学校の勉強についていけない中学生の特徴3選

学校の勉強についていけない中学生の特徴3選

中学生になると、「学校の授業についていけない」という悩みを持つお子さんが、増えてきます。中学校では、小学校までと異なり、授業内容が急に難しくなってくることや、部活が始まって、放課後は部活に夢中になり家で勉強しないなど、理由は様々ですが、この「学校の勉強についていけない」というお子さんの悩みをそのまま放置すると、成績が落ちてきて、ますます勉強嫌いになるという悪循環を繰り返しかねません。そのようなことになるのを避けるためにも、学校の授業についていけない理由や、そのような時の正しい対処法を知っておくことはとても重要です。
この記事では、中学生のお子さんが学校の勉強についていけないと感じる主な理由3つとそのような問題にぶつかった時、両親としては、お子さんをどのようにサポートしたら良いのかなどについて紹介していきます。

学校の勉強についていけない中学生の特徴3選


中学生になると、「学校の勉強についていけない」という悩みを抱えるお子さんが増えてきます。お子さんがそのような悩みを抱える理由について分析してみると

  1. 授業についていけない
  2. 勉強習慣が身についていない
  3. 部活動が忙しくて時間が取れない


の3つのタイプに分かれます。それぞれに対処法が異なります。もちろん、単純に分類できるのではなく、3つの要因が複雑に絡まり合っていることもありますが、ここでは、中学生のお子さんが学校の勉強についていけない理由を3つのタイプ別に説明します。お子さんが「学校の勉強についていけない」という悩みを抱えているようであれば、どのタイプなのかわかれば、対処法もわかってきますので、まずは以下を参考にして、お子さんがどのタイプなのか考えてみましょう。

中学校は学習進度が違う


  • 特徴1:授業についていけていない

実は中学生になると小学生に比べて授業時間が減ります。意外に思われる方も多いと思います。そうなんです。中学生のほうが授業時間が少ないのです。中学生の学習内容は小学生のそれと比べると難しくなるのに授業時間が減るということは、それだけ予習復習をしっかりこなしていかないと授業についていけなくなるということはイメージがつくと思います。
実際にどのくらい減るのかというと
国語は、小学校1年生から6年生までの授業時間数を平均すると約203時間、中学校1年生から3年生までの平均が128時間です。中学に入るといわゆる現代文以外にも古文・漢文の学習もスタートしますので当然予習復習が大事になってきます。

中学校の勉強についていけない理由1つめの、「授業についていけない」に関係して、文部科学省が令和2年に発表した、小学校と中学校の標準授業時間数をもとに見てみます。

教科を国語・数学・理科・社会の主要4教科に絞ってみると、国語は、小学校1年生から6年生までの授業時間数を平均すると約203時間、中学校1年生から3年生までの平均が128時間で、小学生のほうが多いですが、これは小学校の1~4年生までは、日本語の基礎を覚えるという意味で国語の時間が少ない3~4年生が245時間、最も多い1~2年生が315時間と多くなっているからと考えられます。因みに、中学校の国語の時間数は、最も少ない3年生が105時間、1~2年生が140時間です。もちろん、時間数は少なくても内容は難しくなっています。

次に、算数について見てみると、こちらも小学校1年生から6年生までの授業時間数を平均すると約168時間、中学校1年生から3年生までの平均が約117時間で、小学生のほうが多いですが、こちらも小学校のうちは、数学の基礎を覚える必要がありますので、そのために小学校の算数の時間が136~175時間と多くなっているためと考えられます。因みに中学校の数学の授業時間数は、国語と同じく105~140時間です。こちらも、もちろん、内容は難しくなっています。
この2教科に共通しているのは、内容が難しくなっていても授業時間数が減っているということです。つまり、それだけ、中学校では授業の進み方が早くなっていることになります。

次に、理科について見てみると、小学校3年生から6年生までの授業時間数を平均すると約112時間、中学校1年生から3年生までの平均が約128時間で、中学校のほうが多いです。理科は、中学校になると、第1分野(物理・化学)と第2分野に分かれることもあり、内容がとても多くなりますので、そのためと考えられます。

次に社会について見てみると、小学校3年生から6年生までの授業時間数を平均すると約91時間、中学校1年生から3年生までの平均が約117時間で、中学校のほうが多いです。こちらも中学校になると、地理、歴史、公民の3分野に分かれることもあり、内容がとても多くなりますので、そのためと考えられます。
この2教科に共通しているのは、授業時間は多くなるものの、内容も小学校よりはるかに難しくなっていて、それだけ覚えることが多くなるということです。
つまり、この4教科については、小学校とは授業のスピードが違うのです。小学校の時と同じスピードで授業が行われると思っているとついていけないことになります。
参考元:資料2 標準授業時数の在り方について(天笠委員発表資料)|文部科学省|教育課程部会

中学生は予習復習が大事


  • 特徴2:勉強する習慣が身についていない


そのため、小学校の時以上に日々の予習や復習が大切なのですが、小学校の時に、日々の予習や復習など、家での勉強習慣が身についていなかったお子さんの場合、中学校に入って急に勉強習慣を身に着けようとしても、思うようにはいきません。
このようなお子さんには、勉強習慣を身に着け、中学校の授業についていけるようにするためのサポートが必要になります。そのためには、1・塾に通う、2・家庭教師をつける、あるいはオンライン家庭教師を利用する、3・通信教育を受ける、などの選択肢があります。お子さんに合った方法を選択しましょう。

中学生になると部活動がはじまる


  • 特徴3:効率の良い勉強ができていない


小学校の時と異なり、中学校になると、部活動が始まります。1日の時間は同じ24時間ですから、その分、学校にいる時間が長くなるわけです。言い換えると、学校から帰宅してからの時間や睡眠時間がその分、短くなることになります。
ベネッセの研究所が調査した、小学5~6年生と中学1~3年生の平均的な1日の使い方によりますと、部活動のない小学校5年生と6年生では、学校の時間が5年生で7時間40分、6年生が7時間42分で、放課後の時間は、5年生で4時間34分、6年生で4時間47分でした。中学生になっても、学校の時間は1年生で7時間42分、2年生で7時間35分、3年生が7時間30分で、放課後の時間は1年生で4時間18分、2年生で4時間37分、と小学校5-6年生とほぼ変わりませんでした。中学校3年生は、特に運動部では、高校受験に備えて部活移動が終わっていることが多いので、6時間03分と長めになっています。では、どの時間が短くなっているのかといいますと、睡眠時間で、小学校5年生と6年生では、学校の時間が5年生で8時間41分、6年生で8時間25分とれていますが、中学生では、1年生で7時間38分、2年生で7時間28分、3年生が7時間03分で、小学校5-6年生より明らかに短くなっています。
参考元:小・中学生の1日の時間の使い方|ベネッセ総合教育研究所

この調査から分かるのは、中学生になると、部活動が始まるので、睡眠時間を削ってほかのことをする時間を作っているということです。しかし、睡眠時間を削るのには限界がありますし「中学校は学習進度が違う」の項でも説明したように、中学校になると、授業の内容が多くなったり、難しくなったりします。つまり、小学校の時と同じくらいの学習時間しか取れないのに、それまでと同じように効率の悪い勉強方法で勉強していても、当然のことながら、学校の授業についていけないことになります。
限られた時間で効率よく勉強する必要があるのですが、このタイプのお子さんは、どのように勉強したら効率よくできるのかがわからないことが多いのです。この場合も、効率よく勉強するやり方を教えるサポートが必要になります。
そのためには前述と同じく

  • 塾に通う
  • 家庭教師をつける、あるいはオンライン家庭教師を利用する
  • 通信教育を受ける

などの選択肢があります。お子さんに合った方法を選択しましょう。その時に気を付けたいのが、お子さんの部活動の妨げにならないような方法を選択することです。お子さんが好きでやっている部活動をやめさせるようなことはするべきではありません。お子さんが心に傷を作ってしまい、余計に問題がこじれてしまう可能性が高いです。

学習をサポートすることが大事


ここまで、中学生のお子さんが「学校の勉強についていけない」と訴えるときの特徴について、「授業についていけていない」「勉強習慣が身についていない」「効率の良い勉強ができていない」という3タイプ紹介してきました。
共通している「学校の授業についていけない」という悩みを解決するには、お子さんを

  • 塾に通わせる
  • 家庭教師をつける、あるいはオンライン家庭教師を利用する
  • 通信教育を受けさせる

などの方法がありますが、塾に通わせると塾がお子さんにあっていなかったりする場合にお子さんが塾をさぼったりする可能性もあります。
また中学生になると、思春期に入りますので、塾が自分に合っていないと感じても、両親には話せないことも結構あります。そのようなときに、無理やり通塾を続けさせたり、理由を問い詰めたりすると、お子さんとの関係がこじれてしまって手遅れになりかねません。そのようなことは絶対に避けるべきです。
また、通信教育では、わからないところがでて来た時にその場で質問することができません。それと、通常添削した答案がコメント付きで帰ってくるのみですので、わからないところがそのままになってしまう恐れがあります。
その点、個別指導でしたら、お子さんに合った指導をマンツーマンでしてくれるので、お子さんに合わないかもしれないという心配をする必要がありません。

数あるオンライン家庭教師サービスの中でも、教えるプロが揃っているマナリンクでしたら、親子でチャットを使い分けることができるので、お子さんが「両親には知られたくないけど、先生にだったら話せる」といった悩みがあったりした場合に、先生に相談することができます。ご両親も先生と直接チャットでやり取りができるので、お子さんの様子を先生伝手に知ることができます。
なので、お子さんと両親両方の安心の材料になります。また、教員免許状を持っていたり、元教員だったりと、教えるプロのみが在籍しており、お子さんに合った先生を見つけることができることも魅力です。

「自分に合った先生に教えてもらうことができる」ということで、お子さんも効率の良い勉強をする習慣が身に付くようになり、成績が伸びていく要因になります。成績が伸びていけば、お子さんも勉強をするのが楽しくなり、ますます勉強するようになって成績ものびるという良い循環が生まれます。そうすれば、「今の学力では無理」と思っていた高校に合格することも決して夢ではありません。また、教えるプロの先生に教わることで、質の高い授業を受けることもでき、そのことが、よりレベルの高い高校を目指せることにつながって、ひいてはお子さんの将来の希望を叶えることに近づくことになります。

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