【受験】誰もが悩む参考書の選び方

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2021/9/6

 みなさんこんにちは!

9月からマナリンクでの指導を開始しました、坂井と言います。

これから全力でみなさんのサポートをしていきますので、よろしくお願いします!


今回初ブログでの内容は

参考書の選び方

となります。


私自身受験期には多くの参考書に手を伸ばしましたし、これまでたくさんの生徒さんを見てきた中で多く寄せられる質問でした。

これまでの経験から、私なりにアドバイスとしていつも話していることを書いてみようかと思います。


参考書を選ぶときに重要なこととして、大きく2つあります。

①参考書の内容が今の自分に合っているか

②参考書の問題量が適切か


5科目全てを書くとかなりの文量になってしまうので、今回は英語を例にとってお話しします。


参考書の内容が今の自分に合っているか

 まず、なぜ参考書が必要なのかを考えます。

 「たくさん問題を解いて力をつけたい」「教科書では簡単なので難しい問題にチャレンジしたい」などなど、参考書を買う理由はいくつも考えられます。

 そこで重要なこととして、その参考書の内容が自分の課題に沿っているかを重要視できると、書店に並ぶたくさんの参考書から良い1冊が見つかると思います。その参考書、本当に今必要なものですか?

 

 例えば英語の模試の偏差値が中々上がらない場合、考えられる原因は3つあります。


1. 文法の部分で落としてしまう(文法ができないと長文も読めないため、点が上がらない)

2. 長文読解に慣れていない(単語や文法は分かるが、文章が長くなると内容把握が困難)

3. 全体的にスピードが足りない(共通テスト関連で陥りやすい状況)


 それぞれ参考書の選び方は次の通りです。


1. 学校の文法問題を継続する

 本末転倒かもしれませんが、新しく参考書を買うよりも、高校ならNext Stageなど学校ワークを繰り返すことをお勧めします。

2. 長文読解特化の問題集を手に取る

 現在では、長文読解の問題でレベルが5段階に分けられているようなものが書店には並んでいます。この中で、レベル2くらいから手を伸ばしてみると良いです。手に取って1つ目の長文をさっと読んでみてください。ある程度読めそうであれば、その参考書が良いです。難しいものは選ばないように注意です!

3. 共通テストの対策問題集など、実践形式のものを使う

 限られた時間の中で速く問題を処理する力は、意識的に身につけなければなりません。そのためには本番さながらの問題が適切。ですが、2の段階でしっかり時間を意識して練習ができている状態が望ましいです。この段階に入る前に、まずは速読などの練習をしておくことをおすすめします。


②参考書の問題量は適切か

 ここでいう問題量とは、問題にかかる時間が想定している解答時間と合っているかという意味になります。

 例えば、英語であれば長文の量です。国公立二次試験で出てくるような超長文などは、共通テストでは出題されません。実際に解く問題と解答時間が合っていないと、模試や本番に向けた実践を積めないので注意が必要です。

 私が受験生の頃は、「英語長文500」のように文章量が示されているものを選んで買っていました。各長文問題の最後に単語数が書かれている問題集もありますので、中身をさっと見てみるのも良いと思います。



 いかがでしょうか。

 参考書・問題集を選ぶ時には、「なぜ」必要なのか、「どんなものが」必要なのかをしっかり考えておけると、使わずにブックオフに行くことを防ぐことができます笑

 悩んだ時はまずは誰かに相談しましょう!私もいつでも協力しますよ!


 受験生はこれから追い込みの時期、高校2年生はもうすでに受験に向けて動き出している方もいるかと思います。

 1分1秒をしっかり使うために、計画を立て、思った通りの勉強を積み重ねて、目標に向かって頑張っていきましょうね。


 それではまた次のブログでお会いしましょう!


 坂井

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