「この学校に行きたい!」を引き出す!日々の勉強のやる気が劇的にアップする、志望校との上手な出会い方
「毎日『勉強しなさい!』と言わないと机に向かわない」「最近、塾の宿題もダラダラやっていて全くやる気が感じられない」と、お子様のモチベーション低下にお悩みではありませんか?
私はこれまで20年以上にわたり、オンライン家庭教師や進学塾で700人以上の生徒さんを指導してきました。その中で、勉強嫌いで全くやる気のなかった子が、ある日を境に目の色を変えて自ら机に向かうようになる瞬間を何度も見てきました。
その最大の起爆剤となるのが、「志望校との出会い」です。今回は、親が押し付けるのではなく、お子様自身が「絶対にこの学校に行きたい!」と強く思えるような、志望校との上手な出会い方とモチベーションの引き出し方についてお話しします。
1. 「偏差値」で選んだ学校は、子どものやる気スイッチを押さない
親御さんが志望校を探す際、どうしても塾の偏差値表や大学への進学実績など「大人の目線」で良い学校を選び、「ここを目指しなさい」「あなたの成績ならここがいいよ」と勧めてしまいがちです。
しかし、小学生のお子様にとって「偏差値」や「大学進学」といった言葉はあまりに遠い未来の話であり、全くピンときません。親から与えられた目標では「やらされる受験」になってしまい、過酷な受験勉強を乗り切るためのモチベーションには繋がらないのです。
2. 「憧れ」こそが、限界を突破する最大の原動力
では、何がお子様のやる気スイッチを押すのでしょうか。それは、「あの可愛い制服を着たい!」「あの広いグラウンドでサッカーがしたい!」「文化祭の雰囲気が最高に楽しかった!」といった、理屈ではない純粋な「憧れ」です。
この「どうしてもあの学校に行きたい」という強い気持ちは、勉強面で苦戦し、壁にぶつかった時に、大人が想像する以上の力を引き出す強烈な起爆剤になります。
私が日頃の指導で大切にしている「やればできる」という自己肯定感も、この「憧れの目標」があるからこそ、困難から逃げずに立ち向かう力へと変わるのです。
3. 子どもに「行きたい!」と言わせる、上手な誘導のステップ
お子様の心からの「行きたい!」を引き出すためには、親御さんの賢い誘導が必要です。
ステップ①:子どもの「好きなこと」を入り口にする
偏差値は一旦脇に置き、「理科の実験が好き」「鉄道が好き」「英語に興味がある」といったお子様の興味関心から、それが盛んな学校をいくつかピックアップします。ステップ②:実際に足を運び「リアルな空気」を味わわせる
そして、文化祭や体育祭など、生徒たちが一番輝いている行事に連れて行きます。綺麗なパンフレットではなく、実際に楽しそうにしている先輩たちの姿を見せることが何よりの刺激になります。ステップ③:親が決めるのではなく「対話」で引き出す
帰ってきた後、「あの学校、偏差値高いから頑張らないとね」と言うのはNGです。「どの部活の展示が一番面白かった?」「あの制服、あなたに似合いそうだったね」と対話を重ね、お子様自身の口から「僕(私)、あの学校に行きたい!」という言葉を引き出します。自分で宣言した目標に対して、子どもは驚くほどの責任感を持つようになります。
4. 第1志望が決まったら、大人が先回りして目標を下げない
そして、お子様自身が「ここに行きたい」という第1志望を見つけたら、成績が足りないからといって、大人が先回りして安易に目標を下げてはいけません。
成績を理由に親が目標を下げてしまうと、これまで勉強に向かわせていた一番のモチベーションを奪うことになり、ただの辛い作業になってしまいます。志望校を変更すべきなのは、「他にどうしても行きたい学校ができた場合」のみです。
お子様が安心して第1志望という高い壁にチャレンジできるよう、親御さんは万が一の時に進学できる「納得のいく併願校(抑えの学校)」をしっかりと確保する、という現実的なセーフティーネットを張ることに徹してください。
まとめ
志望校選びは、ただ受験する学校を決める作業ではなく、お子様の「学ぶ力」と「やる気」に火をつける最大のチャンスです。
「子どもが自分から勉強しなくて困っている」「どんな学校を見せれば子どものスイッチが入るのか分からない」とお悩みでしたら、一人で抱え込まずにぜひプロのセカンドオピニオンを頼ってください。
お子様の性格や特性を見極め、モチベーションの起爆剤となる「最高の志望校との出会い」を一緒に見つけていきましょう。
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