英語のリスニング対策は、まず話すことから始めよう!

英語のリスニング対策は、まず話すことから始めよう!

大学受験や高校受験を控えた皆さんにとって、リスニング対策はこの夏押さえておきたいポイントの一つなのではないでしょうか。

まだ受験生ではない皆さんも、時間がある今のうちに、少しずつ英語を聞き取れるようになっておきたいですよね。
何より、英語でしゃべっている人が何を言っているのか、わかったらうれしいしかっこいいですよね!

そこで、今回はオススメのリスニングの対策法をご紹介していきます!

聞き取るにはまず発音することから


スタンドマイク

考えてみれば当たり前ですが、ほとんどの人が自分の喋れない言葉は聞き取れません。

たとえ日本語であっても、普段自分ではめったに話さないような言葉で話しかけられたら、
「え?今何て言った?」と聞き返してしまうのではないでしょう。

聞き取れない言葉に加えて、英語は日本語にはない音や発音のルールがあります。

スピーカーからどのような音が流れるのか、あらかじめ自分の口で知っておくことは大切です。

教科書の文章や問題文を何度も口に出して読みましょう。
挿絵や日本語訳など内容のわかるものをそばにおいてチラチラ見つつ、内容を頭の中で画像や映像として思い浮かべるのがコツです。

このような習慣があると、英語が聞こえてきたときに、多少わからない単語があっても、頭の中にイメージが浮かんできます。
そうすれば、だいたい何の話をしているのかわかるようにくるでしょう。

また、自分で音読した音声は自分の耳に入って聞こえてきます。
これが後述する「何度も英語を聞く」ことにもつながり、一石二鳥の方法となります。

「Rは舌を後ろへ巻く」など、発音に関する英語学習はおおよそ中学校で習ったり、教科書に書いてあったりするものです。

そもそも学校や教科書の説明がわからず、うまく発音ができない・苦手だという人は、発音に特化した参考書を探してみましょう。
中高生向けだけでなく大人向けのものにも、優れたものがたくさんあります。

自分に合った、わかりやすい参考書を選びましょう。

とにかく英語を聞く機会を増やす


ヘッドフォンをつけている子ども

「聞くだけで英語がわかるようになる!話せるようになる!」
がうたい文句の英会話教材が有名ですが、
「本当に“聞くだけ”ではわかるようにはならない」
など様々な意見があります。

ただ、一つ言えるのは、たくさんの英語を何度も聞くと、英語がわかるようになることに必ず近づきます。

英語を聞く機会はたくさんありますが、たとえば音楽が好きな人は洋楽を聞いてみましょう。
歌詞を見ながら、「この単語をこのような音」と確認すると効果的です。

英語には、単語の最後の音と次の単語の最初の音をつなげて読むというルールがあります。
このルールは洋楽の中で発見することが多いです。

ただ注意したいのは、普通ではない独特の発音をすることで個性を表現するアーティストもいますので、必ずしも正解ではないということは覚えておいた方がよいでしょう。

映画を見るのが好きな人は、洋画を字幕で!


レトロなテレビ

映画を見るのが好きな人は、洋画を字幕で見て、字幕で意味を追うだけでなく、実際に何と言っているか聞き取れるよう注意してみましょう。
おそらく1本通して、ちゃんと聞き取れるセリフって最初は2個くらいだと思いますので、しっかりとノートに記録しておきましょう。

同じ映画を何度も見たり、違う映画も見たりして、聞き取れるセリフが増えてくるのを眺めると、勉強のモチベーションアップにつながります。

また、洋画のDVDが家にある人は、字幕を英語に変更することもできると思いますので、もう何度も見て内容をよく知っているものであれば、英語字幕英語音声で見てみるのもオススメです。

「日本語でこう言いたいときに、英語ではこういう言い方をするのか」
といった新たな発見があると思います。

個人的には洋画も良いですが、海外ドラマもオススメです。
洋画は1作品2時間程度ですが、連続ドラマになると1回45分が12回分あったりして、単純に触れる英語の量が増えるのがひとつ。
あと、同じ人間が話すのをたくさん見るので、その人の話し方のクセもだんだんつかめてきて、徐々に聞き取りやすくなります。

筆者は以前、英語の勉強も兼ねて見始めたドラマが実はシーズン7(45分×12回×7シーズンぐらい)まであり、すべて見ました。
見終わってすぐに受けたTOEICのテストでリスニングの点がとても上がって、自己新記録の800点越えをマークすることができました。

筆者よりも若くて頭が柔らかい皆さんなら、さらに大きな効果が期待できるでしょう。

このように音楽や映画を使った方法を取るメリットは、趣味の範囲で楽しみながらできるので、長く続けられるということです。
しかしデメリットとして、この方法は効果が現れるまで時間がかかります。
そこでここからは、受験生の皆さんにオススメしたい効果が早く現れやすい方法をご紹介していきます。

リスニング対策教材を使う


ラジオ

王道は近道です。
以前にセンター試験対策の記事にも書きましたが、センター試験対策の肝は、とにかく問題の形式に慣れること。
解答には読み上げられる文が全文乗っていると思いますが、それを自分で音読してみたり、単語を一つ一つ追いながら何度も聞いてみたり、といった練習が必要になってきます。

センター対策のもう一つの肝は、基本を着実に身に付けること。
この基本をしっかり身につけるという点でオススメなのが、NHKのラジオ英語講座です。
テキストも月に450円程度と安く、聞くだけでなく文法や単語についても解説され、まさに英語の勉強を網羅した講座と言えるでしょう。

いくら聞き取れても、理解する能力がないと問題は解けないので、NHKのラジオ講座は理解する能力も養ってくれる素晴らしいツールです。

また、ウェブサイトや専用アプリを使って、期間限定ながら自分の好きな時間に何度も放送を聞くことができます。
この「何度も聞く」ということが英語を聞き取る能力に直接つながっていきます。

NHKのラジオ講座は始めやすい要素がたくさん詰まっていますので、ぜひ活用しましょう。
また、様々なレベルの番組がありますので、学年に応じて選んだ番組が難しいと感じた人は、少し下のレベルの番組を聞いてみましょう。

いずれにせよ、テストで読み上げられる文章というのは、何年か前に習った簡単な文構造である場合が多いのです。
そのため、高校生であっても中学レベルの番組である基礎英語1・2・3を聞いてみることはとても意味があると思います。
英語が得意な人は、これらの番組をテキスト無しで聞くのに挑戦してみても良いかもしれません。

設問や選択肢を先に読んでおく


テスト中の風景

さらに即効性のある方法をご紹介します。

それが設問と選択肢を可能な限り読んでおくことです。
問題を開いたあと、「これから、リスニングテストを始めます…」などという説明の音声が流れている間に、設問と選択肢を読み込みます。

問題が始まったら当然音声を聞いて回答していくわけですが、先にどのような質問が来てどのような選択肢があるか把握しておくと、回答も早くできるようになり、問題文や選択肢の音声が流れている途中に回答を終えることさえできます。

この先読み法はビジネスマンがよく受験するTOEICというテストでもよく使われる方法です。

余った時間はさらに先の問題を読み進められ、先の問題も早く回答することができます。
そうすると、回答に迷ってしまって次の問題の音声を聞き逃したり、時間が足りずに問題をパスしてしまうということが少なくなるので、より確実に点をゲットできます。
なぜ早く回答できるようになるかというと、問題文と選択肢を読んでおけば、これから流れる英語の内容がおおよそ推測できるからです。

たとえば、問題文が
「When is Susan’s birthday?」
で、選択肢に日付が並んでいれば、スーザンさんが登場して、自分の誕生日を言うんだな、と推測ができますよね。
もっと言えば、他の登場人物も出てくるかもしれない、他の人の誕生日と間違えないようにしよう、と考えることもできます。

音声が流れる前にこういった心構えがあるのとないのとでは、やはり正答率に違いが出ると思います。
この方法も慣れが必要ではあります。
ですが極端な話、明日テストがあっても、すぐに実行できる魔法のような方法です。試さない手はありません。

まとめ


黄色い背景のとこにあるヘッドフォン

明日からやってみようと思える方法を見つけてもらえたらうれしいです。
英語がとても苦手な人用の参考書や問題集もたくさんありますので、この夏休みに一気に復習してみましょう!

では、熱中症&夏風邪に気をつけて頑張りましょう!