子ども百科事典と電子辞書
2023/3/23
子ども百科事典。
全部で十数巻。
私が子どもの頃に、ひまな時、何か思い立った時などに広げていました。
当時、親が買い与えてくれたものです。
同年代の方には、わりとお馴染みかもしれません。
私は、特別な早期教育のようなものは受けていませんでした。
時間がたっぷりある『ただの小学生』でした。
大人になってから振り返ると、子どもの頃に子ども百科事典で得た知識がとても役に立ちました。
言い換えると、子ども百科事典で成長が止まってしまったままなのかもしれません。
しかし、中学受験に携わるようになってわかりました。
それが、私のゴールデンエイジだったのだ、と。
そこで止まってしまった、と言えばそうなのですが…
それでも、ぐんぐん吸収できる時期に何かしら得ることができて、幸運だったと思います。
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時がたって。
ある日の会話。
現在大学2年の娘と高校2年の息子と話していると、
自分の知識の多くは電子辞書から得たものだ、とふたりして言います。
そうか…昭和の子ども百科事典、平成の世では(我が家では)電子辞書なんだね。
気になることを調べるだけでなく、
読む本を求めて電子辞書の中の名作を読みあさったり、
英語アニメを楽しく見たり。
電子辞書の多機能性を結構、使い倒したんだろうな、彼らはそれぞれの使い方で。
彼らがそんな時間を過ごしたのは、おもに小学生時代でした。
今では、持ち主たちがほぼ見向きもしなくなった電子辞書。
あらためて、ありがとう。
子どもたちのそばにいてくれて。
(もちろん、世の中には高レベルの電子辞書があるので、現在の年齢に合った電子辞書の使い方をしてくれてもうれしいんですが💦)
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昨今では、より多くの教育ツールが身近となり、進化を続けていますね。
オフラインの世界で親としても安心、多くの知識と懐かしい思い出を作ってくれた電子辞書も、幼稚園から小学生時代におすすめの一つです。
目を休めながらご利用くださいね。
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