英検1級合格体験記

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2023/7/23

英検準1級合格後いよいよ英検1級へ


多くの英語学習者が近いうちか少し遠い未来かは別にして

ぜひ達成したいと思うのが

英検1級合格だと思います。


特に準1級合格後の英語学習者の多くが、

「いよいよ英検最上級へ挑戦できる!」と考え

意気揚々と次の目標(最終目標)に向かっていくことはよくあります。


また英語学習のモティベーションが一番高いのもこの段階が多いです。

中にはまだ1級に受かってもいないのに

1級の他にも通訳ガイド試験を目指したい、通訳や翻訳もやってみたいなど、

夢が先行する「夢見る夢男、夢見る夢子」が多いのもこのレベルの学習者のようです。


しかしながら「英検1級をなめてはいけない!」と思います。

英検準1級から1級合格のプロセスが

2級合格から準1級合格のプロセスより

ちょっと勾配が高く、 頑張りさえすればなんとかなると思うなら、その認識はかなり甘いです。


というのも

現在は英検1級(C1レベル)よりも格上の難易度の

ケンブリッジ英検CPE/国連英検特A級(C2レベル)に合格している筆者も

かつては英検1級に合格するまで

3回不合格の屈辱を味わいました。


O社の教本、全問題集、E社の通信講座等

普通に入手できる教材を精いっぱい独学でやるも

全く歯が立たず、3回とも不合格。目の前が真っ黒になりました。

やはり英検1級合格の壁は本当に厚いと痛感しました。


これは多くの1級合格を目指す英語学習者も共感できることだと思います。


合格の起爆力

それではどのようにして合格できたのか?

一言でいうと

「振り切って徹底的にやった」に尽きます。

英検1級の過去問を10年分揃え、

単語から徹底的にやりました。


知らない単語が出てきたら

調べまくって意味をノートに書き出しました。

その時他の単語との相性(コロケーション)にも注目し

フレーズ化したものをメモ程度でしたが横に書いておきました。


それを覚えきるまでなんども覚える努力をしました。


並行して読解、リスニングも納得できるまで

何度も解いて、何度も見直しをして、何度も聞き直して

「なぜそれが正解なのか、なぜ最初に選んだ誤答がダメなのか」

を100%納得できるまで検証し、確信したら次に行くようにしました。


英検1級合格のためのルーティン


日常の日課として

NHKテレビ「7時のニュース(News 7)」の英語放送、

NHKラジオ「ビジネス英語」をペースメーカーとして行いました。

(現在はやっていないのでpodcastでご自分に合うものをされるといいと思います)


ちょっとした時間に暇さえあれば単語暗記(出る順パス単)もしました。


また娯楽も日本のものではなく、

海外のテレビドラマや映画を2か国語放送で日本語と英語両方を聞き、

内容が理解できるまで同じものを何度も観ました。今ならNetflixがおススメです。


合格のイメージトレーニング


少し奇異に聞こえるかもしれませんが、

朝起きた時と夜寝る前に

3分~5分間目を閉じて英検1級の合格証書を手にして

喜んでいる自分をイメージするイメージトレーニング


「私は必ず次回の英検1級の試験に合格する」という

アファーメーション(肯定的な自己暗示の言葉を自分につぶやくこと)を行いました。


振り切った努力

不合格時代は人並み月並みの努力をして

受かる気になっていましたが、

受かった時の前はすべて振り切って 髪を振り乱して徹底的に、時間の経過を忘れる程やりました。


そして

ただやっただけでなく

理解できる喜び、正解できる喜び、手ごたえを感じている喜びを味わいつつ学習しました。


ここまでくれば正答率もメンタルも

必ず合格できるという自信が生じ、

実際その通りになったと感じます。


どの教材をどのようにどれだけやったかも大切ですが、

自分の限界を超える勢いで

「心技体」の調和を意識したことで

合格できたと思います。


現在、英語講師として

「英検1級に挑戦しているが、

なかなか受からず苦戦している人たちのために」

自らの経験をもとに時短で効率的に合格できる方法(心技体)を伝授しています。


本気で1級に受かりたい人には

必ず良いお手伝いができると確信しています。


この記事がお役に立てたら幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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