勉強が苦手な理由はさまざま
小学生のお子さんが勉強を苦手だと感じるのには、さまざまな理由があります。
学習習慣がない
人はその日に得た知識の74%を忘れてしまうといわれています。
学校で一度学んだことも復習しなければ忘れてしまうため、自分は勉強が苦手だと思ってしまうのです。
小学生のお子さんにとって宿題よりも遊びが楽しいかもしれませんし、この時期にたっぷりと遊ぶことは心身の発達にとても重要です。
しかし、同時に家庭での学習習慣もつけておく必要があります。
はじめは短い時間で構いません。
帰宅後は先に勉強してから遊ぶ、あるいは遊んでから集中して勉強する時間を取る、など、お子さんや周りの環境に合わせて、学習時間を確保するようにしてみましょう。
何をやったらいいかわからない
勉強しようとしても、何をやっていいのかわからないというお子さんもおられます。
問題が解けない、わからない、自分は勉強が苦手だ、と思い込んでしまっているのかもしれません。
問題が解けない理由は、過去の単元の理解が不十分なままという場合がほとんどです。
テストが終わったら、できなかった問題を理解できるまで解きなおす、学年をさかのぼって理解できていない単元を復習する、といった勉強の仕方が有効ですが、お子さんひとりでは難しい場合もあります。
保護者の方がサポートするか、あるいは塾や家庭教師の力を借りてみましょう。
環境が悪く勉強に集中できない
お子さんが勉強するための場所がない、一日中騒音が響いていて勉強に集中できないなど、環境のせいで勉強できない場合もあります。
リビングの一角に勉強スペースを作る、お子さんが勉強する間はTVを消すなど、集中できる環境づくりでお子さんをサポートしてください。
勉強はつまらないと思っている
お子さんにとって勉強がつまらないものならば、やる気が起きないのは当然ですね。
たとえば、スーパーで野菜が高くなっていれば季節や気候と野菜の価格の関係をいっしょに考えてみる、果物やケーキを切り分けるときにどうすれば平等に配分できるかやらせてみるなど、日常生活と社会や算数のつながりを感じさせてみてはいかがでしょうか。
勉強が普段の暮らしに関係していると気づくと、勉強への印象が少し変わるかもしれません。
一生懸命やっているがついていけない
もしも、たとえばお子さんが漢字の書き取り1ページの宿題に2時間以上の時間をかけ、それだけでへとへとになっているようでしたら、担任の先生や周りの方に相談して負担を減らすようにしてもらってください。
お子さんにとって苦痛でしかない作業を繰り返すのは、漢字が書けるようになるどころか勉強を嫌いにさせるだけで、何もいい効果をもたらしません。
書くことが苦手なら読んで覚える、手書きの代わりにタイピングを練習してみるなど、異なるアプローチを探してみることでお子さんの苦痛が激減するかもしれません。
親がまったくサポートしていない
小学生のお子さんの周りには、楽しいこと、気になることがたくさんあります。
保護者の方が仕事や家事に忙しく、まったくお子さんの学習を見ていない家庭では、お子さんはどうしても楽なほうへ楽なほうへと流れていきます。
少しの時間でいいのです。
お子さんのサポートをしてあげてください。
勉強の苦手を克服するにはご家族のサポートが大切!
ではどのようにお子さんをサポートするのがよいのか、具体的な方法を挙げてみましょう。
勉強しなさいではなく、褒めたり励ましたりが有効
「勉強しなさい」ではなく、「何時から宿題をやろうか?」「算数と国語のどっちからやる?」のように、お子さんが自分で決められるように声をかけるのがポイントです。
人に強要されるとやりたくなくなってしまうのですが、自分で決めたことはやらざるを得ませんよね。
そして、お子さんが勉強を終えたら「きれいに書けたね!」「今日は全部正解だったね、頑張ったね」など、具体的にできたところを認めてしっかり褒めましょう。
博物館や図書館、植物園などに行ってみる
博物館や動植物園、図書館などに家族で行ってみると、お子さんの好奇心が育ちます。
山登りやキャンプなどのレジャーもよいですし、いっしょに料理を作ったり掃除をしたりすることも、身近な科学への扉となるでしょう。
勉強はできるが、宿題が苦手な子はどうするべき?
学校の授業にはついていけているけれども、宿題が苦手、というお子さんにはどう対応したらよいのでしょうか?
宿題は何のため?
宿題が課される目的は、学習内容の定着と家庭学習の習慣づけです。
小学生のうちはまだ学校の授業だけで理解ができるかもしれませんが、中学、高校と進むと家庭での学習が必要になってきます。
宿題が出ているのはそのための練習といえます。
宿題の意味をお子さん伝えて理解してもらうことで、積極的に取り組めるようになるかもしれません。
宿題の量は適量?
それでもお子さんが宿題に苦労しているときには、宿題が適量かどうかお子さんに聞き、担任の先生に相談してみるとよいでしょう。
先生は全体の様子を見て宿題を出していますが、学校にはさまざまなお子さんがおられるので、ある子には適量でも別の子には多すぎるという場合もあります。
自分で宿題の内容を決める学校も増えている!
宿題の内容や量をお子さんが自分で決めるようにする学校も増えてきています。
自分に必要な勉強を自分で決められる、合理的な方法です。
勉強嫌いな小学生のお子さんにはオンライン家庭教師がオススメ
まだ自分で自分を律することが難しい小学生のお子さんには、個別に指導ができるオンライン家庭教師との勉強がオススメです。
早いうちに苦手なところをなくし、得意なことを増やしていくことで、勉強への意欲がわいてきます。
小学生のお子さんの指導を得意とする、マナリンクのオンライン家庭教師を紹介しましょう!
算数の「わからない」を個別にサポート!原野オンライン家庭教師
塾の算数を塾だけで理解するのは難しいもの。
塾の算数で「わからない」ところだけを、一人ひとりのお子さんの理解度に合わせて個別にサポートできるのは、オンライン家庭教師の強みです。
プログラミングを初歩から学べる!佐々木オンライン家庭教師
小学校の学習指導要領に新たに加えられたプログラミングですが、どこからどのように学んだらいいかよく知っている保護者の方は少ないのではないでしょうか。
楽しみながらプログラミングを学んでみたい方、必見です。
中学英語の先取りに!山本オンライン家庭教師
「わかる!」=「楽しい!」を伝えてくれる山本先生。
小学生のうちに中学英語の先取り学習をして、英語を「わかる!」「大好き!」な科目にしておきませんか。
まとめ
小学生のお子さんが勉強を苦手とするのには、さまざまな理由があります。
苦手の克服には、保護者の方のサポートが必須です。
お子さんにぴったり合った勉強方法を見つけるために、オンライン家庭教師を利用してみてはいかがでしょうか。