看護学校で学ぶことは、大きく「基礎分野」「基礎専門分野」「専門分野」に分かれます。
基礎分野は、一般教養科目とも言い換えられ、社会に出るにあたって必要になる教養を身につけます。
基礎専門分野において学ぶのは、看護の基礎となる部分、つまり、体の構造や病気に関することです。
主な科目は、解剖生理学、病理学、栄養学、薬理学、公衆衛生学などです。
専門分野で勉強するのは、小児看護学、成人看護学、母性看護学、老年看護学、精神看護学、在宅看護。
人のライフステージにおける特徴やケアについて学習します。
卒業したら、医者が患者の診療や治療を行う際に補助したり、病気やケガの患者のケアを行う仕事に就きます。
その中には、血圧、体温、脈などの測定、注射、点滴、採血などの治療の補助のみならず、身の回りのお世話なども含まれます。