【インタビュー】東洋大学附属牛久中学校・高等学校

東洋大学附属牛久中学校・高等学校 入試広報担当 小池 利明様にマナリンク運営局がインタビューさせていただきました！

東洋大学附属牛久中学校・高等学校 入試広報担当
小池 利明様

教員22年目
中学校の開設から携わり、中学校での指導は10年目

御校の校風を教えてください

1964年に茨城県牛久の地に東洋大学附属牛久高等学校が創立されました。

東洋大学の創立者　井上円了先生の「諸学の基礎は哲学にあり」を教育理念としており、「知的好奇心と高い志をもち、自ら考え、自ら行動する意欲溢れる生徒を育成する」という教育目標を達成するために、「体験を通して考えること」が大切であると考え、様々な学校行事があります。2015年には附属中学校が開校しました。

御校の募集要項やアドミッション・ポリシーについて教えてください

変動の多いこれからの社会を生き抜くために、以下の様な「育てたい生徒像」を持っています。
・社会人としての必要な基礎基本と「確かな学力」を確実に身に付けた生徒
・知的好奇心と高い志を持って自らの進路を自ら開拓する生徒
・何事にも主体的に取り組み、仲間と切磋琢磨して粘り強く努力する生徒
・豊かな教養と優れた知性・感性を持って自ら考え、自ら行動する意欲溢れる生徒

御校の教育課程はどのような生徒様におすすめか教えてください

本校の大きな特徴は、英語教育と探究学習です。

英語教育においては、学校行事では、中学校2年生でフィリピン、中学校3年生でオーストラリアでの海外での生活を全員が経験します。日本の文化を海外の同世代に生の声で届ける経験は、言葉の壁を乗り越えた大きな経験になることと思います。また、中学校2年生の文化祭で全員が「英語で落語」にチャレンジします。こういった武器を持って、海外へ行くのです。

さらに、普段の学習においてもしゃべることを重視します。特に、英語の定期考査では、個別対面でのスピーキングテストを行います。探究学習においては、グローバル探究という独自科目を設置しています。探究活動のために、体系的に科目を設定し、中学校3年生での課題探究の成果発表つなげています。

海外での体験をしたい人、自分の課題について向き合って解決したい人におすすめです。

御校にあるイベントを教えてください

＜英語落語＞
中学校2年生の文化祭で全員が1人1題目を覚えて、披露します。浴衣の着付け、道具の準備など、すべて子供たちで行います。


＜フィリピン語学研修＞
フィリピンの語学学校に1週間入寮し、レッスンを受けます。マンツーマンレッスン7割、グループレッスン3割。レッスンだけではなく、講師との交流も踏まえた「ショッピングモール体験」、現地の中学生との「交流会」も実施します。



＜オーストラリア語学研修＞
南オーストラリア州アデレードにて2週間のホームステイを行います。日中は現地校にて授業を受けます。ホームステイを通して現地の生活を体験し、グローバルな視野を広げます。現地で行う「日本についてのプレゼン」は毎年、各生徒の独自性を出すことができます。日本の良さ、日本の課題を再確認することができます。

御校の自慢ポイントを教えてください

1学年60名定員の学校ですが、参加できる部活動が24部あります。

中学生だけで活動する部活や高校生と一緒に活動する部活動があります。特徴的な部活動は「和楽部」です。主に三味線を弾いていますが、月に2回プロ講師より指導を受けることができます。

教育に対する熱意や教育方針などを教えてください

1学年の定員が60名(30名2クラス)のため、各教員が他学年も含めて全員を把握できる学校です。全体指導はもちろん、個々への対応ができる学校です。また、高校は全校1700名(1学年550名前後)の大きな学校です。少人数ながら大規模校の活動・学校業を体験できることは大きな魅力です。

最後に、生徒様・保護者様に向けてメッセージをお願いいたします！

中学校3年間は英語にスポットを当てた行事が多いです。しかし、英語は手段であって目的ではありません。英語を使って何を伝えるかが大切です。高校2年生ではシンガポールへの語学研修を用意しています。そこでは、「中学生から始め、高校2年生まで継続した探究活動の成果を現地の学生に英語で説明し、質問を受け英語で答える」という「英語はツール」というゴールを用意しています。豊富な体験のできる学校です。

東洋大学附属牛久中学校・高等学校
茨城県牛久市柏田町1360-2
029-872-0350