国語の教員の私が英語を教える理由
2021/7/30
私の教員免許は小学校と中学校と高等学校の国語の免許です。英語の教員免許は持っていません。ですが、マナリンクでは英語のコースを作成しています。不思議に思う人もいるでしょう。少しだけ私が英語を教える理由を書いておきたいと思います。
中1の時は苦手だった英語
英会話教室などには通ったことはありませんでしたから、中学校1年生から英語については学び始めました。もちろん小学校でもALTの先生の授業はありましたが、今のような頻度ではなく、1学期に1回ぐらいだったので、全員が中学校1年生からスタートという感じでした。
中1の時の私は正直なところ英語ができたとは言えません。なぜ「I am」なのか?「you」と「your」は何が違うのか?なぜ動詞と主語をひっくり返すと疑問文になるのか?・・・などなど私の頭の中は?でいっぱいになり、テストは毎回点数が低くて、追試や補習を受けてばかりでした。
そんな時、とある英語の先生があることを教えてくれました。そのあることを続けていくと・・・
高校生になると得意教科にそして・・・
いつの間にか英語は得意教科になっていました。時間はかかりましたが、その分しっかりとした基礎となってくれたと思っています。センター試験の模擬試験では9割以上の得点をできたこともあります。
そして、私の合格した大学は当時、合格した後に専攻する教科を選ぶことができました。ですから、英語と国語を迷った結果、第一志望は英語、第2志望は国語で出したのを覚えています。その時には私は英語の先生になるかもしれなかったのです。しかし、迷いに迷った結論だったので、やっぱり国語が教えたい!と思い、国語のコースを最終的には選択し、国語の先生となったのです。
フィリピンでのサバイバル
大学在学中にはNGOで1年間インターンとして働きました。共通語が英語のフィリピンでは、毎日が実践練習でした。語学学校にも1か月通いましたが、やはり日常生活でサバイバル的に英語を使うことで、私の英語力はグッと上がったように思います。
フィリピンから帰国後に受けたTOEICでは700点、現在ではTOEIC845点を取得しています。すでに「英語で仕事ができるレベル」にまでなれたのです。また、近々受験して900点を超えたいなと思っているところです。
英語ができなかったからこそ
私は英語ができない中学生でした。そんな人でも、「英語で仕事ができるレベル」に到達することは可能なのです。英語も国語も「ことば」であることに変わりありません。だからこそ、日本語を深く学んだ専門家として、英語を「ことば」として教えたいと思ったのです。
授業の中では私が中学生の時に先生に教えてもらった英語の勉強方法や、私がやってきた勉強方法、「ことば」としての学び方をミックスして、分かりやすく英語を学んでほしいと思っています。
こういう風にしてマナリンクで国語の先生が英語を教えてみようと思ったのです。苦手だったからこそ寄り添い、分かりやすく教えられるかもしれません。気になった方は、ぜひ体験授業も申し込んでみてくださいね。
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はじめまして。五十嵐と申します。自己紹介等はページをご覧いただければと思いますが、簡単に。 元中学校の国語科教員でした。大学時代の専攻は中世女流日記文学という古典の中でもニッチな分野でしたが、古典全般が好きで、広く学んできています。もちろん、現代文についてもしっかり学んできましたし、中高の国語教員...