【インタビュー】東明館中学校・高等学校

東明館中学校・高等学校 理事長・校長 神野 元基様にマナリンク運営局がインタビューさせていただきました！

東明館中学校・高等学校 理事長・校長
神野 元基様

1985年生まれ　
北海道網走市出身、
2005年　慶應義塾大学総合政策学部に入学。
　　　　 在学中より起業家として活動。
2012年　株式会社　COMPASS創設
2016年　AI型教材Qunena(ｷｭﾋﾞﾅ)リリース
2019年　文部科学省中央教育審議会
　　　　 初中等部会臨時委員
2020年　経済産業省産業構造審議会
　　　　 教育イノベーション小委員会委員
2021年　宮崎市教育ＣＩＯ（情報統括役員）
2022年　東明館中学校・高等学校　校長
　　　　 RKBテレビ　タダイマ　
　　　　 番組コメンテーター
2023年　東明館学園　理事長

御校の校風を教えてください

本校の教育目標である「好学愛知・自律自啓」は、現代に合わせて「自律・自走／相互承認／創造」の精神を育む教育目標にアップデートし、これを実現するために、あらゆる教育活動を、この教育目標に合わせて運営しています。

学校行事においては、子どもたち自身が主体となって運営する機会をつくっており、学校生活では、校則を子どもたちの権利として権限を委譲し、全会一致かつ日本の法律を守ることを条件に校則を変更できるため、様々な意見に折り合いをつけていく相互承認の精神を養いながら、新たな価値を創造する力も養います。さらに、中学校では自由進度学習を、高校では総合選択制・ハウス制を導入し、子どもたちに自律と自走の機会を多く提供しています。

御校の教育課程はどのような生徒様におすすめか教えてください

本校の教育課程は、「言われたことをちゃんとやる」受動的な学びではなく、「とりあえず挑戦してみる」主体的な学びを重視しています。さらに、職種を問わず様々な方が本校に来てくださるため、いろんな角度から知見を得ることができる多様な場ともなっています。

これからの時代（Society5.0）において最も重要とされる、自分で考えて行動する力を身につけたい方、挑戦し続けたい方や学び続けたい方、また自分の人生を変えたいと考える方におすすめです。

御校にあるイベントを教えてください

本校にあるイベントとして、4月にある「体育大会」・11月にある「とちとこ祭」・年に2回ほどある「クラスマッチ」を生徒がすべて運営していきます。また、各学年で実施される研修旅行（中1～高2）も行われます。その他、通常の行事に加えて、地域・OB/OG・東明館に関わっている方と生徒、職員で行う未来教育対話の時間や生徒だけで行う生徒対話といった対話の時間を設けています。

御校の自慢ポイントを教えてください

本校の自慢のポイントは、高校において「総合選択制」を導入しているところです。

「総合選択制」とは、簡単に言うと、生徒自身が履修登録を行い、時間割を作成し、さらにその学び方（教養・探究・国際的な学び）も自分で選べるシステムです。

このようなシステムのため、通常の学年・クラスの枠組みが存在しないのですが、代わりに学びのスタイルに基づいた縦割りのグループを作成します。そして、3つのハウス（教養・探究・国際）のいずれかを選択して学び、多年齢の生徒たちとの交流を通じて学ぶことが可能になっています。

教育に対する熱意や教育方針などを教えてください

自律・自走する力を養うため、生徒たち自らが学びに意義を見出し、積極的に取り組めるような環境づくりに全力を尽くしております。

私たち東明館は、そこで学ぶ多様な子どもたちを誰1人取り残すことなく、多様な進路に向かって全力で支援していけるよう日々教育活動を展開しております。

そして、大人だけでなく、子どもたちも一緒に学校の環境をデザインしていけるような学校づくりを目指し、子どもたちのWell-beingを実現していきます。

最後に、生徒様・保護者様に向けてメッセージをお願いいたします！

「未来のキミに会いにいく！」

自分で考え行動し、対立やジレンマが起きても、それを対話で克服しながら新たな価値を創造する。対話で変わり続けながら地域と連携していく東明館で一緒に学び、大きく成長していただけたら幸いです。
ぜひお待ちしております！


東明館中学校・高等学校
佐賀県基山町宮浦683番地
0942925775