熟語と文法って大事です!
2025/1/19
皆さん、こんばんは。
今回も徒然なるままに感じていることを綴っていきます。
タイトルを見て「あれ?大事なのって単語じゃないの?!」と思われた方も多いかと思います。
もちろん、単語は大事です。英語学習の基礎であり土台でもあります。
でも単語って、言い換えられていたり、直後に説明されていたりするので、わからなくても問題は解けてしまうことも多いんです。そう感じられたこと、ありませんか?
一方、熟語は受験生の多くは単語がある程度インプットできてから始めるので、間に合わないケースもよく見かけます。
さらに、単語を学習しているのに長文を読めないとか、問題に正解できないという生徒さんも一定数いて、その中でよく耳にするのが「熟語の勉強は全くしていません」という声。
う~ん。
長文問題が主流になりつつある中で、英文を読み進める中で熟語そして一部の構文を知らないがために誤って読んでしまう生徒さん、実に多いんです。
・設問の選択肢の熟語が含まれている
・長文内に熟語が含まれている
・正誤問題に熟語が含まれている
・整序問題に熟語が含まれている
・適語補充問題に熟語が含まれている
・連立完成問題に熟語が含まれている
・同義語問題に熟語が含まれている
といったような形式で出題されていますので、大事なんです。熟語って。
英検でも大問1で数問出ますよね?
ぜひ、これを機に🔹熟語🔹への意識を高めていただければ幸いです。
次に、当たり前と思われますが🔹文法(語法も)🔹も大事です!
文法が単独問題として出題される大学や高校はまだまだ存在します。
私が現在担当している中3生で言うと早稲田本庄や山手学院などの高校では上記の問題が出題されますし、高3生・高卒生で言うと早慶、MARCH、それ以外の大学においても単独での問題や長文内に含まれている場合がそこそこあります。
一般的な英文法が問われる問題だけでなく、語法やコロケーションといった問題に至るまで幅広く出題する学校もあります。
ここで質問です。
文法学習、しっかりとできていますか?
・解いて、答え合わせして「合ってた~!」で終わっていませんか?
・先生の説明を聞いて、わかったつもりになって終わっていませんか?
実はこれ、前回も書いているんです。
文法は文の法、つまり文をつくるためのルールです。
聴くにも、読むにも、話すにも、書くにも、このルールは必要です。
正しく「使える」ようになっておかないと得点できません。
例えば、正誤問題で4つの下線の中でどれが間違いかを探す問題。
「合ってた~!」で、はい次の問題、ってなっていませんか?
なぜそこが間違っていて、どう直せば正しい英文になるのか。
これを考えずして、正誤問題を終えているようでは、いつになっても
文法で得点できるようにはなりません。
文法問題で解くに数多く出題される「整序問題」と「正誤問題」。
これを秒速まではいかないものの、素早く正確に解ける、つまり正しい英文に「構成&校正できる」ようになると、かなり強いです。
ぜひ、こうなれるように英文法を正しく的確に強化していってくださいね。
今回は熟語と文法のお話でした。