勉強習慣を育てる中学生基礎〜実力養成コース

このコースでは「勉強を習慣化すること」を第一の目標とします。中学生の多くは「勉強のやり方がわからない」「やる気が続かない」という悩みを抱えています。そこで、まずは日々の生活リズムに合わせて、無理なく続けられる学習計画を一緒に立てます。

学習計画は「小さなステップで確実にこなす」ことを重視します。たとえば、最初は10分の計算練習や英単語暗記から始め、少しずつ勉強時間を増やしていきます。小さな達成を積み重ねることで「勉強が当たり前になる」習慣が育ちます。

また、勉強でつまずいた部分はその場で立ち止まり、解き方の理解不足や知識の抜けを一緒に確認します。わからない問題を放置せず、習慣の中で解決していくことが成績向上の近道です。

計画は一度決めたら固定ではなく、部活・学校行事・生活リズムに合わせて毎週柔軟に修正します。習慣を続けやすい仕組みと、つまずきをその場で解消できる安心感の両立を目指します。

週に1度のショートミーティング（15〜20分程度）では、勉強の進み具合を一緒に確認します。ここでは「やったことの振り返り」「できなかった理由の分析」「次週に向けた修正」の3点を重視します。

• 「今週は計画の7割できた！」 → どこがうまくいったのかを確認

• 「計算問題でつまずいた」 → 解き方を確認し、次週の課題に設定

• 「部活で疲れて勉強できなかった」 → 学習時間を短く区切る形に修正

このように毎週振り返ることで、生徒さんは「勉強を管理する力」を自然に身につけていきます。さらに「短時間でも毎週先生に報告する」という仕組み自体が習慣化を後押しします。

月に1回、生徒さんと先生でしっかり30〜40分話す時間を設けます。この時間では、テストや模試の結果を一緒に見ながら、勉強の進み方を中期的な視点で整理します。

「次の定期テストで5点アップを目指そう」
「苦手な比例・反比例を克服しよう」

といった具体的な目標を本人の言葉で設定していきます。これにより「自分が主体となって学習する」意識が育ちます。

また、心理的な不安や悩みを相談できる場としても活用できます。勉強のやり方だけでなく「自信を持てるようになる」ことを大切にしています。

月1回、保護者様とも面談を行い、生徒さんの学習状況を共有します。ここでは「学校や家庭でどのように見守ればよいか」を具体的にお伝えします。

• 今月の学習進捗の報告

• 苦手単元の現状と改善策

• ご家庭でできる声かけやサポート方法

を共有することで、ご家庭と先生が同じ方向で支援できるようになります。保護者様の不安やご要望も直接伺えるため、安心して任せていただける体制を整えます。

2ヶ月ごとに、生徒さん・保護者様・先生の三者で面談を行います。中期的な成果を確認し、次の目標を全員で共有する大切な時間です。

• 「計算ミスが減ってきた」などの成長を実感

• 苦手単元の克服度を確認

• 志望校や進路の方向性を話し合い

三者で目標を確認することで、生徒さんは「支えられている安心感」を持ち、やる気が高まります。保護者様も学習の進捗を把握でき、継続的に信頼関係を築けます。