大学受験前まで勉強の習慣がなかった塾講師
勉強しなくても点数が取れた中学時代
なんか自慢みたいなタイトルですが、この経験により後で痛い目を見ることになります。
僕は宮崎の田舎の小中学校の出身です。僕のいた時代で1学年で60名2クラスほどの人数で今では人数が減り1クラスになっているそうです。
中学時代は定期テストでずっと学年で一桁順位で特に日々勉強しなくても点数は取れました。さすがにテストの前日は勉強しましたがそれだけでした。当然内申点もよく、高校受験では推薦入試で高校に合格しました。たしか小論文とディベートをやった気がします。
学校から出た宿題はパッとやって出してたので内申点の足しにはなっていたと思いますが、自分の勉強にはあまりなっていませんでした。
焦りだす高校時代
本編です。高校1年生の最初のテストは大丈夫でしたが、だんだんと雲行きがあやしくなってきます。特に国語や英語はそれまでなんとなくでやってきた科目なのでとことん苦労しました。
といっても何とかなるだろう精神で遊んでいたので、完全にアリとキリギリスのキリギリス側でした。ですが当時の娯楽の誘惑は凄まじく、ゲーマーの僕は(周りの友達含む)PSPやカードゲーム、麻雀等にどっぷりハマってました。いい思い出もあるのでそこまで後悔はしていませんが・・・
さて、では高校3年生、夏過ぎの受験を意識し出す時期の話に入ります。
僕は性懲りもなく大学も推薦入試を考え、無事学校から推薦してもらえることになりました。おそらく生徒会副会長などもやっており、先生のウケがよかったためだと思います。そして推薦入試は面接と口頭試問をやりました。地力のない僕は口頭試問でミスしました、苦い思い出です。
それからはセンター試験(今では共通テスト)と2次試験の通常の大学受験に切り替えとなりましたが、そこでこれまでのツケを払うことになりました。高校受験も推薦で入ってますし、定期テストの勉強も赤点とらなければいいやの精神で平均点前後をあまりちゃんと勉強しなくても取れていたので、「真剣に勉強して点数を上げること」の経験がなかったのです。
高校3年冬前から急いで、できないところ苦手なところを探し、参考書を見て勉強するといった学生らしい勉強を始めました。かなり焦り、全力で勉強した経験は人生でおそらくこの時期です。あまり他人と比較はできませんが、自分一人の我流でやっていたので手際や効率の悪い受験勉強だったと思います。志望校を1ランク下げてなんとか現役合格はできましたが、受験勉強に関しては反省の残る学生時代でした。
まとめ
この僕のしくじり経験から言えることは、「勉強してできないことをできるようにする経験」は早いうちにしておいたほうがいいということです。僕の場合は極端な例ですが、大学受験前に焦って勉強しても伸び率は低いと思います。
最後にあと一つ、「得意科目を持つ」というのもオススメです。僕は幸い、数学(算数)は小学生~高校生までずっと得意で、受験勉強の負担(精神的負担も)を減らしてくれました。模試でもほとんど満点を取れていたので自信に繋がりましたし、つらい受験を乗り切れたのはこれがあったからだと思っています。
学生の皆さんも僕のようにならないよう、少しは勉強する習慣を早いうちにつくっておく、得意科目のない人はまずは1つの科目を得意になれるようがんばってみましょう!