共通テスト特訓講座　速読演習で読み切る　9割目指す

共通テスト対策　読み切る！

とにかく共通テストは読み切れない方が多いです。一つには速読ができているかです。速読で求められるのは文章を節や句で分けて読めているかどうかに拠ります。これまでの学習でただ前から前からと和訳をしていって意味内容を理解しようとしている方はある一定の間違いに陥ります。それは例えば「if」という単語も和訳が違ってくるからです。毎回「もし」と和訳をしてしまえば設問の意味も読み違え結果として答えとしては全くどれも納得できない。納得できないからその設問の回答までに時間がかかってしまう。といった流れで試験時間の無駄遣いをしてしまい最後まで長文を読み切れずに5割～６割しか点数が取れなかったといった経験をしている生徒さんがいるかと思います。そもそも速く読む為には読み方の知識が必要なのです。そしてそれは英作文・文法問題・和訳・整序問題などの成績アップに繋がるのです。基礎を学んで共通テストまでに間に合わせましょう。現役生であっても浪人生であっても「始めるのに遅い」というタイミングはありません。始めてからどれくらいの時間をかけて取り組んでいけるかで、点数は確実に上がっていきます。

設問はどこから解くか

一つの助言として満点を取るべき学部を受験するのであれば「速読」ですが、６割から８割を取りたいのであれば「どの設問から解くか」というのも受験対処方法の一つです。大問２と大問３は比較的点数が低い上に読むのに時間がかかります。それは問題構成的に書かれている答えを探す作業に時間がかかりやすいように作られているからです。一方で大問４~大問６は基本的には速読できることや語彙力は必要ですが、読んでいけば、「どこに答えが書いてあるか分からない」といった悩みがないように文章から探すことができるはずです。なので、自分の取りたい点数を設定してどこから解くかも一つ工夫として取り入れてください。

テーマにあった語彙力

英語では背景知識が必要です。受験生は受験に時間をとられ世界情勢に疎くなってしまいます。英文読解で読まされてる内容は新しい・古いにかかわらず情報をそもそも日本語で最初から知っていたかどうかです。日本語でも知り得ない知識を英語で読むことは基本的に最初からタイムロスです。なので医療系・環境系・文化系・情報系など様々な分野での背景知識を学習していくことが必要です。私の授業ではそのような背景知識構築もお手伝いしていきます。

単語の書き換え

共通テストでは本文中にでてくる語彙を設問ではわざと違い語彙で書き換えて出題されています。その為、語彙力が足りない学生であれば、どの箇所を答えるべきかが最初から見つけられないといった結果になってしまいます。基本的には英検２級レベル~準１級レベルの語彙が出題されています。そこで、私の授業では単語の書き換えについての知識も必要となってきます。

ディスコースマーカーを正しく導入

知識としてディスコースマーカーを長文読解に取り入れましょう。「順接」「逆接」「情報の追加」「結論」「反論」など、英文ではテーマを読み進める上で話の展開を正確に把握しているかが必要です。ここで必要とされる知識が「ディスコースマーカー」です。逆接の前後文脈では、何をもってして話が逆接になったのかを設問で問われることがあったりします。また大問５のようにサマリー一覧として長文の概要理解を促す箇所がありますが、その流れを理解する為にもこの「ディスコースマーカー」を正しく理解しておけば長文全体を読み前に事前に全体概要を速く理解することができるようになります。私の授業では、この箇所についても指導して定着をはかっていきます。