お問い合わせありがとうございます。

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2025/2/26

この度はお問い合わせをいただき誠にありがとうございます。ぜひ志望校合格のお役に立ちたいと思っております。「形にこだわらない対応力の広さ」を持っているつもりですので、ぜひよろしくお願いいたします。ぜひ無料体験授業を受講されてみて下さいませ。日時はできる限りご都合に合わせますので。


ご挨拶にかえて、医学部を目指す生徒さんに対する授業の「方針」について私見を述べさせていただきます。ご一読いただけると幸いでございます。



早稲田大学第一文学部を出て出版社で仕事をした後に再受験で宮﨑大学医学部に合格して入学した経験から思うところを書いてみます。国公立大学の医学部を目指す受験勉強の参考になれば幸いです。主に数学についてになります。

(1)「オーソドックスな解法でコツコツ」で良いのでしょうか?

→多くの国公立大学の二次試験は工学部などと共通の問題です。工学部などでは70%でほぼ合格ですが、医学部では80%ないと不合格ですので、この差を埋める必要があります。そのためには、「高校生流の解法だけでなく大学生流の解法を身に付けて瞬殺できる問題を増やしていく」ことが有効です。


(2)「高校で習わない解法を使ってはいけない」と言われる先生もいらっしゃいますが?

→大学の数学の先生方は実際に講義や試験を受けるとわかるのですが、高校の先生方とは全くの「異人種」と言えます。数学的にどうでも良いことには全くこだわらない方ばかりですし、そもそも高校での授業内容などご存知ない方がほとんどです。大学入試は出題も採点も全て大学の先生方ですので、数学的に正しい解答であれば減点されることはありません。それに、上のようなことを言われる先生方に医学部出身者は一人もいないはずです。


たとえ話になりますが、中学受験生の中で開成中学や灘中学に合格する生徒で文章題を解くのに中学で習う連立方程式を使う解法ができない人はおそらく一人もいません。そういう学校では、中学では高校レベル、高校では大学レベルの知識を学ぶのですから、それに着いて来られる人を入学させたい、という事情もあります。結果的に医学部に進学する卒業生が多いのは当然です。


つまり、戦国時代に、伝統的な「騎馬武者の戦い」(武田氏など)が革新的な「鉄砲隊の戦い」(信長や秀吉)に太刀打ちできなかった史実と似ているということになりますね(笑)。

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