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公式を“暗記しない”とどうなる? 思考型学習で困った・うまくいった実例集

2026/2/9

「公式は全部覚えているはずなのに、テストになると解けない」
「少し形が変わっただけで、手が止まってしまう」

これは、私が指導現場で何度も耳にしてきた言葉です。
理系科目では昔から「暗記が大事」「まずは公式を覚えよう」と言われがちですが、

本当にそれだけで成績は伸びるのでしょうか?

この記事では、

  • 公式の丸暗記に頼って苦しんだ生徒

  • 公式を“覚えない”学習に切り替えて伸びた生徒

この対照的な実例を通して、「暗記と理解の違い」「思考型学習のリアル」をお伝えします。

実例① 公式は完璧に覚えているのに点が取れない生徒ビフォー

  • 学年:中3

  • 状況:ワークは解けるが、模試や初見問題が壊滅

  • 本人の言葉:「どの公式を使えばいいか分からない」

この生徒は、

  • ノートに公式をきれいにまとめ

  • 小テストでは高得点

しかし、文章量が増えた問題・条件が一つ増えた問題になると急に解けなくなります。

【問題の正体】

原因はシンプルで、
👉「公式」と「現象」が結びついていなかった

  • なぜその公式になるのか

  • どんな状況で使えるのか

を考えた経験がほぼなかったのです。

実例② 公式を覚えさせるのを一度やめてみた取り組んだこと

あえて、次のような指導に切り替えました。

  • 公式は最初に教えない

  • 図・状況説明から式を「一緒に作る」

  • 毎回「これは何を求めている?」を言語化させる

最初は生徒も不安そうでした。
「覚えなくて大丈夫なんですか?」と何度も聞かれました。

【アフター】

ところが数週間後、変化が起きます。

  • 初見問題でも式が立てられる

  • 間違えても“どこがおかしいか”自分で説明できる

  • 模試の記述問題で得点が安定

結果的に、覚える公式の数は減ったのに、解ける問題は増えたのです。

実例③ 思考型学習が最初はうまくいかなかったケース

もちろん、すべてが順調なわけではありません。

【つまずきポイント】

  • 「考える=何をすればいいか分からない」

  • 思考プロセスを言葉にするのが苦手

  • 最初は解くスピードが落ちる

この段階でやめてしまうと、
「やっぱり暗記の方が楽だった」となりがちです。

【乗り越え方】

  • 考え方の“型”を固定する

  • 途中式や言葉のテンプレを用意

  • 正解よりも「考えた過程」を評価

ここを支えることで、少しずつ思考が安定していきました。

暗記が悪いわけではない。ただ“順番”が違う

誤解されがちですが、暗記そのものを否定しているわけではありません。

  • 理解したあとに覚える公式

  • 自分で導いた式を整理する暗記

これはむしろ強力です。

問題なのは、
→ 「意味が分からないまま先に覚えること」

この順番の違いが、成績に大きな差を生みます。

私の授業では、公式の意味や導出をしっかり身につけ、思考の型を身につけるために

なぜ?という質問を繰り返し、応用の効く思考法を整理した教材等で徹底指導いたします!

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