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記号は単なる言葉に過ぎない

高校数学のブログ
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2020/1/5

高校数学では、「三角関数」「ベクトル」「微分積分」など、中学数学以上に新しい概念が次々に登場し、それに伴って見慣れない『記号』も格段に増えます。

いくつか例を挙げると、


  • 総和「Σ
  • 正弦「sin
  • 順列「P
  • ベクトル「
  • 極限「lim
  • 微分「d/dx
  • 積分「」.


訳が分からない記号の羅列を見て、数学が嫌いになった人も沢山いるのではないでしょうか?

けれども、一旦冷静になって記号を見つめなおして欲しい。


『記号は単なる言葉に過ぎないのです。』


そして記号には沢山のメリットがあります。あなた方は、日常生活の中で既に記号の恩恵を授かっているはずです。

ここでは、自動車の制限速度を示す次の標識を例に考えてみましょう。


この標識は「制限速度時速50km」を意味します。もし、この標識に上図のような記号ではなく、


『制限速度時速50km』という文章が書かれていたら?


記号の方は、一目見ただけで正確にその意味が分かりますが、文章の方は、ゆっくり読む必要があり、それゆえ記号の標識の方が優れていると言えます。


数学の記号も同じで、見ただけでその意味が正確に伝わる『言葉です。


ところで、記号を役立たせるには、記号が表す『意味』を熟知していなければなりません。

先程の標識も「制限速度時速50km」という意味を事前に知っているからこそ、効力を発揮するわけです。

これは数学でも同じです。


数学が得意な人は、

知らない記号や意味を忘れてしまった記号に直面しても、

恥ずかしいという気持ちを持たずに他人に聞いたり自分で調べたりします。


数学が苦手な人は、

他人に聞かないばかりか、自分で調べることもしません。


大切なのは、


『分からなければ、恥ずかしがらずに気軽に聞いたり、きちんと調べたりする』


ことです。問題の解法を丸暗記するのはやめて、まずは記号の意味を理解することから始めてみてはいかかでしょうか?

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