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子どもの“やる気が出ない日”どうしてる?一歩ずつ進めるヒント

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2025/5/29

「テストが近いのに、やる気が出ない」

「宿題があるのに、子どもが全然動かない」


そんな時、親として焦る気持ち、よく分かります。でも実は、無理にモチベーションを上げようとしないことが大切なんです。


なぜ「無理に上げない」のが大切?


今無理をさせてしまうと、子ども自身の気持ちを置き去りにしてしまい、後々「勉強=ストレス」「やらされるもの」になってしまうかもしれません。

(学生時代、試験で悪い点を取るのが怖くて必死に勉強したこともありましたが、「やるべきことをやれない自分はダメだ」と思い込んでしまうプレッシャーはつらかったです)


逆に、やる気が出ないときこそ、子どもの本音を知るチャンスかもしれません。


私自身、2人の子どもの母です。

うちの子も、「やることがあるのに、全然やる気が出ない」という時があります。以前は「早く宿題しなさい!」と声を荒げてしまうこともありましたが、逆効果でした。


よく考えたらそうですよね…

むしろ困っていたのは子どものほう。「やらなきゃ」と思っているのに気持ちがついてこなくてつらい状態だったのです。それ以来、「〇〇進んでる?」「いつならやれそう?」と、子どもの気持ちを聞くことを意識するようになりました。すると、少しずつですが自分のペースで動けるようになりました。


このような経験を通じて感じたのは、子どもにとって「心の余裕」と「自分で選ぶ感覚(=自己決定感)」がとても大切だということです。無理にやらせるよりも、「今どう感じているか」に寄り添うことで、気持ちに少しずつ変化が出てきます。


モチベーションが下がった時の対応


1. スケジュールを空けて、心に余裕を

もし放課後や土日にたくさん習い事などを入れていたら、思い切ってお休みしてみるのも良いかもしれません。「今はこれをやりたい」「ちょっと休みたい」の声に寄り添うことで、子どもの気持ちが動くこともあります。


2. まずは「できることだけ」やればいい

宿題を「5分だけ」「1ページだけ」でもOK。出来た量ではなく、「やろうって思えて、すごいね」と気持ちに目を向けると、自信に繋がります。


3. 学習以外の体験もやる気の種になる

例えば、英語なら、親子で国際交流イベントに参加するのもおすすめです。海外の人と関わることで、「もっと英語を話してみたいな」と未来の自分を描くきっかけになるかもしれません。


最後に

大切なのは「やる気」より「自分らしさ」

私の英語レッスンでは、勉強だけでなく、お子さま自身の“できたこと”や“強み”に目を向け、「これならできそう」「ちょっと頑張ってみようかな」と思えるきっかけを作ります。


「やる気が出ない」と悩んでいる今だからこそ、「自分から動き出せる」チャンスになるかもしれません。


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