テストの点数が悪い時の声かけは?中学生の親御さん必見!

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2023/3/9

1.テストの点数が悪い時の声かけ~現状~

お子さまの定期テストの点数が悪い時の声かけは、皆さん(特に中学生の親御さん)はどのようにされているでしょうか?

「つまらないミスばっかりして勿体ないわね~」

「ちゃんと考えて書かないと駄目でしょ!」

「ちゃんと勉強していたの?」

そのように言ってしまう方も多いのではないでしょうか?


私が過去に塾で勤めていた時も、生徒さん(特に中学生)が落としている所を強調されたり、テストの点数が悪いことを叱責されたりされる保護者さまを多く見てきました。

それまでの20点台から40点台に上がっていても、「あんなのまだまだです。受験生だからもっと頑張るよう先生からも言って下さい!」と仰る保護者さまもいらっしゃいました。


おそらく、お子さまが一層努力して成績を上げてほしいという親御さんならではの願いがあるからこそ、そのような対処法をされていたのでしょう。

しかし、それにより本当にお子さまは一層努力して成績を上げることができているでしょうか?



2.テストの点数が悪い時の声かけ~小島の場合~

そのお子さまの性格にもよるので一概には言えないかもしれませんが、基本的には私は、失敗した部分を強調したり叱責したりは致しません。

お子さまが既に落ち込まれている状態でそのような対処をすると、余計に落ち込むことになり、逆効果だからです。

逆に意欲が低くて悪い点数を全く気にされていないお子さまでも、マイナスの声かけをすると余計にやる気がなくなります。


私は家庭教師として、次の対応や声かけをしております。

①取れている所を強調してしっかりと褒める。

②落としている所も、ある程度正しく考えられている場合はそこをしっかりと褒める。

③理解できていなかった所で、授業で一度は理解していた問題なら「あの時は解けていたから、もっと練習すれば大丈夫!」と声掛け。

④授業で触れていないが定着が難しくない問題の場合は「これから一緒に身に着けていこう!」と声掛け。

⑤その生徒には難しすぎる問題については、「ここは取れなくても仕方ない」と伝える。


また、②③については、ミスや解法忘れなどがなければ取れていた問題と考え、

「もしそれらの問題で取れていたら+20点、つまり~点取れるだけの実力が〇〇さんにはあるんだよ!自信持って!」

とお伝えします。


このように、生徒様の気持ちに寄り添うことを重視しております。


もちろんそれだけで終わるわけではなく、今回のテストの反省を踏まえ、今後のテストで挽回するための指導法やお子さまの勉強方法について、改めて練り直して実践致します。



3.テストの点数が悪い時の声かけ~おすすめ~

親御さんがテストの内容がある程度理解できる場合は、上記の私の対処法のうち①②⑤は実行できるでしょう。

逆にテスト内容が理解できない親御さんは、①に注力して褒めることは十分可能です。

「こんな問題が解けるようになったって凄いね!!お母さんはわからないよ!」

「こんな難しい問題、取れなくても仕方ないよ。でも何とか解けるようになって成績伸ばしたいね。家庭教師の〇〇先生に相談しようか。」

ぜひ一度実践されてみてはいかがでしょうか?



4.おわりに

勉強面以外でも、子ども(もしくは大人でも)が何らかのミスをした際、それを指摘することはあっても責めることは良くないと考えております。

なかなか改善されない場合は、どうしたら改善できるのかを一緒に考えます。


家庭教師の立場としてはもちろんですが、一人の親としてもその意識を持ちながら引き続き精進致します。

上記のような指導方針にご賛同頂ける方は、ぜひ一度お問合せ下さい!!

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