勉強を習慣化する方法
まず、小学生に勉強を習慣化する有効な手段について、考えてみましょう。
もっとも大事なこと、それは「勉強を強制的にやらせる」はしないことです。
勉強はある程度習慣化がつくまで、親がサポートするべきです。
ですが、それは強制させるのとイコールではありません。
まずは勉強に興味をもってもらい、そこから日々できることまで落とし込むところから、始めてみましょう。
毎日決まった時間にする
学習習慣をつけるために最も効果的な方法は、「時間を決める」ことです。
これは、時間の長さというよりも、開始時間という意味です。
例えば、「おやつの後」だったり、「晩御飯の前」などですね。
小学生はまだあまり集中力が持続しませんので、30分~1時間といったスパンで、キリのいいところまで仕上げる、という「学習の濃さ」が大切になります。
一度習慣化してしまえば、保護者の方が声掛けする前に、お子さん自身が勉強しなきゃ!という気持ちになるでしょう。
場合によっては、やらないと何かスッキリしない…というような気持ちになることも。
小学生のうちから自発的に学習を行う習慣がつくことは、大きな財産となるでしょう。
保護者の見える場所でする
近年では「リビング学習」という言葉があるように、自室で学習するよりも保護者の方の目の届く範囲で学習を行うのが一般的になりつつあります。
ある程度自立心が発達するまでは、保護者の方とコミュニケーションを取りながら行える環境の方が、学習がスムーズに進むと言えるでしょう。
分からない問題を都度聞きに来る必要もないため、保護者にとってもお子さんにとっても効率的な学習の仕方ですよね。
また、学校から帰ってきてランドセルをリビングに置き、何の宿題が出たかなどをその場で確認すれば、すぐにその勉強に取り掛かれるというメリットもあります。
一度自室にランドセルを置いてしまうと、次の日の準備をするまで放置しがちになってしまいがちです。
そのような悪循環を避けるためにも、リビングやダイニングでの学習は有効です。
適度に褒める
小学生のお子さんのみならず、大人になっても褒められるのは嬉しいものですよね。
叱咤されてやる気が出るお子さんまたは大人は、なかなかいないでしょう。
そのため、毎回きちんと学習できたり、解けなかった問題が解けるようになったり、テストでいい点数が取れた時などは、タイミングを逃さず褒めてあげましょう。
モチベーションがアップし、また頑張ろうという意欲に繋がります。
また、テストの点数が悪かった時、宿題ができなかった時は責めるのではなく、理由を考えさせることが大切です。
このように、アメとムチを使い分けることが、学習習慣を身に付けるのに有効となります。
宿題をあまりやらない時は?
お子さんが学校から出された宿題をないがしろにしてしまう…よく聞くお悩みですね。
そんな時には、どのような対処法があるのか、考えてみましょう。
毎日、確認する
上述したように、まずはお子さんが帰宅してから、ランドセルを自室に放置…という事態を避けることが大切です。
低学年か高学年かでも変わってきますが、宿題の提出率が低いお子さんの場合は、まだ学習管理を一人で行うのは難しいと判断できます。
そのため、帰宅したらリビングで中身を確認し、宿題の有無を一緒に確認するといいでしょう。
その上で、提出期限が早いものから優先的に学習させる癖をつければ、自分一人でスケジュール管理をする自立心が養われます。
保護者と一緒にやる
「一緒に」と言っても、学習を手伝うという意味ではありません。
もちろん、中には隣に座って見守っている期間も必要かもしれません。
しかし、保護者の方にも仕事や家事など、タスクは多いですよね。
そのため、いずれは一人で宿題を行える状態が必要で、その時期は早ければ早いほどいいと言えるでしょう。
この場合の「一緒に」は、例えば保護者の方が「洗い物」だったり「お風呂洗い」だったりといった家事などを行う時間を、お子さんの宿題タイムにする、ということです。
「同時に」と言い換えることもできますね。
なかなか宿題を始められない場合は、「よ~い、ドン!」といって競争形式などにすると、ゲーム感覚で行えるかもしれません。
ご褒美を与える
場合によっては、きちんと宿題をできたご褒美として、お菓子を与えたりゲームをさせてもいいでしょう。
宿題をきちんとすれば、気兼ねなくゲームができる…これは、一種の刷り込みですね。
好きなことを目前にするとやる気になるのは、大人でも一緒です。
適宜、ご褒美を取り入れながら、楽しく癖づけしましょう。
小学生の頃から勉強習慣を付けさせる必要性について
小学生の頃から勉強習慣を付けるメリットは、ズバリ中学生以降の勉強をスムーズにするためです。
中学生になると、小学生の時とは比べものにならないくらい授業の進度が早くなります。
そのため、授業についていけない生徒が続出する事態となってしまうのです。
そして、小学生のうちに勉強する習慣が無かった生徒が、いきなりその習慣を身に付けようと思っても、時既に遅し、間に合わなくなってしまう場合が多いです。
そうすると中学生以降もずっと、テストや授業に振り回されることになります。
また、小学生の頃から勉強習慣を身に付けることは、興味の芽を育てることにもなります。
学習がスムーズにいかない生徒は、勉強全体を嫌いになりがちです。
これは、とてももったいないことです。
子供に限らず、大人だって得意分野と苦手分野がありますが、できるだけ得意分野を見つけて、生活を充実させる手段を持っていたいですよね。
そのためには、基礎的な学力をキープした上で、様々な体験をさせたり、いろいろなジャンルの学問や活動に触れることが大切です。
お子さんの才能を開花させるために、「基礎学力を身につけること」に着目しましょう!
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若田部オンライン家庭教師
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現在はカウンセラーやコーチのかたわら、オンライン家庭教師として活動されています。
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学力の要であり、最も教えるのが難しいとされる「国語」の指導にあたっています。
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まとめ
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