「まんじゅう屋」~選挙管理委員会も大変
●最近、公民で出題頻度が増えてきた「●●委員会」
G.Wも終わり塾によっては公民分野も終盤に入ってきました。
さて、最近、結構出題されるようになってきた印象があるのが「●●委員会」。
「地方自治」の単元で出ますが、「選挙管理委員会」「監査委員会」「教育委員会」「公安委員会」「農業委員会」などがあります。
以前は参考書に書いてあるものの、実際に答えさせる問題は見かけませんでしたが、最近は「議会の解散請求の提出先はどこですか」といった問題も珍しくなくなってきた印象です(答は「選挙管理委員会」)。
とはいえ、首長(知事や市町村長)などはまだ選挙で見た印象がありますが、「●●委員会」の人たちとなると小学生には「アナザーワールド」。
せいぜい「教育委員会」を聞いたことがあるぐらいではないでしょうか。
●「まんじゅう屋」問題~こんな時こそビジュアル情報
いつも述べていますが、こんな時こそビジュアル情報。
教材としては格好のニュースが入ってきました。
茨城県神栖市長選挙。
いわゆる「まんじゅう屋さん」問題です。
※ニュース動画はこちら
概要を整理すると以下の通りです。
①現職・新人候補の票数が同数に。
⓶くじ引きの結果、新人候補が当選。
⓷元現職が、新人候補の得票の内、通称である「まんじゅう屋」「おだんごやさん」などと記した2票は無効と異議申し立て。
⓸神栖市選挙管理委員会は異議を棄却したものの、県選管がこれを認め当選は無効に。
●選挙管理委員会も大変
候補者や陣営の方、また神栖市民の方など「当事者」にとっては切実な問題ですが、ここでは公民授業の観点からお話を。
ニュースを見て思うことの一つは「選挙管理委員会の人も大変だよな~」ということ。
なんせ、自分の判断で大切な一票の価値が無になるかもしれないのですから、責任重大です。
皆さんなら「まんじゅう屋さん」「おだんごやさん」、どう判断されますか?
・・・というような話を小学生にすると、「選挙管理委員会」という言葉も定着しやすくなります。
「選挙管理委員会は市長選挙のような選挙関係の問題を扱うんだな」ということが実感してもらえれば、①議会の解散請求、⓶首長・議員などの解職請求の提出先であることも理解しやすくなります。
そして、こういう話を理解してもらうには、やはり動画などビジュアル情報が最適。
上記ニュース動画では選挙管理委員の人も出てきて「ふ~ん、ああいう人が委員なのか」という具体的なイメージもつかみやすくなります。
●地方自治は素材豊富
数えたわけではありませんが、地方自治関係の事項は結構、ニュース動画が多い印象です。
日本には47都道府県・1741市区町村(北方領土は除く)があるわけですから、多くて当たり前ですよね。
世はSNS時代ですから、自分が住んでいる地方自治体以外のニュースもすぐにチェックできます。
「これ、何のことか、いまいち分からないな~」ということがあれば、皆さんも検索してみてはいかがでしょうか。
なお、当方の授業では徹底活用しますので、よろしければお問い合わせ・体験授業のお申し込みを頂ければと思います。