言霊の正体
言霊ってなんでしょう
私は毎年お正月に「明けましておめでとう」を言いません。
なぜなら、ずっと守ってきた小さな決まりごとがあるからです。
それは「受験が終わるまで取っておく」というものです。
さて、皆さんは言霊を信じますか。
私はわりと本気で信じています。
ただ、いわゆるオカルトというよりは、自分を整えるための技術に近いものだと感じています。
自分の言葉を一番近くで聞いているのは自分です。
だから言葉は、自分の気分や行動に影響します。
私は、そういう目に見えない力を昔の人は「言霊」と呼んできたのかもしれないと捉えています。
不安になるのは勉強しているからこそ
受験本番直前の今、まさにそうだという方もいらっしゃるかも知れませんが、試験前って頭の中の声が急に大きくなること、ありませんか。
「今さら何をしても遅い」とか、「ミスしたら終わりだ」とか。
でも、まず言いたいのは、それは頑張ってきた証だということです。
一生懸命やってきたからこそ、「これ報われるのかな」って、不安になるんです。
だから、頑張ってきたあなたが不安になるのは当たり前です。
不安になるな!なんて言いません。
でも、不安の声をそのままにしていると、だいたい負のループに陥りやすくなります。
「もう遅い」って思う。
手が止まる。
焦る。
雑になる。
ミスが増える。
また落ち込む。
そこでどうするか、です。
言霊を味方につける
自分に少し前向きな言葉をかけましょう。
長い言葉はいりません。
かっこいい言葉もいりません。
「とりあえずやることやろう」とか「不安は努力の証」とかそういうので充分です。
自分にかける言葉って、集中を戻すためのものです。
手を止めないためのものです。
自分の足を引っ張る言い方を、わざわざ自分の口から出さないためのものです。
ここで私のジンクスの話に戻します。
新年一回目のレッスンで、生徒さんたちにこう言います。
「おめでとうは、合格したときに思う存分言おう!」
生徒さんが「よし、じゃあ“おめでとう”まであともうひと頑張りだ」と思ってくれたらいいなと思っています。
先がちょっとだけ楽しみになるような言葉を自分にかけて、言霊を味方につけましょう。
そして、その言葉を机の前のよく見えるところに貼っておくのもおすすめです。
「おめでとう」を言える日を楽しみにしています。