大学入試に必要だったセンター試験は、2020年で終わりです。
2021年からは「共通テスト」に代わるため、受験生たちは「センター試験とどう違うの?」と困惑していることでしょう。
センター試験は知識だけで解ける問題が多かったのに対し、共通テストでは思考力が問われる設問がメインになります。
単純な丸暗記ではなく、全科目において深い理解力が求められるのです。
また、センター試験の設問が主に4択での回答だったのに対し、共通テストでは選択肢が多くなります。
たとえば「当てはまるものすべてにマークしなさい」「選択肢の中に正解がない場合はマークしなさい」など。
「適当にマークしたものが偶然正解した」ということが、共通テストでは起こりにくくなるでしょう。
他にも、設問ごとの配点変更や、英語では問題文さえも英語で記されるなど、細かな変更点はたくさんあります。
しかし、「勉強すれば解ける」ということには変わりありません。
あまり気負いすぎず、今までと同じように、できることから着実に身につけていきましょう。