現代文
の月額コース

【海外在住者向け】アメリカ在住の民俗学者と学ぶ日本語補習コース

【海外在住者向け】アメリカ在住の民俗学者と学ぶ日本語補習コース
無料体験あり
事前に先生とチャットでのやり取りとZoomを使った45分〜60分の体験指導/お打ち合わせが可能です。

こんな生徒さんにおすすめ!

  • 近所に日本語補習校がない。補習校の授業が教科書をなぞるだけなど、実力に繋がらない。興味が持てない。
  • 現在の実力や目標、ご家庭の状況に合ったオーダーメイドの学習計画を立ててほしい
  • 日本語は難しい単語などは分からないので、英語の対応もしてほしい

料金・時間

16,000
/月 (税込17,600円)
教材を話しあって決めます
1回 60
(一か月間に4回)

対象学年

  • 中学1年生
  • 中学2年生
  • 中学3年生
  • 中学浪人
  • 高校1年生
  • 高校2年生
  • 高校3年生
  • 高校浪人
  • 小学4年生
  • 小学5年生
  • 小学6年生
  • 小学1年生
  • 小学2年生
  • 小学3年生

内容

■この指導コースの特徴

海外在住の方のための国語のコースです。たとえば、サタデースクールの授業が中学3年生までで終了してしまった、または日本語補習校のない地域に引っ越してしまったために、日本語の勉強を続けたいけれどできない、といった方を想定しています。そのほか、補習校の授業が通り一遍で日本語力向上に繋がっていない場合も、ご家庭の事情に合わせてオーダーメイドの長期カリキュラムを組み、最後まで責任をもって指導します。

教師はアメリカにおりますので、アメリカ(EST 東部標準時)にいらっしゃる生徒さんは、時差なく受講可能です。また現在、大学院で民俗学研究者および大学図書館員として、日本語・英語ともにさまざまなトピックの膨大な資料と向き合い続けており、生徒さんのご興味に沿ったテーマの教材をピックアップすることにもこだわっています。生徒さんは、現地校の授業と並行して、なんとか少しでも時間を割いて日本語学習を行っていらっしゃいます。したがって(帰国受験を考えていらっしゃらない場合はモチベーションを保つためにも)できる限り、授業で扱う文章や問題のひとつひとつがご本人にとっての財産となりますよう配慮しながら、サポートを行っています。

 

■授業のすすめ方

オンラインの対面授業は月4~5回(各回60分程)ですが、事前にチャットで、お互いの準備がしっかりできるようにします。全てこちらでスキャンした教材から宿題を毎週お送りします。授業前までに解いて頂き、授業中は生徒さんの解答をもとに解説を加えます。ご希望があれば、語彙は定着のために毎回ミ二クイズを行い、間違えた問題は特にその後何度も出題しています。宿題量は、現地校の忙しさなどの状況に合わせて、ご負担になりすぎないように調整します。


*授業風景:このように、生徒さんからお送り頂いた答案の写真等をZoomで共有しながら授業を行います。

長期目標(3年間で○○程度まで日本語力を引き上げる、など)から逆算して、毎月様子をみながら、生徒さんお一人ずつの学習スケジュール(読解・作文・語彙力アップ計画)を組みます。以下の様な予定表を用いて、宿題・先月の振り返り・来月までの短期目標を可視化、共有しています。

■教材例

海外在住の生徒さんが興味を持って読み続けられる(かつ難易度がちょうどよく実力を養成できる)ものを話し合って決めます。何回か授業を重ねたうえで、変更していく場合もあります。なお、以下にあげた書籍はほんのわずかな例にすぎず、実際には生徒さん一人一人のご興味や必要性、レベルに応じて、ほかのものも使用します。


1. 物語・随筆

橋本治『桃尻語訳 枕草子』<上・中・下>(河出書房新社、文庫版あり)――清少納言を、現代にも通じる社会の中で生きているひとりの人間として瑞々しく蘇らせ、沢山笑わせてくれる名現代語訳です。橋本治さんが2019年に亡くなられた際の『ユリイカ』の特集や新聞記事、動画資料等も参照します。

樋口一葉「たけくらべ」(新潮文庫『たけくらべ・にごりえ』より抜粋)――キャラクターたちの切なさに思わず胸がきゅんとし、10代で作品にふれることができれば(主人公の子供達は実際より大人びて見えることもありますが同年代です)一生の宝物になります。池澤夏樹の日本文学全集より、川上未映子訳(河出書房新社、2015)も参照します。すずき大和の『まんが たけくらべ』は絵が非常にかわいらしく、物語を細部まで描写しているので、そちらも併用します。

 

2. 評論

川端康成 ノーベル文学賞記念講演「美しい日本の私」(講談社現代新書)――原文・英訳ともに美しいので、日英バイリンガルの方がお読みになると、より一層インスピレーションを受けられることと思います。

水村美苗『日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で』(筑摩書房)

河合隼雄『日本文化のゆくえ』(岩波現代文庫)

 

3. 問題集

代々木ゼミナール『新小論文ノート』(日本入試センター、2020)――こちらも日本文化について取り上げた評論からの抜粋など、扱われている文章自体が面白く、実際に帰国子女の予備校でも使用されているようです。

出口汪『出口の小学国語:レベル別問題集ゼロー理論編』――小学5,6年生レベルの日本語力の生徒さん向けです。読解の基本的なポイントが分かりやすく解説されています。日本語への抵抗を減らし、ほかの読解問題演習(たとえば啓明館『読解の基礎』)へつなげる第一歩になります。


4. アニメ

『斉木楠雄のΨ難』からの語彙・漢字問題――英語字幕と、何分何秒の場面からの出題なのかを併記し、生徒さんがアニメを観ながら自力で解きやすいようにしています。


5.その他時事トピック(2021年3月17日現在)

4日前に、海外にも知られる米文学者、巽孝之教授の最終講義「慶應義塾とアメリカ」“The Last Lesson: or the Origins of Keio Transnational American Studies”がありました。全部で2時間弱ある日本語講演ですが、YouTubeで視聴可能です。巽先生に関して、日本国内においてはNHK「チコちゃんに叱られる!」や朝日新聞の記事でご存知の方もいらっしゃるかもしれません。教師自身は学部時代に義塾の「米文学史」講義で薫陶を賜りました。講演では「トランスナショナル」と英語タイトルにあるように、米文学(英語)/日本文学(国語)といった垣根をこえて、文学そのもののきらめきについて論じていらっしゃいます。トランプ大統領的ポスト・トゥルース(オルタナティヴ・ファクト)や、歴史修正主義にとどまる危険性を元来はらみながらもなお、「失われた大義」“Lost Cause”という思想の中に、福沢諭吉の「やせがまん」にも通ずる抵抗の力を見出し、文学的想像力や物語化を積極的に再評価されていました。SNS等を介して拡散するフェイクニュースや現代オラルヒストリーのあり方といった民俗学的テーマにも接続しうる、示唆に富んだものでした。新型コロナウイルスという国境をこえた危機に接する現代社会において、いままさに国語の授業で取り上げるべき内容(受験の評論文対策にも有効)で、丁寧な解説さえあれば中高生でも十分に理解しうる教材であると思います。


■お問い合わせの際に知りたいこと

ご家庭のバックグラウンド、帰国受験を目指しているかどうか、生徒さんの直近の課題感、性格、趣味など。(文章要点把握に関しては中学生レベルでも、漢字や語彙学習は小学校3~4年生レベルなど、日本で市販されている教科書がぴったり合わない場合や、日々の日本語学習時間がご家庭でそれほど確保できない場合も想定しています。生徒さんのご興味のあることを事前に教えて頂けると、それに応じた教材を優先的に組み合わせて準備できるので、大変助かります。)

+その他指導の際に配慮してほしいこと

指導開始までの流れ

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