2027年度向け 共通テスト英語 時間配分
【2027年版】共通テスト英語リーディング完全攻略!80分を使い切る黄金の時間配分と解法テクニック
2025年度の新課程導入から3年目を迎える2027年度共通テスト。大問8問構成という新フォーマットが定着し、単なる読解力だけでなく、「情報処理能力」と「スピード」の競技としての側面が強まっています。
「最後まで解き終わらない……」という悩みを持つ受験生のために、9割突破者が実践している黄金の時間配分と、各大問の攻略ポイントをまとめました。
1. 共通テストリーディングの全体像
まず、敵を知ることから始めましょう。現在の共通テストは以下の構成が標準となっています。
試験時間: 80分
大問数: 8問
総語数: 約5,600語(本文・図表・選択肢含む)
配点の重心: 後半(第5問〜第8問)だけで61点を占める。
2. 目標別!3つの時間配分戦略
自分の目標点数に合わせて、理想のペースを体に叩き込みましょう。

鉄則:前半4問(第1〜4問)を25分以内で通過し、後半に55分を残す「25:55の黄金比率」を目指しましょう。*私は生徒には「第1問~第4問」を20分、「第5問~第8問」を60分で解かせています。普段からそのスピードを意識させるためです。
3. 各大問の攻略ポイント
第1問〜第3問:スピード重視ゾーン
第1問: 設問を先に読み、必要なキーワードだけを探す「スキャニング」を徹底します。
第2問: 「事実(Fact)」と「意見(Opinion)」の判別が鍵です。客観的な数値はFact、価値判断を含む言葉はOpinionと区別しましょう。形容詞などはOpinionの可能性が高いです。
第3問: 時系列の並び替えが頻出します。本文の登場順ではなく、実際の前後関係をメモしながら読みます。
第4問:文章推敲(読解表現融合)
ニュースレターの草稿と添削コメントを読み解く新傾向問題です。
「コメントが答えの設計図」です。まず添削コメントをすべて読み、何を直すべきか把握してから選択肢を吟味しましょう。特に最終問題は、各段落の要点が再度書かれていますので、各段落の要点を把握しながら読んでください。
第5問〜第8問:高配点・精読ゾーン
第5問: 3種類程度の複数資料を横断的に読みます。条件を一つずつチェックする消去法が有効です。
第6問: 物語の教訓や人物像が問われます。時系列のメモに加え、「一言で言うとどんな話か」を意識します。
第7問: 設問は本文の記述順に並んでいることが多いです。パラグラフ単位で読み、順に解いていくのが効率的です。第7問は、国公立2次や難関私大レベルの長文です。普段から「精読」を怠らないようにしましょう。また、第7問で点数を取るためには、共通テスト以外の長文問題に日ごろから挑戦しなければなりません。第7問で「時間が厳しい」と感じれば、先に第8問を解いてください。
第8問: 最も思考力を要する大問です。複数の意見を読んだ瞬間に「賛成・反対・条件付き」と立場をマッピング(記号化)するテクニックが威力を発揮します。効率よく解くためには、問1で指定されている人物の英文だけを先に読みましょう。問1が終われば、問2で指定されている人物の英文だけを読んでください。つまり、最初から5人の英文を読む必要はありません。それぞれの人物の主張を把握するためには、強調表現を意識します。
〈主な強調表現〉
自身の考えを明確に述べている表現
I think[believe / argue / insist / maintain] that SV
It is clear[obvious / evident] that SV
It is important[necessary / essential / crucial] that SV
強い義務・提案を表す助動詞や表現
should[ought to] / must /need to / have to
suggest / propose / recommend
逆接の接続詞・副詞
「しかしながら」however, / but / yet
「実際」In fact/ Actually/ In effect/ In practice
「~だけれども」although[though] / in spite of / despite / for[with] all
一般論の後の筆者の主張
(一般論)many people Vなど
4. 時間切れを防ぐための「3つの鉄則」
「2分ルール」の徹底:一つの設問で2分悩んだら、仮マークをして次に進みます。悩む1問より、その先の取れる3問を優先しましょう。また、選択肢を①から読むのではなく、④から読んだほうが答えに到達するスピードが速くなります。
時計を見る回数を減らす:開始22分(第4問終了時)、開始43分(第6問終了時)など、チェックポイントを絞ることで焦りを防ぎます。
戻らない読み方:1分間に120〜150語を読むペースが必要です。返り読みをせず、スラッシュリーディング(実際にスラッシュは入れる必要はない=スラッシュを入れると逆に読むのが遅くなる)で前から意味を確定させる訓練を積みましょう。
まとめ
共通テスト英語は「才能」ではなく「準備と戦略」で決まります。 2027年度の入試は、易化した翌年の難化リスクも考慮し、余裕を持った時間配分で挑むことが重要です。過去問や予想問題集を使って、この「黄金配分」を自分のものにしてください。
皆さんの志望校合格を応援しています!