四教科の総合力の勝負

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2023/8/9

高校時代、「温水プールがあるから」というだけの理由で水泳部に所属していました。

四種目泳げた、とはいえ高校から始めたようでは大会で良い成績など取れるはずはありあせんでした。

そこで、自分がやり始めたのが個人メドレーでした。正直、どの種目も速くはなかったのですが、どの種目も特別遅いわけではなかったので、そこそこのタイムが出るようになってきました。


時は流れて45歳の声を聞いたころ。市民マラソンの大会に参加しても、かつてのように上位三分の一に入るのが難しくなってきました。何かの際に、昭和記念公園でトライアスロンの大会をやっていることを知りました。水泳750m自転車20kmマラソン5kmと思ったより参加しやすい距離でした。水泳も自転車もマラソンもどれもとびぬけて早いわけではありませんが、どれもものすごく遅いことはありません。

参加してみると、そこそこのタイムでフィニッシュできたのです。


これって、受験も同じかなと思っています。


受験は四教科の総合点で合否が決まります。算数だけと飛びぬけてできても、四教科総合では合格できません。

どうやって、バランスを取っていくのか。それを戦略的に考えて、対策を取り考えうる限りにおいて最高の得点を取れるようにしていく。トライアスロンにせよ、個人メドレーにせよそれが楽しかったのです。


中学受験の指導は自分がコーチ役です。戦術を練って、それがはまるのが何とも言えない快感です。単なる飽き性なのではありませんか?はい、そうとも言います。ADHD傾向が認められます。


あなたも個人メドレーを最後まで一緒に泳ぎ切ってみませんか

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