大川学園高等学校|埼玉県の通信制高校情報
2023/4/21
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大川学園高等学校は、埼玉県にある通信制の学校です。私立の学校としては埼玉県で唯一の福祉科があり、高校卒業資格と同時に福祉のプロを目指して学習に励むことができます。
コースは週1日のスクーリングで卒業が可能な一般コースや、全日制の高校のような週5日の普通科総合コース、そして福祉科技能連携コースの3種類です。
学びたいという意欲に応じて、放課後やホームルームの時間を有効に使った講義に参加することができ、積極的にチャレンジすることで新しい興味を発見したり、目標に向かって加速できるチャンスが数多くあります。
また、大川高校は自律、協調、奉仕を校訓としており、思いやりの心を育むためのボランティア活動や道徳授業にも力を入れています。ボランティア活動が盛んな学校として地域に愛されていることも、この学校の魅力ですね。
設置コース
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一般コース
スクーリング回数:週1日
こちらのコースはスクーリングが週に1日(土曜日)なので、自分のライフスタイルを大きく変えることなく通学を続けることができます。
事情があって過去に高校を中退した人や、不登校を経験して全日制の高校への進学に不安がある人におすすめの、通信制のメリットを活かしたコースです。
平日の時間を思い切り有効に使えるので、ダブルスクールや仕事との両立も可能なのが嬉しいですね。
基本的には自宅で学習を進め、スクーリングの日にレポートを提出し単位認定試験を受けることで単位を修得できます。通信制ならではのシステムですね。以前他の高校に通っていたことがある人は、その時の単位をそのまま移行することができ、よりスムーズに単位修得を目指すことができます。
普通科総合コース
スクーリング回数:週5日
こちらのコースは通信制でありながら、学年制を取り入れた全日制のスタイルなので週5日登校することができます。
中学校で不登校を経験して学力に自信がない人、学び直しに重点を置きたい人におすすめのコースです。通信制の学校には偏差値がないので、中学レベルの学習に不安がある生徒もいますが、基礎基本から丁寧に学び直し、学力を定着させることに重きを置いているので、安心です。
また普通科の科目に加えて、年間に3科目の選択授業を受講することができます。選択肢は文化芸術系、スポーツ系、生活系、文化教養系と幅広く、縦割りのクラスなので先輩や後輩と触れ合う良い機会となります。
福祉科技能連携コース
スクーリング回数:週5日
こちらは、卒業までに介護職員初任者研修を修了することができるので、将来福祉系の仕事に就いてみたい人におすすめのコースです。
独自のカリキュラムがあり、福祉に関する基礎知識や技術の修得はもちろんのこと、相手を思いやる気持ちや仕事への責任感をしっかりと育むことできます。
また、2年次からは「介護福祉コース」と「総合福祉コース」に分かれ、より専門的な分野を学びます。リアルな現場での実習が沢山あるので、福祉の仕事への興味や関心がより深まることでしょう。
学校の特長
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ユニークな学びの形
大川学園高等学校は、通信制の学校でありながら、地域とのつながりを大切にする学校です。駿河台大学や永翼日本語学園などと連携し、ゲストティーチャーを招いたコラボ授業や、ボランティア活動を積極的に行なっています。自身の通う学校が地元から愛される学校であることは生徒本人にとっても嬉しく、また人とのつながりを持つことでコミュニケーション能力が培われ、自信につながるでしょう。
さらに、学習意欲の高い生徒は大川高校にしかない特色ある講座に積極的に参加しています。例えば、校長先生による早朝特別授業、土曜日に行われる英語の特別授業、各種検定や進学のためのプラスワン授業などです。
学びの形がいろいろあることで、義務感ではなく自ら向上心を持って学習することができますね。
思いやりの心を育む道徳教育
大川高校では、人間性豊かな人格形成を重要視しており、道徳の授業を積極的に実施しています。
通信制の学校を選ぶ理由は様々ですが、大川高校の生徒は、集団生活が得意でなかったり、不登校の経験などから、新しく出会った人と信頼関係を築いていくことが苦手な生徒も多くいます。
だからこそ、お互いを思いやる心、福祉マインドの重要性を真剣に捉え、特別活動の内容に社会奉仕活動を豊富に取り入れています。こうした活動の中で他人と触れ合うことで、協調性や奉仕の心が自然と芽生えてくるのでしょう。
学び直しの場
大川学園高等学校の生徒は、入試の際に偏差値が関与しないので、学力には多少のばらつきがあります。また、不登校を経験したなどの理由から、中学校レベルの学習に不安がある生徒も少なくありません。
そこで、大川高校では基礎基本の学び直しの機会や、その後の学力の定着に注力する「ステップ・アップ講座」を開講しています。苦手を少しずつ克服することで苦手を得意に変えて、確かな学力を身につけることができるでしょう。
入試方式
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一般入試
一般入試(単願推薦入試及び併願一般入試)の詳細はこちらです。
出願時期:一次:12月半ばから1月半ば
二次:1月後半
*併願の場合は、公立高校の発表日までゆっくり手続きも可能です。
出願資格:中学校を卒業見込みの者、出身中学校の校長、担任が推薦する者
出願書類:入学願書、調査書、写真など
試験日 :出願締切から1週間以内
試験科目:併願:国語・算数・面接
単願:個人面接
受験料 :25,000円
*一般コース(週に1日のスクーリング)の受験料は10,000円です。
*単願(自己推薦)の場合は、推薦書も必要です。
*体験入学や学校説明会に参加すると受験料の優遇措置を受けることができます。
*学力の確認のために試験科目が設定されていますが、通信制の学校には偏差値という概念がないため、入試に偏差値は関与しません。
入学時の費用
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入学時に納入する入学手続時納入金の詳細は以下の通りです。
入学手続き後には払い戻すことができませんのでご注意ください。
[普通科総合コース・福祉科技能連携コース]
入学金 :240,000円
施設設備費:150,000円
維持費 :120,000円
[一般コース]
入学金 :30,000円
施設設備費:40,000円(半年)
*推薦一次(単願)の場合、中学校3年間の欠席日数が7日以内のものは、入学減免制度に申し込むことができます。入学金(240,000円)が‘全額免除となります。
学費(授業料)について
大川高校のコース別の学費詳細や、学費の支払い方法は以下の通りです。
[普通科総合コース・福祉科技能連携コース]
授業料 :423,000円
実験実習費:45,000円
[一般コース]
授業料:9,000円(単位ごと)
*年間32単位までの科目を履修することができます。
上記の学費に含まれていないその他の諸費用は下記の通りです。
・生徒会費(年間) :6,800円
・後援会費(年間) :5,000円
・同窓会費(年間) :1,000円
・アルバム積立(年間):5,000円
・教材費 :30,000円
・宿泊研修費 :10,000円
諸費用と授業料などを合わせた学費を、年間3回に分割して(3月、8月、12月)納入する必要があります。
また大川学園高等学校は国の「高等学校等就学支援金」の対象校です。世帯収入が年間910万円未満の場合は支給の対象となり、学費の負担を減らすことができます。
卒業率 ・合格実績・進路実績など
大川学園高等学校では進路決定率100%を目指しています。
入試の際に偏差値が関与しないので、学力にばらつきがありますが、それぞれが在学中に学んだことを活かして自分に適切な進路を選んでおり、学校が全力でそれをサポートしています。
ここ最近の傾向としては、約8割の生徒が進学しており、進学先は4年制の大学や短期大学、専門学校など様々です。その中でも、学校で学んだことを活かし、福祉系や医療系の専門学校に進学する生徒はやはり多いようです。
就職先も老人ホームや介護サービスなど福祉系が人気となっています。
まとめ
大川学園高等学校は、埼玉県にある通信制の学校です。
埼玉県の私立学校では唯一の福祉科があり、卒業までに介護職員初任者研修を修了することが可能です。
一般コースは通信制のメリットを活かした週1日のスクーリングなので、社会人や子育てと両立したい人におすすめの自由度の高いコースです。
普通科総合コースでは、全日制のような学校生活を楽しむことができ、基礎基本の学び直しに加え、各種検定の対策や英語学習に力を入れることができます。
道徳教育や地域に根ざしたボランティア活動を活発に行なっていることも大川高校の特色で、地域に愛される通信制高等学校です。
思いやりのある、人間性豊かな大人へと育つための理想的な学習環境だと言えるでしょう。
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