受験体験談〜大学受験編〜

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2021/6/28

みなさんこんにちは!

オンライン家庭教師の西村です。

理数系科目をメインで担当しています。


自己紹介はこの辺にして、早速本題に入りたいと思います。

前回の記事「受験体験談〜中学受験編〜」の続きになります。


中学受験ではたいして偏差値が上がらないまま、第一志望の私立中学に奇跡的に合格しました。

この中学は中高一貫校だったので高校受験の必要がありません。

定期テストさえパスしてしまえば問題がないので、中学に進学しても結局は真剣に勉強することはありませんでした。

理数系科目も苦手なまま。

数学も理解できない。

化学も全然ダメ。

物理なんてもっとダメ。。。

頭は完全に文系の頭でした。

でも僕の夢は医者になること。

このままで良いはずがありません。

文系の頭と言っても、成績がよかったのは現代文だけで、古典や社会などは全くダメでした。


要するに勉強は全般的にダメです・・・。

運動も得意ではなく、絵や音楽もダメ。

本当に現代文しかできない、かなり偏った中学生でした。

こんな感じでも無事に中学を卒業し、高校に進学。

エスカレーター式ってこんなに楽なのかと思ったことを今でも覚えています。

(進学校の中高一貫校は決してこんな感じではないかと思います)


高校に進学した途端、

「あと3年後には大学受験だ」

と突然焦り始めました。

「理数系科目ができないのはマジでまずい。今からでも理数系に転向することはできるのか」

そんな風に考えましたが、どうしたら良いのか全くわかりません。

何から手をつけて良いのやらさっぱりでしたが、とりあえず、自力で中学時代に使っていた数学の教科書を一からやり直してみることにしました。


やり直してみて愕然としました。

本当に何一つ分かりません。

授業で習った記憶はなんとなくあるんですが、全く解けません。

そこからはひたすら教科書に載っている例題・類題を使って、基礎部分の演習をやりました。

この時点で正負の四則演算すらまともにできていませんでした・・・。

でも、以外にすんなり頭に入ってきました。

全く覚えていない(できない状態)で復習を始めたのが良かったのかも知れません。

変に苦手意識とかが残っているまま復習をしていたら、結局理解できないままだったでしょう。

意外に理解できるぞということに気がつくと、中学の範囲の復習は結構早く終わりました。

それに伴って、高校の授業でやっている部分も徐々に理解度が上がって行きました。


なんとなく、ずっと曇っていた視界が急に明るく、開けたような印象を当時は持っていました。

これをきっかけに数学の成績が徐々に伸び始めます。

しかし、理数系科目、特に数学に目一杯時間を割いていたので、他の科目はボロボロ。


中学時代得意だった現代文の成績も並まで落ちてしまいました。

でも、もともと得意だし、好きな科目だったので受験前にもう一度やり直せばなんとかなるだろうと軽く考えていました。

完全に文系科目を捨て、理数系科目だけを頑張る日々が続きます。

おかげで国語の成績を数学の成績が追い越しました。


受験生になる頃には数学が一番の得意科目になっていました。

これならイケる!と思いながらも、もともとの苦手意識があるので数学はずっと頑張って勉強していました。


さてさて。

お話はセンター試験当日。

高校のクラスメートと同じ会場で試験を受ける時の緊張感は今でも覚えています。

結果は、どの教科もさっぱり(笑)。

あんなに勉強して、高校の成績も決して悪くないのに、試験はさっぱり(笑)。

いくら考えても分からないので、試験の最中に諦めて寝ちゃいました。

でも浪人は両親に経済的負担を負わせることになるので、浪人はせず、働くことを決意!

学校の成績は問題なかったので無事に卒業できました。

これからどうしようかなーなんて思いながら、卒業式からの帰りの車に乗っていたことを覚えています。

ということで、受験体験談〜大学受験編〜はここまで!


次回は恐怖の浪人生活について掲載したいと思います!

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