な存在であり、知識と実践的な技術をバランスよく学べるのが特徴です。
看護や福祉、保育など、それぞれの職業に直結する知識を学び、資格取得を目指していくため、かなり濃密でハードな2年間(医療系などは3年間)を過ごすことになります。
卒業後にはおよそ8割が専門職や一般職へ就職しますが、もっと学びを深めたい場合は専攻科への進学、大学への編入なども可能です。
専門学校はこんな人におすすめ
目指す職業が明確になっている人、早く社会に出たい人、手に職をつけたい人には、専門学校がおすすめです。
専門学校では、特定の仕事に就くために必要な専門的な知識と技術が学べます。
修行年数は1~4年ですが、2年制が多くなっています。
専門学校のカリキュラムは、職業に直結した実習が中心です。
臨床検査技師や作業療法士などの医療分野、美容師や調理師・パティシエなどの衛生分野、デザインやアニメなどの文化・教養分野、ITや自動車整備などの工業分野など、さまざまな種類の専門学校がありますので、自分の目指す職業にマッチした専門学校を選びましょう。
就職はこんな人におすすめ
早く自立をしたい人、早めに仕事のスキルを身につけたい人には、就職がおすすめです。
平成31年度の調査では、高卒で就職を希望する人は全体の約18%にあたり、そのうち実際に就職できた人は98.2%に上ります。
高卒の就職率は大卒を上回っているのです。
とくにやりたいこともないけれどとりあえず大学に進学するのであれば、進学にかかる費用や貴重な4年という時間、そして大卒の就職戦線の厳しさを考えると、高卒で就職をするほうが賢い選択かもしれません。
大卒者よりも早くに社会で経験と実績を積み、経済的に自立して、自分のために時間とお金を使えるのは高卒で就職する大きなメリットです。
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後藤先生は、東京工科大学工学部機械制御工学科出身で、早稲田大学、慶応大学、東京理科大学など名だたる有名大学へ生徒さんを輩出しています。
いくら問題の解説をしても、生徒さん自身が解ける力を付けないと意味がありません。
そこで、授業で出た問題を改めて自習の時間などでやってもらうことにより、自分自身で考える姿勢をつけさせていきます。
高校時代に「どう努力していいかわからなかった」という経験のある後藤先生にしかできないアドバイスがあります。
何かにつまずいている方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
大学、短大、専門学校、そして就職と、高校卒業後には人それぞれのさまざまな道があります。
しっかりと自分と向き合って、納得のいく進路選択をしてくださいね。