子供が必ず提出物を出すようになる方法を大公開!
2024/1/14
うちの子、何度言っても学校のワークを出さないし、テストの点数もあまり取れません。
提出物だけでもなんとか出して欲しいのですがどうすればよいでしょうか?私の元に、中学1年生のお母さんからそんなお悩みが寄せられました。
再来年には高校受験もあり、内申点も今のままでは程遠い。それにテストの点数もそこまで良いわけではないので提出物だけは出すように学校の先生から言われても、「わかりました」というのはその時だけ。家に帰ったら忘れてしまう。。
ちょうど思春期や反抗期の時期も重なり、なかなか学校の先生や親の言うことを聞く年齢ではなくなってしまいます。お母様から「提出物は終わったの?」「ちゃんと期限内に提出したの?」と聞いてもかえって逆効果になってしまうのです。
では、どうしたら子供がしっかりと提出物を出すようになるのでしょうか?
私が担当している生徒様は勉強が苦手な子がほとんどですので、大体の生徒さんは始めは、テストの点数だけではなく、ノート提出やワーク提出などの提出物もままなりませんでした。ですが今では全員がしっかりと期限内に提出物を提出し、かつ、定期テストでも高得点を取っています!ここまで何度も言っても提出物を出さなかった子が提出物を出すようになる理由を知りたくありませんか?
目次
- 必ず提出物を提出するようになる方法
- なぜ出すのか?を明確化する
- 小さな成功体験を積ませる
- ゴールを明確にする
- 提出物を出すことは点数アップや内申点アップにもつながる
必ず提出物を提出するようになる方法
今まで全く提出物を出さなかったお子様でもすぐに提出物を出して、かつ内申点や定期テストの点数もアップされる方法はこれだけ!
・なぜ出すのか?を明確にする
「テストの点数だけ取れればいいや」「テスト直前に全部答えを写せばいいや」「出してない友達もいるから大丈夫」
提出物をなかなか出さないお子様はこんな考えを常に持っています。
そこでお母様から「早く提出物出しなさい!」「学校のワークは終わってるの?」と言っても反抗するばかりです。
まずは、お子様と一緒に「なぜ提出物を出さないといけないのか?」ということを話し合って欲しいのです。また、そこに嘘でもいいのでお母様の実体験も入れてあげるとなおよいです!
提出物を出さないことによるメリットは1つもなく、デメリットばかりなのです。
ここからは提出物を出さないとどうなるのか?について説明します。
学校の提出物はただ出したら良いのではありません。もちろんテスト前にはノート提出やワーク提出にしっかりと期限が設けられています。学校の教科担任の先生は、テストの点数だけではなくこの提出物を出しているのか?出していないのか?を基準にして通知表を作成し、内申点を出しています。
この内申点は高校受験の際にかなり大切になってきます。例えば推薦で行けるはずの高校も、提出物を出していない為に内申点が足らず、推薦枠を貰えないなんてお子様もたくさんいます。
それに、提出物をしっかりと期限内に出すことによって先生からの印象が良くなるだけではなく、お子様自身の計画性も育成されます。テスト前のテント勉強の計画を立てたり、学校のワークをどのくらいのペースで解いていけばテスト前までにワークを2.3周できるのか?などと言った学習計画にもつながります。
まずはお子様と一緒に提出物を出さないことによるデメリットを説明し、提出物は内申点や今後の進路にもとても重要になってくるということをぜひ話し合ってみてください。
・小さな成功体験を積ませる
小さな成功体験を積ませるとは一体どういうことなのか?
提出物を今まで全く出してこなかったお子様に、急に全ての提出物を出しなさいと言ってもかなり難しいのが現実です。
例えば「テスト前までに5教科のワークを提出する」といった課題があるならば、まずは得意な科目のワークだけでも提出するように促してあげるのです。
英語が得意な子ならば英語のワークを提出できたという成功体験から、英語と数学、国語、理科、社会のワークとどんどんワークを進めていき、最終的には期限内に全ての範囲のワークを終われせて提出することができるようになります。
・ゴールを明確にする
お子様にとっては提出物を出すのが最終ゴールかもしれませんが中学校3年間を踏まえて高校進学を考えると、最終的なゴールは高校受験になります。
ノートやワークの提出はあくまでその手段に過ぎません。また、テストの点数がそこまで良くなくても5教科全ての提出物をしっかりと期限内に提出することによって内申点がもらえることももちろんあります(実際にそれで推薦枠をもらえたお子様もいらっしゃいます。)
よって、まずはゴールを明確にしてサポートしてあげるのが一番の近道になってくるのです。
私の授業では「繰り返し解く」ことを最も大切にしています。
何度も何度も繰り返し復習して解いていくことで、完璧な定着に結び付けます。
これは、授業だけではなく提出物にも言えることです。
しっかりと予定を決めてワークを何度も繰り返し解きなおすことでテストの高得点への近道となるのです。
・なぜ出すのか?を明確化する
私の授業では、定期テストの範囲表が出た段階で通常授業だけではなく、学校の提出物の確認から始まります。
・ノート提出とワーク提出はいつまでなのか?・今どのくらい終わっているのか?・いつまでに終わらせる予定なのか?
この3つを一緒に決めさせていただきます。他講師でここまで一緒に決めてくれるところは見たことがありません。そして、授業以外の家庭学習も徹底して管理いたします。
・明日はここからここのページを解く・明後日はこのページを解く・◯日には全て終わっている
このような段階に持っていくことができます。お母様からお子様にいっても聞いてもらえることはなかなか難しいと思います。
それぞれのお子様に合った学習プランを立てて、テスト前は提出物チェックも徹底して行わせていただきます。
私が担当している生徒様で提出物が遅れた子は現在1人もいません。
・小さな成功体験を積ませる
私の授業では成功体験を積ませることを大切にしています。
例えば授業中では「とにかく褒める」を徹底しており、どんなに簡単な問題であっても合っていればとことん誉めます。仮に間違っていたとしても決して否定することはせずに、「なぜ間違ってしまったのか?」を一緒に考えることで理解力向上を図ります。
これは提出物にも言えることです。得意な教科のワークが早く終われば、「今までは全然終わらなかったのに期限内に終わった!」と成功体験ができます。
このように、小さな成功体験をたくさん積ませることで最終的には「自ら計画を立てて実行できるようにする」ことを目指しています。
・ゴールを明確にする
ご家庭でお子様とお母様が一緒に話し合うのもとても大切なことです。しかし、受験情報や勉強の進め方を親と話し合うことに、思春期の子供はとても嫌がります。
まずはお子様と一緒に提出物を出すことによってどんなメリットがあるのか?もし提出物を出さないと今後どんなデメリットがあるのか?を説明していきます。
一方的に説明するのではなく、お子様と一緒に考えながら話し合うことで、今の自分のゴールが明確になります。
最終的には「提出物チェック表」というものを一緒に作成し、しっかりと期日までに終わっているのか?をチェックしながら授業を進めていきます。
・提出物を出すことは点数アップや内申点アップにもつながる
上記でも説明しましたが、提出物を出すことは今後の内申点アップや点数アップにも繋がってきます。
例えば定期テストの点数が良くなくても提出物で内申点を補うことも可能です。
また、点数アップに繋がるとはどういうことなのか?について説明させていただきます。
提出物を出すということは=しっかりとワークを解いているということになります。私の授業では基本的にテストまでは、最低でも学校のワーク2周を徹底しております。
よって、提出物を出すという意識が高まるだけではなく、2周もしているからこそ、嫌でも問題を覚えてきます。
期限内に提出物をしっかりと提出でき、かつ定期テストの点数もあがる!といった一石二鳥ですね!
今では全員がしっかりと提出物を出すことができています。そして、もちろん点数アップにも繋がっています。
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