【インタビュー】東京都市大学付属中学校・高等学校

東京都市大学付属中学校・高等学校 広報部主任 田中 望様にマナリンク運営局がインタビューさせていただきました！

東京都市大学付属中学校・高等学校
広報部主任 田中 望様
早稲田大学スポーツ科学部を卒業後、他校での指導経験を経て本校に赴任し9年勤めています。

御校の校風を教えてください

「誠実・遵法・自主・協調」を校訓とし、生徒の自主性を大切にしながらも面倒見のよい学校です。

本校には「師近距離」という言葉があり、先生と生徒の信頼関係が厚く距離感が近いことが特徴です。近年では今社会に求められている力を育成するために「主体的な学び」「キャリア」「国際理解」という言葉を３つの矢として「キャリアスタディ」など様々な教育プログラムを提供しています。

御校の募集要項やアドミッション・ポリシーについて教えてください

本校では4回の一般入試と帰国生入試、グローバル入試を行っています。

一般入試は2/1午前、2/1午後、2/3午前、2/5午前となっています。
2/1午後は国語算数の2科ですが、それ以外は理科社会を加えた4科です。

帰国生入試は1/6に行います。
国語算数英語の3科で判定するA方式と、国語算数の2科または国語算数理科社会の4科で判定するB方式のいずれかを選択することができます。

入学試験の結果によってⅠ類またはⅡ類のコースに所属することになります。Ⅱ類の方が合格最低点が高く、最難関国公立大学を目指すコースです。

御校の教育課程はどのような生徒様におすすめか教えてください

部活動や様々な課外活動に全力で打ち込みながらも高い進路希望を叶えるために、6年間全力で取り組みたいという受験生に入学してもらいたいと考えています。

本校には様々なクラブがありますが、先生方の熱心な指導の下、一生懸命取り組んでいます。部活動は原則週3回以内という制限があるため時間を大切に日々の活動に取り組んでいます。

部活動のない日には集まって自習する様子も見られます。都市大付属では部活動と勉強の両立に共に頑張った仲間に出会うことができます。

御校にあるイベントを教えてください

本校の文化祭は柏苑祭（はくえんさい）という名称です。クラブ活動を中心に展示を行っており、とくに文化部の展示は一見の価値ありです。生物研究部では毎年解剖を行っており、2023年度は豚の頭、シュモクザメの解剖を行いました。


鉄道研究部では毎年テーマを決めてジオラマの作成に取り組んでいます。


展示発表を行う運動部もありますが、運動部の生徒たちの多くは模擬店に参加し、訪れた皆さまをもてなします。都市大生の主体性が最も高まるイベントです。

御校の自慢ポイントを教えてください

科学実験の授業を大切にしています。中学の3年間、20人の少人数クラスで実験を行います。中1は生物、中2は化学、中3は物理の実験です。

3年間で取り組む実験は60テーマに及びます。授業のはじめには先生によるデモンストレーション、講義を受け、実際に自分たちで実験します。その後、レポートにまとめるまでが授業です。

教育に対する熱意や教育方針などを教えてください

私は、本校の生徒たちには日本や世界をリードする存在となり、よりよい社会の実現のために力を発揮してほしいと考えています。また、そのような存在になることのできるポテンシャルを持った生徒たちだと日々感じています。授業の中では繰り返しこの気持ちを伝え、自覚を促しています。また学校生活の様々な場面でリーダーシップを発揮しなければならないよう工夫しています。

大学受験も大切ですが、そこに留まらない勉強する意義を見出してほしいと思います。勉強、部活動、学校行事…すべてに全力で取り組んだ先には自分の人生において取り組みたいテーマのようなものが必ずや見つかることと思います。

最後に、生徒様・保護者様に向けてメッセージをお願いいたします！

首都圏には本校に限らず多くの私立学校があり、それぞれが独自の観点で優れた教育プログラムを準備しています。ぜひ様々な学校を実際に訪問し、その空気感を感じてください。きっと自分に合ったお気に入りの学校が見つかると思います。

都市大付属には優れた教育プログラム、充実した学習環境があります。ただ、何より魅力的なのは「人（先生方、生徒たち）」です。どんな人がいるかは言葉では中々伝えられるものではありません。ぜひ一度足を運んでみてください。

受験勉強は大変ですが、人生を切り拓く力を身につけることができます。応援しています。


東京都市大学付属中学校・高等学校
東京都世田谷区成城1-13-1
03-3415-0104