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翔洋学園高等学校|茨城県の通信制高校情報

2023/3/30

翔洋学園高等学校|茨城県の通信制高校情報


※当記事で使用している画像は転載・引用を許可しておりますが、転載・引用の際には必ず引用元の明記・リンク掲載をお願いいたします。

翔洋学園高等学校は、茨城県日立本校を拠点に6つの県へ学習センターを展開している通信制高校です。
「自由・自主・自立」を校訓に、生徒一人ひとりがそれぞれのペースで成長していくための環境づくりを徹底しています。
入試にあたって偏差値が問われないのはもちろんのこと、すべての生徒を「普通科」として一律で受け入れており、体調やスケジュールに合わせた自分だけの登校スタイルを設定することができます。
中でもWebでの学習を主体とする「ウェブキャンパス」では、必須スクーリングが年6日のみとされており、確実に高卒資格を取得したい人におすすめです。

設置コース


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普通科(コース分けなし)

スクーリング回数:月1回~週5回

翔洋学園高等学校では「全日型コース」「週1日コース」のようなコース設置は無く、すべての生徒を「普通科」として一律で募集しています。
コースを設けないことで、学習する科目・時間・日数を生徒1人1人が自由に選べて、まさにオーダーメイドの時間割が実現可能に。
これは自由が多い通信制高校の中でも、かなり珍しい体制です。

なお具体的な登校スケジュールや履修できる科目は、関東・東北各地に点在する学習センターによって異なります。
以下、翔洋学園のなかでも規模が大きい学習センターを一部ご紹介します。

学習センター

日立本校

スクーリング回数:月1回~週5回

10カ所以上の学習センターをもつ翔洋学園高等学校の本部校です。
10人以上の教員が常駐し、情報実習やマナーセミナー、国際交流、進路相談会など、進学・就職を問わず生徒の進路をサポートするための学習講座を設けています。

【令和4年度に実施されたイベント】
・理科実験
・書道体験
・調理実習
・情報モラルセミナー
・国際交流
・有権者教育
・思春期教育
・スーツ着こなしセミナー
ほか

スクーリング会場がある他のセンターと違い、ここは「本校」なので、学習センターでの自習時間がそのままスクーリング時間としてカウントされます。
「確実に高卒資格を取得したい」という人におすすめのキャンパスです。

水戸学習センター

スクーリング回数:月1回~週5回

JR常盤線・水戸線の「水戸駅南口」から徒歩3分の場所に立地する学習センターで、教師・生徒共に活気に満ちたキャンパスです。
自分の自由時間を優先する「週1スタイル」や「マイスタイル」、全日制のように毎日登校する「ポジティブスタイル」など、センター独自の選べる登校スタイルを用意しています。
勉強以外の行事やイベントに力を入れているのが特徴で、色どりのある学校生活を送ることができます。

【令和4年度に実施されたイベント】
・学習センター旅行(スキー教室、ディズニーリゾート)
・体育祭
・体験学習(カメラマン、料理人、キャラクターデザインなど)
・調理実習
ほか

「通信制でも楽しい学校生活を送りたい!」「仲の良い先生や友達と出会いたい」という人におすすめです。

山形学習センター

スクーリング回数:週1日~3日

山形駅から徒歩3分のビルにある、2021年3月に開校したばかりの新しい学習センターです。最新のキレイな設備が整っています。
週1日~3日ほど希望制の登校日が設けられており、ホームルームも行われます。
勉学のほか、校外学習や公共施設を利用した体育イベントもあり、豊かな高校生活が送れる山形県唯一のキャンパスです。

【令和4年度に実施されたイベント】
・校外学習(博物館、ハイキング、美術館、芸術鑑賞)
・体育スクーリング(ボウリング大会、卓球、バドミントン)
・芋煮会
・進路体験学習会(ネイル、美容の職業体験)

ネットキャンパス

スクーリング回数:年6日

通信環境を利用したネット学習を中心とするインターネットキャンパスコースです。
「どんな人にも学ぶ機会を諦めないでほしい」という想いから、平成25年に開設されました。
スマホやタブレット端末でWeb動画を視聴したり、全員に配布されるgmailアカウントで先生にメールやチャットで質問できます。

卒業要件であるスクーリング時間の約6割をメディア教材での学習で置き換えているので、実際のスクーリングは年6日ときわめて少なく、「宿泊型」と「日帰り型」を選択できます。
・宿泊型:年2回、指定会場に2泊3日の合宿型で登校
・日帰り型:東京会場で年6回、日帰りで登校

スクーリング日数をできる限り減らしたい人、社会人やシニア世代、海外在住の人にもおすすめできるキャンパスです。

学校の特長


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スクーリング回数が少ない

先ほどもご紹介したように、翔洋学園高等学校の必須スクーリング日数は通信制高校の中でもトップクラスに少ないです。
自宅学習をメインにしている通信制高校でも平均して年間20日程度は登校することを考えると、最少で年6日という翔洋学園のスクーリングはかなり効率が良いでしょう。
高校生はもちろん、子育てに忙しい人や、学び直しをしたい社会人にもおすすめできます。

学習センターへの登校においても、「週〇日コース」と学校が用意したコースが無いので、何日登校するのか、学校をどのように活用するのかは生徒の意志に委ねられます。

また学習のための登校ばかりではなく、体育会や調理実習、校外学習なども参加すればスクーリング時間として加算されるので、学校生活を楽しみながら卒業できるのもうれしいポイントです。

スクールカウンセラー&教員のサポートがある

学習サポートはもちろん、日々の生活に悩みや課題を抱いたときの心のケアにも力を入れています。

実際、翔洋学園の卒業生の口コミには
「最初は登校できなかったけど、先生に何度も相談に乗ってもらって通学できた」
「生徒と先生の仲が良い」
「指導が丁寧で親しみやすい先生ばかり」
といったコメントがたくさん見られます。

またすべての学習センターへスクールカウンセラーが定期的に訪問し、生徒の様子を気にかけたり、雑談を交えながら個別で面談をすることも。
自由が多い通信制高校だからこそ、生徒がのびのびと学校生活を送れるための環境づくりを徹底している学校です。

校外学習や部活動も充実

翔洋学園では、生徒が自らの人間力を育て未来を想像する力「明日力(あすりょく)」を築くための学習活動をテーマとしています。
個性を伸ばす活動の一環として、生徒が自主的に実行委員となって企画を運営したり、学習センターごとに特色のあるイベントが行われています。

【卒業生の活動実例】
・新入生のウェルカムセレモニー
・移動販売でのボランティア活動
・全国定時制通信制生徒生活体験発表会
→不登校の実体験や高校入学後の前向きな気持ちの変化をプレゼンし表彰
・生徒主催のクリスマスケーキ作りや芸術大会

通信制=高卒資格取得というイメージですが、さまざまなイベントを通して人との交流や人としてのマナーも学ぶことができます。

入試方式


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新入学

翔洋学園の入試では学科試験が実施されないため、偏差値が存在しません。
書類審査をベースに、必要に応じて面接考査が行われます。

【応募資格】中学校卒業見込みまたは既卒者
【出願期間】12月中旬~4月中旬
【選抜方法】書類選考

入試では将来に向けて翔洋学園で学習し、高校を卒業したいという生徒自身の意志が重視されます。
手続き書類に虚偽の内容や不正があった場合は入学許可を取り消されるので、書類選考でもしっかり対策・確認をしておきましょう。

【必要書類】入学願書、調査書、住民票謄本、写真4枚

編入学

高校中退者を対象とする編入学は、新入学の出願時期(12月~4月)以外のタイミングでも、随時募集されています。

【応募資格】中学校既卒者および高校中退者
【出願期間】12月中旬~4月中旬
※以降は随時。同年度内に卒業予定の編入生は12月下旬まで。
【選抜方法】書類選考

選考は新入学と同様、学力偏差値不問の書類審査です。
編入するタイミングによって卒業年度も変わるので、今後のプランも踏まえたうえで出願しましょう。
例えば令和4年度に卒業したい場合は、令和4年12月下旬が出願締め切りとなります。

【必要書類】編入学願書、在籍していた高校の成績・単位履修証明書、出席状況証明書、住民票謄本、写真4枚

転入学

編入学と同様、転入学も随時募集されています。

【応募資格】高校在学者
【出願期間】次年度の4月入学希望者は~次年度4月中旬
※以降は随時。同年度内に卒業予定の転入生は12月下旬まで。
【選抜方法】書類選考

選考にあたっては学力偏差値ではなく、現在の通学状況や単位取得状況をチェックされます。

【必要書類】
出願前:在籍している高校から転学照会、在学証明書、成績・単位履修証明書の郵送
出願時:転入学願書、住民票謄本、写真4枚

出願のためには、事前に在籍している高校から「転学照会」をはじめとする書類を翔洋学園日立本校へ送付し、転学許可書を発行してもらう手続きが必要です。
転入学は新入学・編入学以上にやることが多いので、家族や現担任と綿密にスケジュールを立てましょう。

入学時の費用


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入学金 0円
授業料(25単位の場合)
200,000円
施設設備費 50,000円
(入学時納付金 250,000円)

このほか入学検定料10,000円、履修科目別の教科書代が発生します。
学費は原則として、年額一括納入です。

なお入試に合格したら、所属予定の校舎で教師・生徒・保護者が一年間の履修科目や登校スタイルについて話し合う「履修相談」が行われます。
教師が学習センターでの学び方や履修方法について一緒に考えてくれるので、不安を解消してから授業料を確定できます。

学費(授業料)について


授業料 1単位8,000円(年額)

翔洋学園高等学校の学費は非常にシンプルです。
コース分けや追加カリキュラムによるオプション等が無いので、入学費用と単位数相当の授業料のみ。週1日でも週5日でも、何日登校しても学費は変動しません。

また、国の「高等学校等就学支援金」制度を利用すれば、世帯年収に応じた支給金をもらうこともできます。

【就学支援金制度による1単位の支給額】
世帯年収590万円未満 8,000円(全額)
〃590万~910万円未満 4,812円
〃910万円以上 なし

たとえば世帯年収が590万円未満の場合、入学時の費用は施設設備費の50,000円のみとなります。

【初年度に25単位履修する場合の入学時納入金額】
世帯年収590万円未満 50,000円
〃590万~910万円未満 129,400円
〃910万円以上 250,000円

卒業率 ・合格実績・進路実績など


公式HPによると、進路が決定した生徒の進学・就職の割合はちょうど半々。
選択肢が幅広いだけでなく、4年制大学、短期大学、専門学校合わせておよそ200校に及ぶ指定校推薦枠があり、進学をしっかりサポートしてくれます。

※以下、進路実績(令和3年度参照)

【大学、専修学校大学】
筑波大学、東北大学、東京藝術大学、早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、東京理科大学、大原簿記専門学校、水戸電子専門学校、アール医療福祉専門学校ほか

【指定校推薦枠】
足利大学(工学部)、茨城キリスト今日大学(文学部、生活科学部)、医療創生大学(薬学部、心理学部)、江戸川大学(社会学部)、作新学院大学(経済学部、人間文化学部)、名古屋経済大学ほか

また就職に向けた作文指導や面接対策講座も設けており、その成果もあって就職決定先も充実しています。

【就職】
フピコイーストロジー、サンエツ工業、ゼネラルホスピタリティ、丸北工業、日野屋玩具店
、館山リゾートホテル、ほか地方公務員、警察官、消防士、スクールカウンセラーなど

まとめ


翔洋学園高等学校は、無理のないスケジューリングと柔軟な学習環境で、通学や卒業へのハードルをグッと下げてくれます。スクーリング会場での学習のほか、「体育スクーリング」や校外学習への参加も単位に含まれるので、「何がなんでも登校日は行かなきゃ…!」という焦りを抱く必要もありません。
「自分に合う通信制高校がなかなか見つからない」「入学できても卒業できる気がしない」
そんな人はぜひ一度、チェックしてみて欲しい学校です!

免責事項

こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。

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