新学期、学校に行きたくない君へ
2023/9/1
私は今オンライン家庭教師として働いているが実は医師免許をもっている。20代後半の時、2回目の大学受験(医学部再受験)をして東北大学医学部に入り、一度は医師としてのキャリアを目指したが、いろいろと訳あって今に至っている。
新学期が始まったけど学校に行くのが憂鬱な君、学校に馴染めない君。私も学生時代は同じだった。
普段明るく楽しい授業をしているので私の生徒からは全く信じてはもらえないが小学生の時からずっと内気で友達はできず、中学校を卒業するまで友達といえる存在がいなかった。
いじめにもあい、それほど長期間ではないが一時的に学校に行かなかった。だから君は私と一緒だ。そんな君に言いたいことがある。
それは「嫌なことからは逃げてもかまわない」ということだ。
嫌なことでも耐えないと立派な大人にはなれない?将来苦労する?
そんなことはない。
少なくとも耐えたからと言ってそれが役に立つとは限らないし、いじめにあって自殺したりするよりはよっぽどマシなはずだ。
学校の勉強についていけなくても全く問題ない。
今はYoutubeの動画でもスタディサプリでも、そしてマナリンクのオンライン指導でも、勉強する場はいくらでもあるし、無理に学校に行く必要なんてない時代だ。昔はそんなものなかったからはっきり言って君が羨ましいぞ。
そしてマナリンクには不登校の生徒の指導に特化した素晴らしい先生がたくさんいる。先生の紹介動画を見て好きな先生を選べるから、気に入った先生に習えば学校になんか行かなくても勉強で困ることはない。
それでも学校には行かないと、嫌なことを耐えるのも必要だと思っているんじゃないか?ここに嫌なことから逃げ続けたけど何とかなっている大人がいる。それが私だ。
参考までに私がこれまでに逃げてきたことを特別君にだけ紹介しよう。
【小中学生の時】
・学校に行くこと
・野球のスポーツ少年団
・夏休みの読書感想文
・テレビの話題など自分が興味ないこと
【高校生の時】
・運動部(陸上部)を続けること
・無理に陽キャっぽくふるまうこと
・苦手科目(国語)を克服すること
【大学生の時】
・居酒屋とコンビニのアルバイト
・大学の研究室
・就職活動
【大学卒業後】
・新卒で入った会社
・塾の営業活動
・普通に就職すること
【医学部時代】
・医学部のブラック部活
・10歳くらい年下の同級生に無理に合わせること
・テストに一発合格すること
【医学部卒業後】
・パワハラ上司
・初期臨床研修(医者になったときにやる最初の2年間の研修)
・結婚して家庭をつくること
・職場に行くこと(今はオンライン家庭教師なので自宅で仕事をしている)
・親や周囲の期待に応えること
どうだ?こんなに嫌なことから逃げ続けてきた私だが、今が最高に楽しいし、どうにかなっているぞ!
断言しよう。人生は嫌なことから逃げるほど自由になる。
君には君の良さがあるはずだけど、それをクラスのみんなにわかってもらうのは難しいかもしれない。学校で自分の良さを発揮するのは難しいかもしれない。それはかつての私も同じだった。
でも何の心配もいらない。
君のすばらしさを発揮できる場所は学校以外に必ずあるし、今はそれを実現する手段が昔よりも多くなっている。
学校に友達がいなくてもネット上で好きなことをともに語れる仲間がいるし、勉強は私みたいなオンライン家庭教師から教わればいい。どこかの会社に就職しなくても今の時代、私のように個人でスキルを身につけて仕事をしている人は山のようにいる。
とにかく、学校でみんなと同じように勉強して、良い大学に入り、良い会社に就職するなんて時代はとっくに終わっている。それ以外の生き方なんていくらでもあるんだ。
これだけはわかってほしい。
君はたとえ学校に馴染めてなかったとしても全然だめな子なんかじゃない。
君らしい素敵な生き方がきっとあるはずだ。
【不登校のお子さまをお持ちの保護者様へ】
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
「学校なんか行かなくてもいい、逃げてもかまわない」というメッセージには戸惑ったかと思います。
大事なお子さまが学校に馴染めていなかったら心配で夜も眠れないと思います。私の発したメッセージは極論に感じたかもしれません。
もちろん、私のメッセージは一意見として聞いてほしいですし、1つの参考になればと思っています。
マナリンクには不登校の生徒さんを指導するのが得意な先生がたくさんいます。よかったら1つの選択肢としてマナリンクのオンライン家庭教師も検討していただけたらと思います。