オンライン家庭教師マナリンク

四谷大塚Bコースの我流は組分けテストで崩れる

2026/10/1

四谷大塚のBコースで、週テストはそこそこ取れているのに、組分けテストになるとクラスが上がらない。それどころか下がる。この現象には、はっきりした原因があります。Bコースで通用している「我流の解き方」が、組分けテストで通用しなくなっているのです。

週テストで取れて、組分けで崩れる子の共通点

週テストは、その週に習った単元から出題されます。何の単元の問題かが最初からわかっている状態で解くテストです。しかもBコースの週テストは基本問題が中心です。

この条件だと、解き方が多少荒くても点が取れます。図も書かず、式も省いて、思いついた計算をつなげていけば答えにたどり着く。問題が素直なので、我流でも結果が出てしまうわけです。

ところが組分けテストは違います。AコースからSコースまでの全員が同じ問題を解きます。当然、CコースやSコースの子に向けた応用問題も並びます。複数の条件が絡み、途中で整理しないと迷子になる問題です。ここで我流の子は、思いつきの計算が途中でつながらなくなり、手が止まります。

面談でよく聞く、単純ミスを除けば週テストはだいたい解けている、という言葉は、実は危険信号です。解けているのは、我流でも解ける問題だけかもしれないからです。

なぜ我流は直りにくいのか

我流の怖いところは、本人に直す理由が見えないことです。今のやり方で週テストは取れている。成功体験があるので、図を書け、式を残せと言われても、面倒な手間を増やされているとしか感じません。

実際、体系的な解き方を教えようとすると、この層の子ほど面倒くさがって聞きません。簡単な問題なら計算だけで解けてしまうので、解き方の型を覚える意味が実感できないのです。応用問題で崩れて初めて困りますが、そのときにはもう癖が固まっています。

新4年の2月から6年の秋まで、2年半です。毎週、我流で解いて丸をもらってきた子の癖を抜くのは、大人がペンの持ち方を直すのと同じくらい大変です。小6の性格や癖は、すでにかなり固まっています。優しく褒めて伸ばす方針では、まず直りません。

我流を直すために必要な3つのこと

僕が我流の子を立て直すときに徹底するのは、次の3つです。

  • 正解でも、図と式がない答案はバツにする

  • 週テストの易しい問題でこそ、型どおりの解き方を書かせる

  • わからないと言われたら、すぐに説明せず、どこまで考えたかを先に言わせる

1つ目は、成功体験を一度断ち切るためです。答えが合っているのにバツ、という経験をさせないと、子どもは解き方を変える理由を持てません。

2つ目が一番大事です。型どおりの解き方は、易しい問題で練習しないと身につきません。難しい問題で初めて型を使おうとしても、型そのものに慣れていないので使えないのです。簡単な問題を、わざと手間をかけて解く。この遠回りが、組分けの応用問題で効いてきます。

3つ目は、受け身の姿勢を変えるためです。この問題を自分にわかるように説明してみて、という姿勢の子は伸びません。理解する努力をするのは生徒の側の仕事です。

厳しい先生が必要になる理由

ここまで読んで、それは家でやるのは無理だと思った方も多いはずです。その通りです。

正解をバツにする、易しい問題で手間をかけさせる、わからないと言われても突き放す。これを親がやれば、ほぼ確実に家庭が荒れます。小6の男の子にとって、母親の叱責はそれほど怖くありません。毎日顔を合わせる相手なので、やり過ごし方も心得ています。

だからこそ、この役割は外の先生に任せるべきです。図を書かなければ厳しく指摘する先生、型を守らなければ答えを見ない先生。言ってしまえばショック療法ですが、2年半の癖を秋から冬の数か月で直すには、それくらいの強さが要ります。

親が明日からすべき非情な決断

週テストの点数で安心するのをやめてください。そして、我流を直す役割は外の先生に預け、親は先生の側に立つと決めてください。

先生が厳しいと子どもが訴えてきても、先生の言うことが正しい、という立場を崩さないこと。親が子どもの側についた瞬間、外の先生の厳しさは効力を失います。家庭は逃げ場として残しつつ、勉強のやり方については退路を断つ。Bコースの居心地の良さを守っている限り、組分けの結果は変わりません。

まとめ

四谷大塚のBコースで組分けテストが上がらない原因の多くは、基本問題なら通用する我流の解き方です。易しい問題でこそ型どおりに書かせ、その指導は外の厳しい先生に任せる。親はその先生の側に立つ。これが、2年半の癖を秋から直す現実的な方法です。

我流の解き方を型に直していく指導を受けたい方は、僕のマナリンクのプロフィールにある「【四谷大塚】週テスト・組分けテスト対策で上位クラスへ」をご覧ください。無料の相談も受け付けていますので、週テストと組分けテストの答案を並べて、どこで崩れているかを一緒に確認しましょう。

このブログを書いた先生

この先生のおすすめコース

算数の月額コース
【四谷大塚】週テスト・組分けテスト対策で上位クラスへ
タイプ別
無料体験あり
【四谷大塚】週テスト・組分けテスト対策で上位クラスへ
30,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
小学3〜6年生
  • 大手塾の進度に圧倒され、毎週のテスト勉強が「消化不良」のまま当日を迎えてしまっている。
  • 宿題を終わらせるだけの「作業」で手一杯。解き直しや弱点補強まで手が回らず成績が低迷中。
  • SAPIXのα落ちやクラスダウンが続き、親子ともに自信喪失。偏差値30台からの脱却を狙いたい。
コースの詳細を見る

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

中学受験におすすめの指導コース

その他の科目の月額コース
公立中高一貫校対策指導(適性検査文系理系総合)
無料体験あり
公立中高一貫校対策指導(適性検査文系理系総合)
42,000円/月
1回120分(月4回(週1回目安))
小学5・6年生
  • 公立中高一貫校を受験したいけど、大学生の個別指導や集団授業では不安があるという方にお勧めです。
  • 私立の中学受験とは全く異なる特殊な対策が必要な公立中高一貫校受験に特化した講座です。
  • 公立中高一貫校の対策に特化した指導ができる講師は非常に限られていますので、それをお求めの方。
コースの詳細を見る
25,000円
60分(全5回)
小学5・6年生
  • 念仏のように単語を暗記しているだけ
  • 実社会でどう使われているのかイメージできない
  • 最難関まで対応可能
コースの詳細を見る
社会(中学生)の月額コース
新小学問題集対応 中学入試社会 講義編
三者面談あり
無料体験あり
新小学問題集対応 中学入試社会 講義編
28,000円/月
1回90分(月4回(週1回目安))
小学4〜6年生
  • 新小学問題集で学習を進めている全ての中学入試を受験する生徒様
  • 塾で新小学問題集の内容がわからないので、コーチングをしてほしい生徒様
  • 模試などでしっかりと点数を取って志望校に合格したい生徒様
コースの詳細を見る
国語(小学生)の単発/短期コース
語彙力向上言葉トレーニング【音読教室】
語彙力向上言葉トレーニング【音読教室】
10,500円
30分(全3回)
小学1〜4年生
  • 音読を嫌がる
  • 読書を嫌がる
  • 国語があんまり好きじゃない
コースの詳細を見る
32,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
小学4〜6年生
  • 中学受験で第一志望合格を目指す生徒さん
  • 偏差値30代から成績をUPさせたい生徒さん
  • 『中学受験新演習』を使っているが、内容についていけていない / 復習したい生徒さん
コースの詳細を見る

この先生の他のブログ

ヒロユキの写真

適性検査の算数対策|特殊算より「割合×資料」で点を取れ

2026/10/1
適性検査の算数対策として、中学受験の特殊算をひと通り仕込んでいるご家庭は少なくありません。ところが全国の公立中高一貫校の適性検査を大問単位で数えてみると、つるかめ算や旅人算がそのままの顔で出てくる問題は、ほんの一握りでした。武器庫は満杯なのに、戦場が違う。適性検査で算数の点が伸びない子の多くは、能力...
続きを読む
ヒロユキの写真

過去問の解説を聞くだけの授業で算数が伸びない理由

2026/10/1
過去問の解説を聞くだけの授業で、算数が伸びない。週に1回、過去問を解いて持っていき、先生に解説してもらう。その問題はわかるようになるのに、次の年度の過去問ではまた同じように点が取れない。この形の授業が伸びない理由は、先生の腕ではなく、授業の設計にあります。解説には再現性がないのです。解説を聞いて「わ...
続きを読む
ヒロユキの写真

6年で算数の偏差値が50を切った子は総合問題で止まる

2026/10/1
6年になってから算数の偏差値が下がった。5年生のころは上のコースにいたのに、6年の模試では50を切るようになった。この落ち方をする子の大半は、算数ができなくなったわけではありません。単元ごとなら解けるのに、総合問題になると解けない。原因はそこにあります。5年までは単元テスト、6年からは総合テスト5年...
続きを読む
ヒロユキの写真

中学受験算数の応用問題はパターン暗記では解けない

2026/10/1
中学受験算数の応用問題が解けない。基本の解き方は覚えたはずなのに、テストや過去問の後半の大問になると、何から手をつければいいかわからず固まってしまう。この悩みを抱える家庭の多くは、解法パターンをもっと覚えれば解けるようになると考えています。残念ながら、その方向に努力を重ねるほど、応用問題からは遠ざか...
続きを読む