英検英作文が苦手な方へ ぶつかる「壁」と乗り越え方

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2025/5/31

英検の英作文、苦手だなと感じていませんか。この記事では、英検の英作文でぶつかりやすい「壁」と、その乗り越え方についてお話しします。少しでも、英検に向けて頑張っている皆さんの参考になればうれしいです。


壁①:書くことが思いつかない

「何を書いたらいいか分からない」という悩みはとても多いです。これは、知識が足りていないことが原因のひとつかもしれません。

実は、私自身もこれに悩んだことがあります。

日本では「和を大切にする」文化があるので、普段から自分の意見をはっきり伝える機会があまりありませんよね。そのため、いきなり「あなたの意見を書いてください」と言われても、うまく言葉が出てこないのは当然のことです。

ですが、大丈夫🍀少しずつ知識を増やして、自分の言葉でアウトプットする練習をしていきましょう。


例えば、こんな方法があります。

・テーマについて日本語で情報を集めてみる

・ChatGPTに質問して、原因→結果の形で考えを整理する

・過去問の模範解答を読んで「書き方のイメージ」をつかむ


こうした練習を重ねることで、「あ、こんなふうに書けばいいんだ!」という感覚が少しずつ掴めてきます。


壁②:書き方がよくわからない

「意見や具体例は浮かぶんだけど、それをうまく文章に出来ない」という悩みもよくあります。この場合は、書き方の「型」を身につけるのが近道です。

おすすめの構成を一つ紹介します。(他にもたくさんありますので、自分に合ったスタイルを探してみてくださいね)

①主張:私は~に賛成/反対です。理由は2つあります。

②1つ目の理由

③2つ目の理由

④結論:主張を別の表現で言い換える


壁③:聞かれていることがよくわからない

「そもそも、何を聞かれているのかがピンとこない」という声も聞きます。これは、抽象的な質問に慣れていないことが原因かもしれません。

英検では、級が上がるにつれてトピックが「テクノロジー」「環境問題」「メディア」など、人によっては日常であまり考えないようなテーマになっていきます。

日本語でもよくわからないなら、英語でも答えられないですよね。


そんなときに大切なのが、自分だったらどう感じるか、誰かの立場(個人、会社、政府)だったらどう考えるかを想像して準備しておくことです。

別の視点から考えて書く練習をしておくと、抽象的なテーマでも自分なりの答えを見つけやすくなります。

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