医学部は、その名称の通り「医学」を研究する学部です。
医学部とひと口に言っても、医師を養成するための「医学科」をはじめ、「看護学科」「栄養学科」など様々な分野に分かれています。
医学部では、「基礎医学「社会医学」「臨床医学」の3つを学ぶことがほとんどです。
1年次は座学をメインにしながら、医療現場に出向いて実習をおこなうこともあります。
2年以降は、実習や実験がさらに増えていきます。
医学部の卒業生は、まず臨床研修医として大学付属の病院などに勤務します。
これは医師としての見習い期間に相当し、この勤務期間中に「内科の医師として勤務したいのか、外科か、小児科か……」など自分で進路を決めていきます。
ただ一部では、臨床研修医の道ではなく、研究者として医療の道を追求する方もいます。
大学院ではさらに専門的な研究・勉強ができるので、医学の根源的な発展を目指すなら大学院の道を選択してください。