【元塾講師が語る】塾に通っても成績が伸びづらい3つの理由
2022/12/8
私が指導している生徒さんや保護者様から、以下のようなお悩みをよくお聞きします。
・塾に通っているものの成績が伸びない
・塾に通っているものの学習意欲が高まらない
・塾で友達とおしゃベリばかりしていて集中できない
実際、塾(特に集団授業)は、学校の授業と同じく、学習意欲の高い子以外は成績を伸ばしづらいという環境になっているケースが多いです。
本記事では、塾講師を5年間やってきた私の経験や、実際に親御さんや現役の教師に聞いた話を踏まえ、
通塾では成績が伸びづらい3つの理由と、それを解消するための解決策をご紹介します。
通塾では成績が伸びづらい3つの理由
塾(特に集団指導塾)で成績が伸びづらい理由は以下の3つです。
1.受動的に学ぶ場になってしまう
2.生徒個人の課題や苦手意識に向き合う機会が少ない
3.友達との馴れ合いになり、学習に集中しづらい
実際に親御さんや現役の教師からお聞きした内容をもとに記載しておりますので、共感できる内容があるのではないでしょうか。
それぞれ具体的に見ていきましょう。
1.受動的に学ぶ場になってしまう
塾の授業(特に集団指導)は、本人の意思で通うことになった場合を除いて、学校での授業と同様に受動的に学ぶ場になってしまうケースが多いです。
そのため、どれだけ塾の授業を受けさせても、当人の学習意欲が低いと、学習の定着につながりづらくなります。
学校で習う内容を予習・復習という形で反復する授業も多く、教える人が変わるだけで生徒の身になっていない可能性もあります。
2.生徒個人の課題や苦手意識に向き合う機会が少ない
塾の授業(特に集団指導)では、生徒個人の学習のサポートや苦手を克服するために取れる時間が限られています。
そのため、分からない点や苦手な問題への対策がおざなりにされやすいです。
加えて、講師に分からない点を聞くハードルが高いと感じる生徒も多いです。
特に勉強の苦手意識が強い生徒ほど、うまく質問できなかったり恥ずかしく感じてしまったりして、質問できず分からないままになってしまう傾向があります。
3.友達との馴れ合いになり、学習に集中しづらい
塾で友達を作るのはメリットもありますが、授業中や自習中に雑談をしたりふざけてしまったりして、学習に集中できなくなりやすいです。
本人は学習をする気でも、他の生徒がサボって騒いでいたり、話しかけられたりすれば、勉強に身が入りづらいでしょう。
もちろん、逆に学習意欲の高い塾環境であれば、周りが頑張っている姿を見て刺激になる可能性も大いにありますので、全ての塾でそうなるわけではありません。
オンライン家庭教師をおすすめする3つの理由
上記の通り、通塾では、受動的になりやすく個人の課題が見えにくいなどの理由で成績が伸びづらいです。
一方、オンライン家庭教師であれば、以下の3点の理由からそれらの問題点を解消できます。
1.生徒の課題や苦手な分野にフォーカスして対策できる
2.オンラインの授業のため、自宅での学習習慣の形成に繋がりやすい
3.分からないところを「わかった!」にしやすい
ここからはオンライン家庭教師をおすすめする理由を紹介しましょう。
1.生徒の課題や苦手な分野にフォーカスして対策できる
オンライン家庭教師は、教師が生徒個人の成績や学習状況、苦手な分野などを細かく把握するため、それぞれ個別の対策ができます。
カリキュラムが決まっているわけではなく、生徒の希望や要望・学習状況に合わせて、柔軟に学習計画や授業設計をすることが可能です。
志望校や合格したい試験・テストに対して、課題や伸ばすべき能力を見極め、それを補う学習計画を立てられます。
2.オンラインの授業のため、自宅での学習習慣の形成に繋がりやすい
オンライン家庭教師は、自宅での自習スタイルと同様の形で受講できるため、普段の自習スタイルの見直しや自習習慣の定着につながりやすいです。
「外なら勉強できるけど、家では…」という生徒でも、自習環境を見渡しながら、どうしたら集中できる環境にできるか一緒に考えやすく、学習を妨げる悪習慣を見直すことにつながります。
マナリンクであれば、自習機能や宿題の機能も揃っている点も自宅での学習習慣形成に寄与するでしょう。
3.分からないところを「わかった!」にしやすい
オンライン家庭教師では、分からない点をすぐに聞けることはもちろん、深く理解し解けるようにするための宿題や問題演習のサポートもしやすいです。
オンラインなので、関連問題をすぐに送付して解いてもらったり、インターネットで見つけたりすることもできます。
オンライン家庭教師のデメリットと解消方法
オンライン家庭教師にはメリットがある一方で、当然デメリットも存在します。
ここからは以下のように、オンライン家庭教師のデメリットと、それらを解消する方法も確認しましょう。
1.生徒が緊張しやすい→学校での出来事や趣味を話して打ち解ける
2.デジタル機器に慣れないと受講しづらい→生徒に合った機器で柔軟に対応する
3.一緒に高めあえる友達を作れない→親や教師・学校の友達からも刺激を受けられる
オンライン家庭教師の依頼に不安がある方は参照してみてください。
1.生徒が緊張しやすい→学校での出来事や趣味を話して打ち解ける
オンラインでは対面と比べて、物理的な距離が遠いこともあってか緊張しやすいです。
私の生徒さんの中でも最初は緊張している様子の人がほとんどです。
しかし、学校での面白かった話や趣味の話などを積極的にしてもらうことで、緊張感は薄れ、質問や雑談もしやすい雰囲気を作れます。
2.デジタル機器に慣れないと受講しづらい→生徒に合った機器で柔軟に対応する
今の生徒さんはデジタルネイティブ世代なので、デジタル機器を使えない人はほとんどいませんが、zoomの使い方やタブレットでのノートの取り方・書画カメラの使い方で戸惑われる人もいます。
そういった場合は、使っている機種や使いたい機種を尋ね、柔軟に対応しています。
実際私の生徒さんでは、タブレットでノートを取る生徒もいれば、紙のノートを使って書画カメラで画面共有する生徒もいます。
3.一緒に高めあえる友達を作れない→親や教師・学校の友達からも刺激を受けられる
オンライン家庭教師は塾と比べると、交友関係は広がらないため、頑張っている友達を見て刺激を受けるのは難しいでしょう。
とはいえ、教師からの言葉やサポートによって良い刺激を受けることはできますし、学校での交友関係からも高めあえる存在を作れます。
むしろ煩雑な人間関係や他者との比較・競争がないため、そういったストレスを受けにくいと考えれば、メリットにもなるでしょう。
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本記事では、通塾で成績が伸びにくい理由や、オンライン家庭教師のメリット・デメリット(とその対策)を述べてきました。
塾に通わせているものの成績が伸び悩んでいると感じている方は、ぜひオンライン家庭教師を検討してみてください。
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