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家庭教師を選ぶとき、「何を教えられるか」より大切なこと

2026/8/28

こんにちは。
現役塾講師・家庭教師の澪耶です。

家庭教師を探しているとき、皆さんは何を基準に先生を選びますか?

「数学が得意な先生」

「中学英語を教えられる先生」

「受験指導の経験がある先生」

「○○大学出身の先生」

もちろん、こうした情報も先生選びでは大切です。

ただ、私はそれ以上に大切なことがあると思っています。

それは、

「その子に必要な勉強を考えてくれる先生かどうか」

ということです。

「数学が苦手だから数学を教える」だけでは足りない

例えば、お子さんが数学のテストで50点だったとします。

このとき、

「数学が苦手なんだな」

と考えて、数学の問題をたくさん解かせる。

もちろん、それで伸びる場合もあります。

でも、もし50点の原因が、

  • 計算方法を理解していない

  • 問題文を読み飛ばしている

  • 式は立てられるけれど計算ミスが多い

  • 答えは出せるけれど記述で減点されている

  • 時間配分が悪く、最後まで解けていない

というものだったらどうでしょう?

必要な対策は、それぞれ全く違います。

つまり、

「数学を教える」ことと「数学の点数を上げる」ことは、必ずしも同じではありません。

大切なのは「どこでつまずいているか」を見つけること

家庭教師の良さは、マンツーマンであることです。

だからこそ私は、

「この問題が分からないんだね」

で終わらせないことを大切にしています。

なぜ分からないのか。

どこまでは分かっているのか。

何を勘違いしているのか。

そして、

「この子には今、何をやらせるべきなのか」

を考えます。

例えば、基礎が抜けている状態で難しい問題ばかり解いても、なかなか成果にはつながりません。

反対に、すでにできているところを何度も繰り返しても、時間がもったいない。

だからこそ、

「今できること」と「今できないこと」を分ける。

その上で、優先順位を決める。

これが個別指導の大切な部分だと考えています。

「先生に全部お任せ」でも大丈夫なの?

家庭教師を探している保護者の方からすると、

「自分では子どもの勉強のことがよく分からない」

ということもあると思います。

それは全く問題ありません。

むしろ、

「何を勉強させればいいのか分からないので、先生に相談したい」

という状態だからこそ、家庭教師を利用する意味があります。

私は保護者の方にも、

「今はここを優先しましょう」

「ここはできているので、今は後回しで大丈夫です」

「この部分はもう少し練習が必要です」

というように、できるだけ現在の状況を共有することを大切にしています。

家庭と先生が同じ方向を向いている方が、当然お子さんも取り組みやすくなります。

子どもによって「合う先生」は違います

もう一つ、先生選びで大切なのが、

「その先生の教え方がお子さんに合っているか」

です。

先生がどれだけ優秀でも、お子さんが質問できなかったり、分からないと言えなかったりすれば、十分な指導効果を出すことは難しくなります。

逆に、

「分からない」

「もう一回お願いします」

「これってどういう意味?」

と気軽に言える先生なら、授業の中でどんどん修正できます。

だから私は、家庭教師を選ぶときには、

「この先生なら、この子は素直に質問できそうか?」

という視点も持ってほしいと思っています。

「勉強を教える先生」から「勉強を一緒に考える先生」へ

私は家庭教師の役割を、

「問題の答えを教える人」

だけにはしたくありません。

もちろん、分からない問題は一緒に解決します。

でも、それと同時に、

「どうして間違えたのか」

「次はどうすれば間違えないのか」

「今は何を優先するべきなのか」

「この勉強方法は本当に合っているのか」

まで一緒に考えたいと思っています。

そして最終的には、

「先生がいないと勉強できない」状態ではなく、「自分で勉強を進められる」状態

を目指していきたいと考えています。

家庭教師選びで迷ったら、こんな質問をしてみてください

もし現在、家庭教師を探しているのであれば、先生にこんな質問をしてみるのもおすすめです。

①「うちの子の場合、何から始めたらいいですか?」

ここで具体的な答えが返ってくるか。

②「今の成績なら、どこを優先しますか?」

全部をやろうとせず、優先順位を考えてくれるか。

③「授業ではどんなことをしますか?」

ただ問題を解くだけなのか、それとも理解度を確認しながら進めるのか。

④「子どもが分からないと言ったら、どうしますか?」

教え方・コミュニケーションの相性を見ることができます。

⑤「保護者にはどんな報告をしますか?」

家庭と先生の情報共有について確認しておくのも大切です。

最後に

家庭教師選びでは、

「何の教科を教えられる先生なのか」

だけを見るのではなく、

「自分の子どもの状態を見て、必要なことを考えてくれる先生なのか」

という視点も持ってみてください。

同じ「数学が苦手」という悩みでも、その原因は子どもによって違います。

だからこそ私は、

一人ひとりの「今」を見て、その子に必要な勉強を一緒に考えること。

これを家庭教師として大切にしています。

「何を勉強させればいいのか分からない」

「塾に通っているけれど、なかなか成績が伸びない」

「受験に向けて、今から何をすればいいのか相談したい」

そんな場合は、まず現在のお子さんの状況を聞かせてください。

一緒に、

「今やるべきこと」

を整理するところから始めていきましょう。

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