漢字の覚え方~分解術(めーのこいち)~

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2022/8/30

漢字を覚えるのはまた一苦労、というお子様も少なくないですよね。


1年生の漢字はなんとかいけるのだけど、

2年生になるととたんにできなくなってしまったという

話をよく耳にします。


私はよく「分解術」を使ってお教えします。

なにそれ?とお思いだと思いますが、

私が今命名したので、どなたもご存じのはずがありません(笑)


漢字は一画ずつ分解してみると

案外覚えやすいのです。


お父様、お母様も小学校の頃

先生に習ったことがあると思います。

例えば

「男」は

「田」んぼで「力」仕事をするのが「男」。

「女」は

女忍者の「くノ一」から来ている。

「親」は

子供の帰りを

「木」の上に「立って」「見」て待っているのが「親」。

などです。


このように、漢字の成り立ちのエピソード全て覚えるわけにもいきませんし、

私にも残念ながらほとんどの漢字の成り立ちエピソードはわかりません。。。


ただわかりやすく面白く分解して教えることはできます。

以前にこんなことがありました。


名前に『希』が入っている子がいたのですが

どうしてもこれが覚えられないというのです。

そこで私は『希』を

「メ」「一」「ノ」「コ」「|」

のように一画ずつに分解し、

『希』は「めーのこいち」

と教えました。

最初は「なにそれ~(笑)」

と言っていましたが、

その子にはとても印象深い「音」だったのでしょう。

「めーのこいち、めーのこいち」

と連呼して、楽しみながら書いて練習してくれました。


その後、『希』がつくお友達の名前を発見すると

「あ!あの子も「めーのこいち」さんだ!」

ととても嬉しそうにしていたのを思い出します。

私を見ると「めーのこ先生」と一時期呼んでいました。

(私の名前には『希』はついていませんが。。。)


今では「めーのこいち」と言わなくても

『希』を書けるようになっています。


またその子に会ったら

「めーのこいち」覚えてる?

と聞いてみようと思います。

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