看護学校受験でよく出る小論文テーマは?おすすめの学習法も紹介!

看護学校受験でよく出る小論文テーマは?おすすめの学習法も紹介!

小論文を作成するに当たって一番知りたいのが、「テーマ」ですよね。
頻出テーマと看護学校の小論文の概要について見ていきましょう。



看護学校の小論文で課されるテーマは非常に多岐に渡ります。
もちろん各年度・書く学校によって出題される小論文のテーマは異なりますが、その中でも頻出のテーマというのは存在します。
極論、突拍子のないテーマが出題された場合は周りの受験生の出来も当然悪くなるため実はそこまで心配する必要はありません。
ではどこで差がつくのか、キーとなるのは、頻出・王道のテーマが出題されたときにしっかりとした内容を書いてプラスに数ることが出来るかという点です。
ですがなかなか頻出・王道の特定のテーマをピンポイントで分析して対策するのは難しいと言うのが実際のところかとは思います。
そこで今回、『【徹底分析から見えた】看護学校で頻出の小論文テーマ5選』という資料を作成致しました。
この記事では教育関連のサービスを提供する弊社だからこそ集めることが出来る情報をもとに「ココだけは抑えてほしい!」というテーマと、各テーマの小論文の書き方をご紹介しています。
無料でご利用いただけますのでぜひお気軽にお役立ていただけますと幸いです!

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看護学校の小論文はどんな問題が出題されるか?


小論文の出題形式

小論文の出題形式は、大きく分けて次の3つです。

「課題作文型」
出題されたテーマについて、自分の意見をまとめる形式です。
小論文の課題の中では、最も一般的なものになります。
出題されそうなテーマを過去問から探すことが有効です。
それぞれのテーマについて、ある程度自分の考えをまとめておきましょう。
時事ニュースについてチェックしておくことも大切です。

「課題文読解型」
提示された課題文について、自分の考えをまとめる形式です。
課題文は例えば朝日新聞の『天声人語』だったり、『我輩は猫である』など有名文学の一文の抜粋だったりと様々です。
作文力に加えて、その文章のポイントを抑える読解力が必要になります。
日頃から読書したり、新聞を読むなど活字に親しんでおくことが大切です。

「資料分析型」
あるテーマに基づいたアンケート結果やグラフを分析し、自分の意見を述べる形式です。
例えば、「年代別の交通事故者の割合データ」だったり「未成年に増加している大麻についてのアンケート結果」などです。
資料を読み取り、傾向や推移を分析する能力が必要になります。

それでは次に、小論文で扱われやすいテーマについて見てみましょう。

小論文で扱われやすいテーマ


入道雲

看護・医療系
最もよく取り上げられるのは、やはりこのカテゴリーです。
例えば「看護に必要な資質とは?」「臓器移植について」「医療ミスを防ぐには」など、自分の思考を文書化するものから、ある程度の専門知識が必要なものまで様々です。
他のカテゴリーテーマと関連付けて出題される場合も多いです。

個人的なことについて
受験者本人の経験や体験に関することを問うカテゴリーです。
例えば「看護師を目指したきっかけは?」「学生時代に最も意欲的に取り組んだことは?」、また「どのような看護師になりたいか?」など未来の自分に関するテーマが出題されることもあります。

社会問題・マナー
時事問題も、抑えておきたいカテゴリーの一つです。
例えば「環境問題についてどう思うか?」「気になっている医療問題は?」「社会のグローバル化について」などで、看護・医療と絡めたテーマも出題されます。

コミュニケーション
チームワークを重視する看護の世界では、他者との関係を問うテーマも扱われます。
例えば「円滑な人間関係を構築するには?」「チーム医療について」「コミュニケーションについて」などです。

哲学的な問いなど
「やさしさとは何か」「命について」「豊かな人生を送るには」など、抽象的な概念を指すテーマも扱われることがあります。

小論文を書く時のポイント


小論文を書く時は、まず「起承転結」型と「序論・本論・結論」型のどちらで書き進めるのかを決めましょう。
「起承転結」型は文章の作り方が難しく、上級者向けの手法です。

一方「序論・本論・結論」型は、シンプルな構成で比較的書きやすい手法です。
小論文の書き方に不安がある方は、「序論・本論・結論」型での作成をおすすめします。
各項目の詳細は、次の通りです。

序論
私は~だと考える、などテーマについて自分の考えを述べる段落。
本論
序論を受けて、自分がそう考える理由を述べる段落。
結論
今後の志や、自分の考えのまとめなどについて述べる段落。
本番の小論文では、学校によって400~1200字、制限時間60~90分の間で仕上げます。

いきなり書き始めるのではなく、序論・本論・結論において各一文ずつ、自分が書きたい内容や伝えたいことを書いていくといいでしょう。
小論文においては、3つの段落において「一貫性」があるかどうかがポイントです。
一文ずつ書いていくことによって、内容の脱線を防ぎ、芯のある文章に仕上がります。

また、「できるだけ多く書いた方が高評価につながるのでは?」と思うかも知れませんが、そのようなことはありません。
最低文字数を超えることは必須ですが、短い文章で簡潔に述べることも大切です。
有効な小論文対策としては、次の3つがあります。

小論文の問題に慣れる

上述したように、小論文は制限時間内に最低文字数を書き切らなければなりません。
筆記試験対策と同様に、反復練習が必要です。
練習で一気に書き切る体力をつけておかないと、ノンストップで書き進められません。

具体的な方法としては、始めの5分を構成を考える時間に充てます。
構成が決まったら、序論・本論・結論それぞれに短い文章を書いていきます。
構成を考える力は、様々なテーマについて自分の意見を持つことで身につきます。
今まで気にしていなかった社会問題などにも、目を留めておくことが大切です。

過去問の入手

小論文のテーマは、志望校ごとに傾向が分析できます。
書店やインターネットで過去問を入手し、テーマの出題傾向を探りましょう。
ただし、本番で傾向とずれたテーマが出ても慌てないよう、看護師受験に出やすいテーマは一通り抑えておくといいですよ。

プロの添削指導

いくら早く書けるようになっても、内容・文章の質も同様に大切です。
書きっぱなしで終わらずに、まずは自分で読み返して「分かりにくいところ」や「長すぎる箇所」などをチェックしましょう。
自分で満足のいく文章が書けるようになったら、先生や専門家などプロに添削してもらうことがオススメです。
小論文で他の受験生と差をつけるために、目を引く文章の作成はとても有効です。

看護学校の受験対策は何を重視するべき?


ハテナを思い浮かべる女性

看護学校の一般入試において、筆記試験では高校までの「英語」「数学」「国語」の3教科が主に出題されます。

ただし、「数学」「国語」のみの学校や「理科」が追加される学校もあるため、まずは志望する学校の試験科目をきちんと確認することが大切です。
そして、筆記試験に加えてほとんどの学校で「小論文」が出題されます。
筆記試験・小論文ともに「過去問」での演習が必須となります。
看護学校向けの入試問題集を利用するのもいいでしょう。

また、筆記試験の後に行われるのが「面接」です。
看護師受験では、面接試験も非常に重要視されます。
受験者が多いほど、面接官の印象に残ることは難しくなりますので、オリジナルのエピソードを加えながら、明確な志望動機を伝えることが大切です。
また小論文と同様に、できるだけ簡潔に伝えることを心がけましょう。

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小論文だけ、面接指導だけといったピンポイントな受講も可能。
もちろん、合格までの全面サポートもできるため心強い味方になってもらえます。


まとめ


看護学校の小論文対策の仕上げには、プロの添削指導が有効です。

ぜひ皆さんも「看護系」オンライン家庭教師と一緒に、合格を目指しましょう!