SAPIX・四谷大塚・早稲アカ生が6年生で失速する本当の理由
― 算数と理科は「復習量」では決まりません ―

6年生に入ってから、こんな声をよく聞きます。
• 5年生までは何とかなっていた
• 勉強時間は増えているのに成績が下がった
• 算数と理科が急に難しく感じる
• マンスリーや組み分けで順位が落ち始めた
SAPIX、四谷大塚、早稲田アカデミー、日能研、希学園。
どの塾でも、6年生で「一度失速する層」は毎年必ず出ます。
そして多くのご家庭が、
「演習量が足りないのでは」
「もっと復習させた方がいいのでは」
と考え始めます。
ですが、ここで一つ、
現場を知っている立場からはっきり言えることがあります。
成績が落ちる原因は「復習不足」ではありません

6年生で失速する生徒の多くは、
• 宿題は真面目にやっている
• 授業も一応聞いている
• テキストもそれなりに回している
つまり、
やるべき量はやっているケースがほとんどです。
それでも点数が取れなくなる理由は、
算数・理科の問題が、
「知識再生型」から「構造理解型」に切り替わるからです。
算数で起きている“見えないズレ”

6年生になると、算数は
• 条件整理
• 図・表の使い分け
• 単元融合問題
が一気に増えます。
ここで多くの生徒がやっているのが、
• 解法パターンを覚え直す
• 類題をひたすら解く
という勉強です。
しかし実際の入試問題や、
SAPIXのマンスリー後半、
四谷大塚の組み分け上位問題では、
「この問題、どの単元か分からない」
という状態が普通に起こります。
この時点で必要なのは
公式や解法ではなく「どこを見る問題か」を判断する力です。
これは、
解説を読むだけの復習では、絶対に身につきません。
理科で点が安定しない本当の理由

理科も同じです。
• 暗記はしている
• 用語も覚えている
• 一問一答はできる
それでも、
• 記述で点が取れない
• 実験考察で落とす
• グラフ問題でミスをする
この原因ははっきりしています。
「なぜそうなるか」を説明する練習をしていないからです。
理科は6年生後半になるほど、
• 因果関係
• 条件比較
• 実験の意図
を問われます。
ここで必要なのは
覚えた知識を使って説明する訓練です。
模試・判定テストで見るべきポイントは偏差値ではない
首都模試、合否判定テスト、公開模試。
結果を見ると、どうしても
• 偏差値
• 合格可能性
に目が行きます。
しかし、
私が一番重視するのはここです。
• 正答率30〜50%の問題を落としていないか
• 条件読み違いが何問あるか
• 時間切れなのか、理解不足なのか
ここを見ずに
「次はもっと頑張ろう」で終わると、
同じ失敗を繰り返します。
集団塾では「見てもらえない部分」がある

これは、
集団塾が悪いという話ではありません。
集団塾では、
• 授業は予定通り進む
• 個々の思考過程までは追えない
• 間違え方の癖は共有されない
という限界があります。
特に算数・理科は、
「どこで考え違いをしたか」を
ピンポイントで修正しない限り、
点数は安定しません。
成績が戻る子に共通する変化

6年生で一度落ちたあと、
成績が持ち直す生徒には共通点があります。
• 問題を見た瞬間の着眼点が変わる
• 解説を読む前に「自分の考え」を言語化する
• 間違いを「単元」ではなく「思考ミス」で分類する
これは、
勉強量ではなく、勉強の質が変わったサインです。
「今のやり方で合っているか」を一度確認してください

私は、
元大手中学受験予備校講師として10年以上、
算数・理科を中心に、
多くの中学受験生を見てきました。
また、学習塾講師向けの中学受験説明会にも
年間10回以上参加し、
各塾の出題傾向・評価基準を常に分析しています。
開智日本橋、広尾学園、広尾小石川、三田国際、大妻、秀英、渋幕、慶應、早稲田、高槻(その他多数)など、
御三家から有名大手校まで幅広い合格実績があります。
まずは無料で、今の状況を整理しましょう

私は現在、マナリンクで中学受験専門の講師をしています。
無料体験授業の前に、
一度、今の悩みを相談してください。
• 今の失速は想定内なのか
• どこを直せば戻るのか
• 集団塾を続けるべきか、補強すべきか
相談だけでも構いません。無料です。
無理に授業をおすすめすることはありません。
「最近、成績が不安定になってきた」
そう感じた今こそ、確認する価値があります。
