帰国子女の大学受験対策は何をすればいい?受験までの流れや帰国子女入試を実施している大学を紹介

帰国子女の大学受験対策は何をすればいい?受験までの流れや帰国子女入試を実施している大学を紹介

「帰国子女だけど大学入試が不安」
「帰国子女枠の大学入試は何を対策したらいいんだろう」

このように悩んでいる方に向けて、本記事では帰国子女向けの大学受験対策を紹介してきます。

帰国生向けの大学入試は一般向けの大学受験と異なる部分も多いです。

どのように対策していけばいいのか、受験までのスケジュールはどんな感じなのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、帰国子女が大学受験をするときの対策方法や帰国後から受験までのスケジュールを解説していきます。

本記事を読めば、帰国子女の大学受験をイメージしやすくなり、自分が何をすればいいのかわかるようになります。

帰国子女枠がある大学はどのくらいある?


地球儀

まずは帰国子女枠が用意されている大学や学部をいくつか紹介していきます。

帰国子女枠入試が用意されている大学【文系編】


文系学部で帰国子女枠の入試が用意されている大学を紹介します。

  • 京都大学
  • 獨協大学
  • 南山大学
  • 国際基督教大学(ICU)
  • 東京大学
  • 上智大学
  • 立命館アジア太平洋大学
  • 早稲田大学
  • 慶應義塾大学
  • 一橋大学
  • 国際教養大学


国立や公立大学、難関私立大学でも帰国子女入試を行っています。

9月入学を実施している大学や帰国生向け入試を2月に実施している大学もあります。

帰国子女枠入試が用意されている大学【理系編】


理系学部で帰国子女枠入試が用意されている大学をいくつか紹介していきます。

  • 北海道大学
  • 大阪大学
  • 南山大学
  • 筑波大学
  • 国際基督教大学(ICU)
  • 岡山大学
  • 東京大学
  • 会津大学
  • 上智大学
  • 早稲田大学
  • 慶應義塾大学


文系同様に理系学部にも、帰国生向けの入試が用意されている大学は多くあります。

国公立大学や難関私立大も帰国生向け制度が充実しているので、ご自身の学力レベルや学びたい内容に合わせて選べます。

日本の大学受験対策にはオンライン家庭教師がオススメ


帰国子女として日本の大学受験を考えているなら、オンライン家庭教師の受講がおすすめです。

オンライン家庭教師なら、インターネット環境さえあれば授業を受けられます。

海外でオンライン家庭教師の授業も受けられるので早い段階から帰国子女枠入試の準備ができます。

また帰国してからも日本のどこにいても、同じオンライン家庭教師の指導を受けられるので入試まで同じ家庭教師から指導を受けることも可能です。

オンライン家庭教師マナリンクなら、帰国子女への指導実績を持つ家庭教師も多く在籍しています。

帰国から受験までの流れ


打ち合わせの様子

帰国子女枠で受験を検討している方向けに、帰国後から受験までの流れを解説していきます。

受験する大学や学部によって差はありますが、基本的な流れは以下の通りです。

  • Webエントリー・願書提出
  • 英語・小論文対策
  • 早稲田・慶應義塾大学の帰国子女枠入試(9月上旬)
  • 私立大学の帰国子女枠入試(9月下旬)
  • 国公立大学の帰国子女枠入試対策


Webエントリー・願書提出


帰国後は受験する大学にWebエントリーと願書の提出をしましょう。

受験する大学や学部の受験スケジュールは帰国前から調べておくと安心です。

英語・小論文対策


帰国子女枠の入試は英語と小論文が一般的です。

なので受験まではこの2科目を勉強していきましょう。

小論文は受験する大学や学部によって出題内容に差が出やすいです。

過去問や似ている問題を何度も解き慣れておきましょう。

早稲田・慶應義塾大学の帰国子女枠入試(9月上旬)


9月上旬に早稲田大学と慶應義塾大学の帰国子女枠入試が行われます。

第一志望校が別の大学でも、帰国子女枠入試に慣れるために受験しておく生徒も多いです。

私立大学の帰国子女枠入試(9月下旬)


早稲田大学や慶應義塾大学の帰国子女枠入試が終わるとICUやマーチなど他の私立大学の受験が始まります。

国公立大学の帰国子女枠入試対策


国公立大学の帰国子女枠入試は2月に行われます。

そのため、第一志望の大学が国公立大学である生徒は、10月から2月までは国公立大学の受験対策を行います。

帰国生入試の対策方法




帰国子女の方におすすめしたい受験対策を紹介していきます。

  • 英語力(SAT・TOEFL)を上げておく
  • 小論文対策は早めにスタートする
  • 海外での生活や勉強以外の活動も大切にする


それぞれ詳しく解説していきますね!

英語力(SAT・TOEFL)を上げておく


帰国子女枠の入試は、SATやTOEFLなどの統一テストの点数が重要視されます。

面接や小論文などは二次試験で行われ、一次試験は書類選考と統一テストの点数のみで決まる場合も多いです。

いわゆる足切りにあわないために、帰国前からしっかりと英語力を鍛えておきましょう。

同時に現地校での成績も、入試で見られるので現地校の授業も気を抜いてはいけません。

小論文対策は早めにスタートする


私立大学の入試は9月に行われるので、7月に帰国してから小論文対策を始めるのでは遅すぎる可能性があります。

可能であれば、海外在住時から小論文対策をしておきたいです。

  • 日本のニュースを海外でもチェックしておく
  • 日本語の本を読み語彙力を上げておく


上記のように自力でできる小論文対策もありますが、オンライン家庭教師の授業を受けるのもおすすめです。

海外での生活や勉強以外の活動も大切にする


海外でしかできない経験、海外生活を通して学んだ内容は面接や小論文対策にもいきてきます。

スポーツやボランティアなど勉強以外の活動も海外在住時に取り組んでおきましょう。

大学を選ぶ時のポイント


授業中の様子

最後に帰国子女枠で受験するときの受験大学の選び方を解説します。

  • 複数のレベルの大学を受験する
  • 学びたい分野の大学を選ぶ
  • 帰国子女向けの制度が充実している大学


複数のレベルの大学を受験する


「受験した大学で全て不合格になってしまった」
「もっと高いレベルの大学を受ければ良かった」

後悔しないように、複数のレベルの大学を受験すると安心です。

学びたい分野の大学を選ぶ


大学で勉強したい内容がはっきりと決まっていれば、その勉強ができる大学や学部を受験しましょう。

帰国子女枠入試では面接や小論文が実施されるので、「自分が大学で何をしたいか」とはっきり言える学生は受験に強いです。

帰国子女向けの制度が充実している大学


帰国子女向けの制度が充実している大学は、過ごしやすいですし同じように帰国子女の学生も多く集まります。

新しい環境に馴染みやすくなるので、可能であれば大学の制度も確認しておきましょう。

まとめ


帰国子女枠入試は、大学ごとに実施時期や科目が異なります。

まずは受験する大学や学部の受験情報を集めましょう。

帰国前は英語と現地校の授業対策を行います。

帰国後は小論文や面接対策を行っていくのがおすすめです。

帰国後に小論文対策をするのでは遅すぎると不安な方は、海外在住時からオンライン家庭教師にて小論文対策をしてもらうのもいいですね。

オンライン家庭教師であれば、海外にいても日本人のプロの家庭教師から授業を受けられます。

インターネット環境さえあれば、どこにいても授業を受けられるので帰国後も引き続き同じ家庭教師の指導を受けることも可能です。