【徹底解説!】社会人の受験勉強はどうすれば良い?

【徹底解説!】社会人の受験勉強はどうすれば良い?

一度社会に出たあとで大学受験を目指す方は一定数います。
どうしても学びたい学問があるという方や、最終学歴を高くしたい、かつての第一志望校に進学したい、転職やキャリアアップのためなど目的は人それぞれかとは思います。

ですが実際には社会人の大学受験というのは現実的に可能なのでしょうか?
社会人が大学受験に臨む上での抑えるべきポイントやおすすめの勉強方法についてお話していきたいと思います。




社会人が大学受験に臨む上でまずはじめにするべきことは現時点での自分の学力と志望校との「ギャップ」を知ることです。
そしてギャップを知ることで何から着手すれば良いのかがわかってきます。
ですが実際には志望校とのギャップをどの様にして埋めていくかを独学で計画するというのはなかなかハードルが高いかと思います。
今回はそんな方に向けて現在の自身の学力と志望校とのギャップ別に学習の計画をご紹介する『【偏差値ギャップ別】学習ロードマップ』という資料を作成致しました。
何からすればいいかわからないという社会人の方はぜひ一度目を通してみてください!

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社会人から大学進学を目指す人は意外と多い!


実は一度社会に出て社会人として経験を積んだ後に大学進学を目指し受験勉強を始める方というのは意外と多いです。
まあ意外と多いと言っても、想像よりは、といったレベルの話ではありますが…
社会人で大学進学を目指して受験勉強をする方には大きく分けて2つのパターンがあります。
まずはその2つのパターンについてみていきましょう。

再受験のタイプは大きく分けて2つ


まず1つは大学にもともと進学しておらず、社会人となったという人です。
このタイプの人は大学受験自体が未経験ということになり、まずは大学受験のシステムなどについての基礎のところから知っていく必要があります。

2つ目は既に大学を卒業していてその後に社会人となったものの、別の学問を学びたい、第一志望にもう一度挑戦したいなどの思いから再度大学を目指すという人です。
この人達は以前に大学受験を経験しているため、あとはしっかりと志望校に向けて学力を高めていくという段階です。

なにから手を付けたらいいかわからない…そんなときには


ですがいざ社会人の方が受験勉強を始めようとしてもまずは何から手を付ければ良いのかわからないという方が大半のことかと思います。
そんなときにはまずは現状の自分の力、現状の立ち位置を把握することが大切です。
人それぞれ目指す到達レベルも、現時点での学力ももちろん違います

既に大学受験の経験があるという方はついついかつて現役受験生だったころの自分の学力をベースに考えてしまいがちですが、悲しいことにかなり学力は落ちているのは間違いないです。
現在の自分と志望校とのギャップをしっかりと見極めることが大切です。

まだ大学受験の経験がないという人は、高校レベルの基礎からしっかりとコツコツ取り組んでいくことが大切です。

センター・共通テストの過去問を解いてみよう


すでに大学受験の経験のある方は、まずはセンター試験の過去問や共通テストの過去問を実際に解いてみるのがおすすめです。
現役時代とのギャップ、そして現在の新しい詩横行とのギャップをしっかりと把握することでなにから取り組むべきかが明確になってくるかと思います。

ブランクは想像より大きいという事実…


ですが、実際のところ受験勉強のブランクというのは想像の何倍も大きいです。
いくら大学受験を一度経験しているとはいっても数年受験勉強から離れてしまえばほとんど0からのスタートと言ってもいいでしょう。
また、2021年からは大学入試改革の一環としてセンター試験が廃止され、代わりに共通テストが実施されるようになりました。
それに伴い各私立大学の入試制度も変わってきました。

数年間受験から、勉強から遠ざかっていたという事実は、実際また勉強を始めてみるとよりわかるかと思いますが、何もない白紙からのスタートと言っても過言ではないでしょう。
並大抵の気持ちと努力では社会人が現役の受験期よりも学力を上げることはできません。

志望校とのギャップを逆算しよう


前述しましたが、現役の受験生や浪人生の場合と違ってすべての時間のリソースを勉強に割くというのは現実的ではありません。
明確な指針となる計画を建てることが社会人の大学受験においては必要不可欠です。
そのためにも自身の今の立ち位置をしっかりと把握することが大切です。

一般的な目安となる勉強時間は?


ネット上には志望する大学のレベルに応じておおよそこれくらいの総勉強時間がひとつの目安になるというものがありました。
MARCHレベルで2000~2500時間、早慶レベルで3000~3500時間だそうです。
もちろん、あくまでひとつの目安であってこんなに時間をかけずとも合格する人もこれ以上の時間をかけても不合格となってしまう人など当然いるでしょう。
実際に筆者自身が現役で大学受験に向けて勉強をしていたときも、仲のいい友人たちの間で勉強時間を記録するアプリを利用していましたがここまでの時間を記録している人はいなかったです。
でも、みんなMARCH以上には進学していました、まあそもそもどこの時点からの勉強時間の累計の目安なのかもよくわからないのであまり参考になるとは言えない気もしますが…笑

まあ要するになにがお伝えしたかったのかというと、大学受験には数百~数千時間単位での勉強時間が必要になるということです。
高3の受験生や浪人生はほぼすべての時間を受験勉強に費やしています。
ですが社会人の受験生が仕事を続けながらの場合そういうわけにはいきません。
一日の大半の時間と労力を仕事に費やすことになります。
では実際にはどれくらいの時間を割くことが出来るのでしょうか?

一日に割くことが出来る勉強時間は?


現実的には社会人として働きながら実際に受験勉強に充てることが出来る時間は一日最大でも4時間と言ったところでしょう。
休日に12時間を勉強に充てる事ができる時間としては週に最大でも40時間といったところでしょう。

現実的な話をするならば、仕事を続けながらの場合は1~2年と年単位での受験勉強が必要になってきます。
長期的な目で無理のない実現可能な範囲での計画を建てる必要があります。

まずは大学入試レベルまで学力を引き上げよう


まずは1つの目標として学力を大学入試レベルまで学力を引き上げるようにしましょう。
実際に大学の入試問題に取り組んでみるとわかると思いますがかなりレベルが高く最初は太刀打ちできないというパターンも大いにありえます。
なのでまずは大学入試レベルに取り組むことが出来るライン、つまり高校で習う範囲をしっかりと理解できるというのを到達目標としてまずは目指しましょう。

全科目の底上げが重要


私立の場合は3教科、国立の場合は5教科7科目、当然苦手な科目と得意な科目がそれぞれ存在するかとは思いますが最初は特定の科目に絞るのではなく全科目の底上げを進めましょう。
ですが英語、必要な場合に関しては数学は試験における重要度が高く、受験勉強自体のウェイトも重いため重点的に取り組むのも良いでしょう。

大学受験が未経験の方は到底の科目に絞るのではなく全科目まんべんなく一定のペースで学習を進めていきましょう。

実際のところは…


ここまでで社会人の大学受験についてお話してきましたが、現状としてはかなり厳しいというのが実際のところではあります。
ほとんどの場合が0からのスタートとなり、勉強にすべての時間を割くことも困難です。

さらに懸念するべきは学力の面だけではありません。
当然、金銭面のことも考慮しなければなりません。
予備校などに通う場合には年間で50万円から100万円以上の金額がかかる場合もあります。
さらに例え進学することができたとしても大学の授業料は年間で100万円以上かかる場合が殆どで、そこにさらに教材費や交通費などもかかってきます。
かなり貯金に余裕があるという場合や、仕事をしながらの勉強を進める強い意志が必要になってきます。

ですが、社会人が大学への進学を目指すことには、それだけの時間・お金・労力を使うに見合う見返りやメリットがあると筆者は考えます。
難しいのは事実ですが、大学に進学する明確な目的と強い意思があれば決して不可能なことではありません。
実際に社会人から大学への進学を実現させた人は少なくありません。



社会人が大学受験に臨む上でまずはじめにするべきことは現時点での自分の学力と志望校との「ギャップ」を知ることです。
そしてギャップを知ることで何から着手すれば良いのかがわかってきます。
ですが実際には志望校とのギャップをどの様にして埋めていくかを独学で計画するというのはなかなかハードルが高いかと思います。
今回はそんな方に向けて現在の自身の学力と志望校とのギャップ別に学習の計画をご紹介する『【偏差値ギャップ別】学習ロードマップ』という資料を作成致しました。
何からすればいいかわからないという社会人の方はぜひ一度目を通してみてください!

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最後に…


いかがでしたでしょうか?
今回は社会人の大学受験についてお話してきました。

社会人の方が大学受験を成功させるためには明確な目的と強い意志が必要不可欠です。
実際、社会人の方が受験において優位に立てる点も少なくありません。
社会人の方のほうが時間をうまく使えたり、他の誘惑に惑わされず勉強に集中できるでしょう、さらに何よりも一度社会に出たにも関わらずもう一度学び直したいという明確な思いがあります。

ぜひここまで読んでくださった大学受験を検討されている社会人の方には志望校の合格を掴み取っていただけることを願っています!