理工系・機械工学の力学 ~大学生・高専生向け~
次の募集は2026年1月頃を予定しています
こんな生徒さんにおすすめ!
- 高校の物理が苦手であいまいなまま理工系・機械工学系に進んだので、大学の授業が理解できない
- 基礎力学・流体力学・熱力学が理解できない高専生・大学生
- 小テストや期末試験、宿題レポートなどの出来が不安
内容
推薦入試や内部進学、編入、再受験などで大学の理工系・機械系に進んだ人の中には、高校物理や数学が苦手なまま進学してしまった人もいるでしょう。
そんな人たちから「大学の勉強が全然わからない、力学を教えてほしい」という声が多く届いています。
特に入学して最初に迎える1年次前期の授業からいきなり力学が難しくなり、もともと物理が苦手だったとしたら、この先とても不安になることと思います。このコースではそんな大学1年生・2年生を対象に基礎力学、熱力学、流体力学、(材料力学)の補習を提供します。
大学の標準的な指導期間は1タームで15週です。本コースは当該タームだけの短期対応となるので、最低4回の個別指導で完結となります。5回以上が必要な場合は相談に応じます。
講座概要
基礎的な力学、熱力学、流体力学、(材料力学)の標準的なカリキュラムでおおむね最初の2単位分で学習する内容の補習をおこないます。
内容は主に日本機械学会のテキストに準じていますが、受講生が所属する大学のシラバスに沿って内容を調整します。
中間試験や期末試験対策に加えて途中の課題の考え方等についても指導します。ただし宿題代行は絶対にいたしませんのでご了承ください。
指導者は元大学工学部機械工学科の教員であり、熱力学および流体力学を専門として大学での教育・研究を担当していました。期末試験や単位認定にも関わっています。大学レベルの専門科目指導はなかなか見つからないと思いますが、本コースは大学でBest Teacher賞を受賞した経験豊富な専門家による個別指導ですので、安心してお任せください。
海外大学在学の場合でも対応が可能です。アメリカやイギリスをはじめ英語圏への大学の進学熱が高まっていますが、進学後に専門科目を英語で受講することに苦戦しているという声もよく聞きます。指導者は海外経験が多く、アメリカ機械学会の委員やカナダで技術コンサルタントの仕事もしており日本との違いも熟知しています。英語での指導も可能ですのでご相談ください。
対象
日本国内の大学の理工系学部、機械・土木・建築等の物理系学科で学ぶ大学1年生および2年生が主な対象です。
目的
専門科目の力学の基礎について大学の授業で理解不十分なところを学習し、単位取得を目指します。基本は大学で学ぶ内容の補習です。
大学入学時の基礎学力に大きい問題がある場合は目的を達成できないことがあります。理工系で学ぶことができる目安としては、数学・物理とも共テで70%は取れるというレベルです。そこに満たない場合は理工系の内容に入る前にやるべきことがあるので、本コースではなく他の講師をあたってください。
講座の内容(例)
以下の授業科目名は代表的なものです。大学によって科目名は異なりますので、よくわからないときはご相談ください。標準的な内容を紹介します。
工業熱力学
第0法則、第1法則、第2法則
熱力学の一般関係式
各種ガスサイクル
蒸気サイクル
冷凍サイクル
流体力学
静止流体
ベルヌーイの式
運動量
管内の流れ
物体回りの流れ
ポテンシャル流れ
Navier-Stokesの式
材料力学(応相談)
応力とひずみ
引張と圧縮
梁の曲げ
軸のねじり
受講の流れ
準備と打ち合わせ
大学のシラバス、大学で既に授業がスタートしているならその授業ノートや授業での配付資料、期末試験などの過去問があれば、それらを提供してください。
これらをもとに、個別指導の内容やスタイルを決めていきます
個別指導の前
大学での進度を教えてください。その際、新規に入手した授業資料や授業ノート(板書など)も送ってください。
板書は教室で撮影した写真ではなく、自分でとった授業のノートなどを写真で送ってください。
個別指導
個別指導の基本は大学の授業の補習です。毎回の大学の授業でよくわからないところなどの補習を個別指導で学びます。
個別指導では単なる補習だけでなく、2-3年次以降に学ぶ専門科目で扱われるであろう内容も盛り込んで話題を広げていきます。専門科目の面白さ、学ぶ楽しさを一緒に体験していきましょう。
期末試験の過去問が入手できたら、期末試験に向けての過去問解説や重要なポイントを個別指導で学びます。
個別指導の後
個別指導の授業終了後に、その日のポイントをまとめたpdfを送ります。
個別指導のメモ等を整理して、大学の授業のノートや資料とともに保管してください。期末試験前の準備勉強のときにすぐに参照できるようにしておいてください。
期末試験前
大学の授業で扱った例題や練習問題を振り返りながら、過去問に取り組みます。
成果の例
内部進学で物理が苦手なまま理工学部に進学し、1年次の前期に開講された基礎力学の授業が最初から全く理解できず途方にくれていた。期末試験2カ月前から個別指導を受講し、過去問対策を中心に勉強を進めた結果、3割が不合格になるという期末試験でA評価をもらった。
海外大学(英語圏)の工学部情報系に在籍していたが、physicsの授業が3週めあたりから全く理解できなくなり個別指導を受講した。毎週の授業が大学の授業の補習となっていて、期間中に3回あった小テストも最後の期末試験もすべてクリアーし無事に単位を取得して卒業できることとなった。
1年次前期の必修科目を落としてしまい、後期はこれ以上必修を落とせない状況だった。追試験になっていた熱力学は合格でき、後期開講の流体力学は優を獲得した。
受講上の注意
シラバス、大学の授業ノート、過去問を提供していただきます。
期末試験まで1カ月を切っている場合はお引き受けできません
5回シリーズで対応できるのは1科目だけですのでご注意ください。
よくある質問
すべて英語で授業を受けることは可能ですか?
はい、対応可能です。別途ご相談ください。ただし英語を勉強する授業ではないことをご理解ください。授業はあくまでも力学を勉強するためのものです。もちろん専門用語や専門のフレーズは解説いたします。
三者面談や保護者との二者面談はありますか?
はい、不定期で対応可能ですのでいつでも声をかけてください。学習の状況や進路相談(就職や大学院進学など)が可能です。
高校数学・物理の基礎学力に不安がありますが理工系の授業についていけますか?
共テの数学・物理で70%を取れるぐらいであれば大丈夫でしょう。それ以下の場合は理工系での勉強に不安があります。必修科目の単位が取れなければ留年、卒業ができない、年限が長引けば除籍ということもありえます。高校数学・物理の基礎ができた状態で大学の授業や本コース(大学の補習)の受講をおすすめします。
次の募集は2026年1月頃を予定しています
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