社会人から大学進学を目指す人は意外と多い!
実は一度社会に出て社会人として経験を積んだ後に大学進学を目指し受験勉強を始める方というのは意外と多いです。
まあ意外と多いと言っても、想像よりは、といったレベルの話ではありますが…
社会人で大学進学を目指して受験勉強をする方には大きく分けて2つのパターンがあります。
まずはその2つのパターンについてみていきましょう。
再受験のタイプは大きく分けて2つ
まず1つは大学にもともと進学しておらず、社会人となったという人です。
このタイプの人は大学受験自体が未経験ということになり、まずは大学受験のシステムなどについての基礎のところから知っていく必要があります。
2つ目は既に大学を卒業していてその後に社会人となったものの、別の学問を学びたい、第一志望にもう一度挑戦したいなどの思いから再度大学を目指すという人です。
この人達は以前に大学受験を経験しているため、あとはしっかりと志望校に向けて学力を高めていくという段階です。
なにから手を付けたらいいかわからない…そんなときには
ですがいざ社会人の方が受験勉強を始めようとしてもまずは何から手を付ければ良いのかわからないという方が大半のことかと思います。
そんなときにはまずは現状の自分の力、現状の立ち位置を把握することが大切です。
人それぞれ目指す到達レベルも、現時点での学力ももちろん違います
既に大学受験の経験があるという方はついついかつて現役受験生だったころの自分の学力をベースに考えてしまいがちですが、悲しいことにかなり学力は落ちているのは間違いないです。
現在の自分と志望校とのギャップをしっかりと見極めることが大切です。
まだ大学受験の経験がないという人は、高校レベルの基礎からしっかりとコツコツ取り組んでいくことが大切です。
センター・共通テストの過去問を解いてみよう
すでに大学受験の経験のある方は、まずはセンター試験の過去問や共通テストの過去問を実際に解いてみるのがおすすめです。
現役時代とのギャップ、そして現在の新しい志望校とのギャップをしっかりと把握することでなにから取り組むべきかが明確になってくるかと思います。
ブランクは想像より大きいという事実…
ですが、実際のところ受験勉強のブランクというのは想像の何倍も大きいです。
いくら大学受験を一度経験しているとはいっても数年受験勉強から離れてしまえばほとんど0からのスタートと言ってもいいでしょう。
また、2021年からは大学入試改革の一環としてセンター試験が廃止され、代わりに共通テストが実施されるようになりました。
それに伴い各私立大学の入試制度も変わってきました。
数年間受験から、勉強から遠ざかっていたという事実は、実際また勉強を始めてみるとよりわかるかと思いますが、何もない白紙からのスタートと言っても過言ではないでしょう。
並大抵の気持ちと努力では社会人が現役の受験期よりも学力を上げることはできません。
志望校とのギャップを逆算しよう
前述しましたが、現役の受験生や浪人生の場合と違ってすべての時間のリソースを勉強に割くというのは現実的ではありません。
明確な指針となる計画を建てることが社会人の大学受験においては必要不可欠です。
そのためにも自身の今の立ち位置をしっかりと把握することが大切です。
一般的な目安となる勉強時間は?
ネット上には志望する大学のレベルに応じておおよそこれくらいの総勉強時間がひとつの目安になるというものがありました。
MARCHレベルで2000~2500時間、早慶レベルで3000~3500時間だそうです。
もちろん、あくまでひとつの目安であってこんなに時間をかけずとも合格する人もこれ以上の時間をかけても不合格となってしまう人など当然いるでしょう。
実際に筆者自身が現役で大学受験に向けて勉強をしていたときも、仲のいい友人たちの間で勉強時間を記録するアプリを利用していましたがここまでの時間を記録している人はいなかったです。
でも、みんなMARCH以上には進学していました、まあそもそもどこの時点からの勉強時間の累計の目安なのかもよくわからないのであまり参考になるとは言えない気もしますが…笑
まあ要するになにがお伝えしたかったのかというと、大学受験には数百~数千時間単位での勉強時間が必要になるということです。
高3の受験生や浪人生はほぼすべての時間を受験勉強に費やしています。
ですが社会人の受験生が仕事を続けながらの場合そういうわけにはいきません。
一日の大半の時間と労力を仕事に費やすことになります。
では実際にはどれくらいの時間を割くことが出来るのでしょうか?
一日に割くことが出来る勉強時間は?
現実的には社会人として働きながら実際に受験勉強に充てることが出来る時間は一日最大でも4時間と言ったところでしょう。
休日に12時間を勉強に充てる事ができる時間としては週に最大でも40時間といったところでしょう。
現実的な話をするならば、仕事を続けながらの場合は1~2年と年単位での受験勉強が必要になってきます。
長期的な目で無理のない実現可能な範囲での計画を建てる必要があります。
まずは大学入試レベルまで学力を引き上げよう
まずは1つの目標として学力を大学入試レベルまで学力を引き上げるようにしましょう。
実際に大学の入試問題に取り組んでみるとわかると思いますがかなりレベルが高く最初は太刀打ちできないというパターンも大いにありえます。
なのでまずは大学入試レベルに取り組むことが出来るライン、つまり高校で習う範囲をしっかりと理解できるというのを到達目標としてまずは目指しましょう。
全科目の底上げが重要
私立の場合は3教科、国立の場合は5教科7科目、当然苦手な科目と得意な科目がそれぞれ存在するかとは思いますが最初は特定の科目に絞るのではなく全科目の底上げを進めましょう。
ですが英語、必要な場合に関しては数学は試験における重要度が高く、受験勉強自体のウェイトも重いため重点的に取り組むのも良いでしょう。
大学受験が未経験の方は到底の科目に絞るのではなく全科目まんべんなく一定のペースで学習を進めていきましょう。
社会人におすすめの学習方法
日々忙しい社会人にとって大事になるのはスケジュール管理です。定期的なスケジュールを立てて、きちんと一定の学習時間を確保することが重要です。週や月単位で学習の予定を組んでおくと、計画的に進めることができます。
とはいえ、なかなか忙しい中で継続をするのは難しいかも知れません。そんなときは、同じ分野に興味を持つ人たちや、過去に同じような経験をしてきた方々と交流することで、新しい情報や視点を得ることができます。
さらに、社会人は学生と同じように参考書を読み込んで学習するだけでは身に付かない事も多くあります。今の自分に合った学習方法を見つけることが大切です。オンライン、書籍、動画、ワークショップなど、さまざまな方法がありますが、まずは自分の学習スタイルに合ったものを選びましょう。特に書籍だけに頼らない、アクティブな学習も大切です。問題解決や実践的な活動を通じて学ぶことで、理解が深まります。
短期間で結果を出したいと考える場合には、進捗を確認し、定期的に自分の学習を振り返ることで、課題や改善点を見つけることができます。一緒に学習してくれる先生のような存在から、的確なフィードバックを貰うのが効果的です。客観的に自分の立ち位置を把握し、目標達成のためのムリ・ムダを省く事で、時間の短縮にもなります。
学習と仕事、プライベートな時間をバランスよく保つことが大切です。
これらのポイントを考慮しながら、自分に合った学習スタイルやペースを見つけることが成功への鍵です。
学習のペースメーカーにはオンライン家庭教師がおすすめ
社会人向けの自習室などはあっても、中々自分の学習のペースや計画を維持するのは大変ですよね。
塾に行こうと思っても、社会人が気軽に通える塾もそう多くはありません。
オンライン家庭教師であれば、オンラインで完結するからどこでも授業が受けられて、学習の管理・スケジュール管理までお任せする事が出来ます。
さらに、マナリンクでは1ヶ月単位での契約が可能なので、ムダな出費を抑えることも出来ます。1対1の個別指導だから、授業内の不明点もためらわずにすぐに解決することが出来ます。
社会人の大学受験ならプロ講師・河本先生がおすすめ!
《先生のプロフィールより》
「どんな環境からでも志望校に合格させる」ことをモットーに高校・大学受験をメインに指導をさせていただいております。
<勉強が苦手な学生>から<難関校へ向けさらなるレベルアップを目指す学生>まで幅広い学生のニーズにこたえられるような授業を展開しており、現役生のほか浪人生や再受験生なども指導をしております。
目標達成において最も大事なことはマインドセットです。
自分は合格できるというある種根拠のない(?)自信を持つことで、前向きに学習に取り組むことができます。
私の授業では、自分が置かれた環境から具体的に何をすれば目標達成ができるかを明確にし、その指針を基に、自分は必ず目標達成ができるという正しいマインドセットを設定してもらいます。
河本先生はご自身の田舎の非進学校から京都大学に合格した具体的なノウハウを基に、スピード感のある指導をして下さいます。プロの講師でありながら会社の経営もされており、社会人の生徒様にとって貴重な将来を見据えたキャリアの相談もできるのではないでしょうか?学習に関するコーチングでモチベーション管理も、スケジュール管理も一貫してできるのは河本先生ならでは!対応科目も幅広いため、まずは無料相談からぜひお問合せください!
最後に…
いかがでしたでしょうか?
今回は社会人の大学受験についてお話してきました。
社会人の方が大学受験を成功させるためには明確な目的と強い意志が必要不可欠です。
実際、社会人の方が受験において優位に立てる点も少なくありません。
社会人の方のほうが時間をうまく使えたり、他の誘惑に惑わされず勉強に集中できるでしょう、さらに何よりも一度社会に出たにも関わらずもう一度学び直したいという明確な思いがあります。
ぜひここまで読んでくださった大学受験を検討されている社会人の方には志望校の合格を掴み取っていただけることを願っています!