【インタビュー】京華女子中学・高等学校

京華女子中学・高等学校の岡田 一顕 教頭先生へマナリンク運営局がインタビューさせていただきました！

校風を教えてください

女子校ならではの共感力あふれる雰囲気の中で、生徒は安心して様々なことにチャレンジしています。その中で、自分の能力を伸ばしたり、今まで気づかなかった自分の能力を発見したりします。さらに小規模校であること、教員と生徒の距離が近いことなどから、きめ細かく丁寧な指導を可能にしています。京華女子は「生徒が成長できる学校」です。

教育理念・文化・歴史

1897年に京華学園を創立した磯江潤先生は「教育の完成を期するには、母となる女子をしっかりと教育しなければならない」との考えに基づいて、1909年に本校の前身である京華高等女学校を設立しました。この『賢い母を育てる』という精神は、一世紀以上を経た現在まで脈々と受け継がれています。

募集要項やアドミッション・ポリシー

本校が育成を目指す資質・能力並びに6年間または３年間計画する教育内容を踏まえ、入学時には次のような生徒を求めています。

• 基本的生活習慣、基礎学力が身についており、本校入学に強い意志を持つ生徒
• 進学に対する高い志を持ち、その実現に向けて学業に取り組む生徒
• 勉学、部活動、生徒会活動等に積極的で文武両道に励む生徒
• 失敗を恐れず様々なことにチャレンジする生徒
• 座学のみならず探究活動等の多彩な活動に取組むことを通して、理解力、思考力、協働力、探究力等を育もうとする生徒
• 本校で身につける資質・能力を発揮して、世界や地域の課題を自分の課題として、解決に向けて探究するとともに、仲間と一緒に活動しようとする生徒

このような知的好奇心・個性あふれる生徒を選考する多様な入試制度を設けています。

どのような生徒様におすすめか教えてください

自分の強みを伸ばしたい、自分の強みをみつけたい、自分の可能性を広げたい、自分の弱みを克服したいなどチャレンジする意欲のある生徒におすすめの学校です。小規模な学校なので、学習面、生活面で不安があっても先生に気軽に相談や質問ができる環境です。

また、大学進学に向けて、一般入試、総合型選抜、学校推薦型選抜に対応した指導も行っていて、進学実績も着実に上昇しています。

貴校にあるイベントを教えてください

１０月に行われる文化祭は「京華祭」と呼ばれ、京華女子中高だけでなく京華中高（男子校）と京華商業高（共学校）と２日間に渡り同日に行われます。三校合同企画もあり大いに盛り上がります。



体育祭は「京華学園浦和グラウンド」で中学生、高校生合同で行われます。女子校ならではの団結力で全力で取り組んでいます。

自慢ポイント

部活動では「マーチーングバンド部」が全国大会金賞の常連校で「高校バスケットボール部」が都大会ベスト８の実績がある強豪クラブです。また「吹奏楽部」、「演劇部」などのように女子校だけでなく、男子中高と商業高校と合同で活動しているクラブがあるのも特徴です。

また「京華女子チャレンジ」という企画があります。これは自分の中にある「やってみたいなあ」「こんなことができたら楽しいだろうなあ」というチャレンジを学校として応援するというものです。必要に応じて助成金も支給されます。

教育に対する熱意や教育方針

本校の教育目標は「『21世紀型の賢い女性』の育成」です。「21世紀型の賢い女性」とは、不確実性が高く、多様性が求められるこれからの時代に、本校の校訓である「清・慎・勤」の3つの心を持ち、世の中をよりよくしようとする人材を指します。

上記の目標を達成するために、本校の教育の3つの柱である「共感力を育てる」「グローバル力を身につける」「学力を伸ばす」ことを通して「自己肯定感」「意欲」「協調性」「自制心とやり抜く力」などの非認知能力を育みます。

最後に、生徒様・保護者様に向けてメッセージをお願いいたします！

本校は2024年度に新校舎が完成し、京華中学高等学校（男子校）と京華商業高等学校（共学校）のある敷地（現在あるところから約300メートル離れた場所）へ移転し３校ワンキャンパス化します。

そうすると普段の授業は女子だけで行うため、女子教育の強みを生かすことができ、教育的効果があると考えられる活動では他校の生徒（男子校生徒や商業高生徒）との交流が図れるため、女子校だけど共学校のいいところも持っているという今までにない先進的な女子校になります。ご期待ください！

京華女子中学・高等学校
学校所在地：東京都文京区白山5-13-5
電話番号：03-3946-4434